英語長文の速読スピードをアップする方法!リーディングが得意になります

ちーや
英語長文のスピードを上げたいな。でもどうすれば読むスピードって早くなるんだろう?具体的な勉強法を知りたい!

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • 速読スピードをアップするとは?
  • 長文の「速読」と「読解」は別スキル?
  • 長文の速読スピードを爆発的にアップさせる方法
  • 速読スピードを伸ばすオススメの参考書3選
  • 速読スピードを上げるために最後にすべきこと

僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業ましたが、最初はリーディングスピードが上がらず、すごく苦労しました。

読むスピードが上がれば入試での点数は高くなるし、英語から得られる情報量も圧倒的に増えます。今回は、僕が長文の速読スピードを爆発的に伸ばした方法を、具体的にご紹介します!

英語長文読解の速読スピードをアップするとは?

僕は速読スピードをアップするとは以下のことができるようになることだと思っています。

速読力とは
  • 英文を制限時間内に読む力
  • 英文の内容を80%以上理解できる力
  • 設問に対し、適切な回答を導ける力

受験のリーディングにおいては「1分間に100語以上の問題はない」と言われていて、もしこのスピードでセンター試験の問題を解いたとしたら、半分の時間で問題を読み終えてしまうスピードになります。

ちーや
圧倒的速読スピードとはまさにこのことだね!笑

逆に言えば、これ以上の速度を求めている大学はないので、長文読解スピードとして目指すべきゴールはここだということになります。

英語長文の「速読」と「読解」は別スキル

ここで気をつけなければならないのは、「速読」と「読解」は別スキルである、ということ。

速読スピードが速くなっても、読解スキルがなければただ英語を空読みしているだけで内容は一切入ってこないし、逆に精読スキルだけ身に付けても読むスピードが遅ければタイムアップで点数は伸びていきません。

例えば、ウサインボルトは100メートルを超高速で走ることができますが、42.195kmのフルマラソンが早いかと言われると、きっとそうではないですよね。

同様に、英語の長文を読む上では「速読する力」も「読解力」も、どちらも必要になるのです。

そして、入試の長文読解における「速読」とは、「英文の大半はある程度理解できる速度で読み、わからない部分のみを精読で分析する力」なので、速読力も読解力もどちらも必要になるのです。

ちーや
英語の長文読解力を上げる方法に関しては下の記事にまとめてあるよ!

英語長文の速読スピードをアップする方法

速読スピードをアップするためには「スラッシュリーディン」のスキルが必要になります。

スラッシュリーディングとは

英文をスラッシュで前から区切り、英語を英語の語順のまま理解すること。

スラッシュリーディングは元々同時通訳者が英語を瞬時に理解するための練習方法として採用されたトレーニング方法で、主にリスニングスキルの向上に使われますが、リーディングする時も自分の脳内で英語の音に変換するため、脳の中での処理はリスニングをする時と同じだと言われています。

つまり、スラッシュリーディングを行うことで、英文を読んだ瞬間に理解できるようになるのです!

英語長文の速読スピードを上げる時の脳内理解

少しだけ下の例文を見てください。

This is the apple that my friend gave me yesterday.

この英文を見た時、あなたならどのように理解しますか?

この解釈って2通りあると思っていて

  1. これが昨日、友達が私にくれたリンゴです。
  2. これがリンゴです、私の友達がくれた私に昨日。

1の日本語ってすごく綺麗でスッと理解できますが、2の文はかなり違和感ですよね。

でも、速読する時は2の読み方が圧倒的に正しいリーディング法なんです。

受験経験者であればきっと分かると思いますが、英文を日本語訳にする時は後ろから訳した方が綺麗な訳になるし実際点数も高くなるので、英文を最後まで読み切るまで内容理解をしないんですよね。

これは「返り読み」と呼ばれていますが、最後まで英文を読んだ後にまた最初に戻って理解を始めるので、読む部分が重複します。結果的に時間が多くかかってしまい、速読スピードは落ちてしまいます。

英語長文の速読スピードをアップするコツは、英語を英語の語順のまま理解すること。

英語は英語で理解し、読み解いていく力が速読スピードを爆発的に伸ばすのです!

スラッシュリーディングの3つのメリット

スラッシュリーディングのメリットは以下3つあります。

スラッシュリーディング3つのメリット
  1. 長文の速読スピードが爆発的にアップする
  2. 難易度の高い英文が理解できるようになる
  3. リスニング力が同時に伸びる
ちーや
1つ1つ具体的に掘り下げていくよ!

スラッシュリーディングのメリット1:長文の速読スピードが爆発的にアップする

少しだけ下の図を見てください。

この図は返り読みをした時の思考の動きを表したものですが、返り読みだと何回も読み直していますよね。

でもスラッシュリーディングをするとこのような感じになります。

スラッシュリーディングは1回で読み終えることができるので、時間のロスがありません。

ちーや
スラッシュリーディングを使うと効率的に英文を読むことができるんだね!

スラッシュリーディングのメリット2:難易度の高い英文が理解できるようになる

少しだけ以下の文を見てください。

The apple that my friend gave me yesterday should be on the table but I only can see bananas!

(昨日友達がくれたリンゴがこの机の上にあるはずなんだけど、バナナしかないよ!)

この英文ってちょっと長くて複雑に見えますが、スラッシュリーディングを使うとすごく簡単になります。

スラッシュリーディングの場合

The apple /that my friend gave me yesterday /should be on the table/ but I only can see bananas!

(リンゴ/友達が昨日くれた/この机の上にあるはず/でもバナナしかないよ!)

  1. the apple
  2. that my friend gave me yesterday
  3. should be on the table
  4. but I only can see bananas

シンプルな4つの文になりました。これならすごく簡単に理解できますよね。

長い英文を一気に理解しようとするとハードルが高くなりますが、短い英文に分割すると理解しやすくなるのです!

スラッシュリーディングのメリット3:リスニング力が同時に伸びる

スラッシュリーディングは、本来同時通訳者が瞬時に英語を理解するために使用するトレーニング法なので、リスニング力をアップする際にも大きな効果を発揮します。

リーディング同様、耳から入ってきた英文を英語の語順のまま理解することができるようになるので、リスニングの理解も早くなるのです!

リーディングもリスニングも脳内での処理は同じなので、どちらから始めても効果はありますが、リーディングであれば自分のペースで学習を進めることができるので、ある程度英語の聞き取り練習を行ったあとはリーディングからリスニングを上達させる方が伸びやすいと思います!

ちーや
英語の聞き取り練習に関しては下の記事に詳しくまとめてあるので、合わせてチェックして見てね!s

長文速読スピードをアップするスラッシュリーディングのやり方

ここでは長文の速読スピードをアップするスラッシュリーディングの効果的なやり方について解説します!

ちーや
やり方がわからない人は順番に試してみてね!

スラッシュリーディングのステップ1:区切る場所を覚える

英文を区切れる場所は大まかに分けると6つあります。

スラッシュできる場所
  • 前置詞や副詞の前
  • 動名詞や不定詞の前
  • 過去分詞の前
  • 接続詞や疑問詞節、関係詞節の前
  • カンマ、セミコロン、コロン、ダッシュの後ろ
  • 長い主語や目的語、補語の前
ちーや
スラッシュリーディングは英文を区切って理解することが目的だから、基本的には自分の好きな部分で区切ってOKだよ!

スラッシュリーディングのステップ2:準動詞(動名詞や不定詞)で区切る

どんなに長い英文であっても「英文の中に本動詞は1つしかない」というルールがあり、それ以外の動詞は動名詞か不定詞です。

本動詞さえ見つけることができれば英文の内容理解は早くなるし、速読スピードもグッと向上するので、まずは準動詞で区切る練習をしていきましょう!

  1. The gentleman/ talking with the lady/ is my boss.
    (この男性/女性と話している/私のボス)
  2. She worked hard/ to get /high mark in the final examination/ to proceed/ to university.
    (彼女は大学に進学するために、期末テストで高得点を取れるよう一生懸命勉強しました)
ちーや
かなり複雑な英文でも動名詞やTo不定詞を区切っておくとすごく読みやすくなるよ!

スラッシュリーディングのステップ3:前置詞や副詞の前で区切る

少しだけ下の例文を見てください。

As I know/, the red wine/ on the table/ was imported/ from Australia.

(私の知る限り/その赤ワイン/テーブルの上の/輸入されている/オーストラリアから)

この英文ちょっと長くなっていますが、本当に大切な部分って「赤ワイン、輸入されてる」だけですよね。ワインがどこに置かれ、どのようなものなのかという情報が追加されているだけなんです。

つまり、「As I know」とか「on the table」とかは飾りなので、ぶっちゃけ必要ない。

そのような飾り付けの役目をしている前置詞や副詞はドンドン区切ってしまいましょう!

  1. I’m walking/ in the park.
    (私は歩いています/公園を)
  2. To be honest,/ I feel sick/ today.
    (正直なところ/風邪気味です/今日)
ちーや
3語以上になると脳の処理スピードが追いつかない人が多いけど、「gradually」や「recently」など1語しかない場合は区切る必要はないよ!

スラッシュリーディングのステップ4:関係詞の前で区切る

多くの人を「長文苦手」にしているのが、この関係詞です。関係詞は文と文を繋いで説明する役目を担っていますが、繋がりが見えず英文が複雑に見えてしまいます。

例えば、以下の例文。

The blue book on the table is the one that (which) my friend gave me as a birthday present.

(テーブルの上にある青い本がまさに、友達が誕生日プレゼントにくれたものです)

この英文は「The blue book〜」と「my friend gave〜」の2つの英文がthat (which)で繋がっていますが、スラッシュで区切ると結構簡単になります。

ちーや
関係詞は「Who, Which, What, Where, When, How」で始まることが多いから見つけやすいよ!
  1. This is the girl/ who Tom is interested in.
    (これが女の子です/トムが気になっている)
  2. This is the café/ where I used to work.
    (これがカフェです/私が以前働いていた)
  3. I don’t have idea/ how to fix the machine.
    (私はわからない/どのようにこの機械を直すのか)
  4. I don’t know what to do.
    (私はわからない/何をすべきなのか)
  5. The hospital,/ which I used/ when I broke my arm,/ will be closed/ on Christmas Eve.
    (この病院/私が利用した/私が腕を骨折した時/閉まる/クリスマスイブに)

スラッシュリーディングのステップ5:接続詞の前で区切る

接続詞も関係詞と同様に英文を繋ぐ働きをしますが、少しだけ違うのは文同士が英文法的に同じであるものを対等に並列すること。

例えば、「work」を「and」で繋ぐ場合、「talk」など、文法的に対等な動詞がくる必要があるのです。

ちーや
「and, but, because, after, however」などが出てきたら、すぐに区切って「同じ役割なのね、ふむふむ」くらいの気持ちで読んでね!

I would like to make a presentation,/ but some data/ to proof the theory/ is not enough.
(プレゼンしたい/でもいくつかのデータ/この理論を証明する/十分でない)

ちーや
この英文の場合、「S+V」の構文が並列されているから、but以降にも「S+V」が来るんだな、と確認すると構文理解の間違いが減るからオススメだよ

また、「I think/ suggest/ suppose/ expect」の後は接続詞Thatが置かれて文章が長くなることが多いので、要チェックです!

I think/ that she would probably keep saying/ that she want to study abroad,/ even if/ her parents were against it.

(私は思う/彼女は言い続けるだろう/留学したいと/たとえ/彼女の両親が反対しても)

さらに「カンマ(,)」や「コロン(:)」で英文が繋がれている場合も、接続詞と同じような役割があるので、そこでスラッシュしましょう!

  1. As soon as/ I got to the station,/ I rushed/ into the bathroom.
    (瞬間/駅に着いた/私は急いだ/トイレへ)
  2. He has 3 kids:/ Tom, Michael, Kevin.
    (彼には3人の子供がいる/トム、マイケル、ケビン)

関係詞や接続詞を使いこなせるようになると話せる英文も長くなるので、英語を実際に使えるようになりたい人は、ぜひマスターしてください!

ちーや
英語を長文で話すコツは下の記事に詳しくまとめてあるよ!

スラッシュリーディングを行う時の2つのコツ

スラッシュリーディングする時のコツは主に2つあります。

スラッシュリーディング2つのコツ
  1. 区切る場所は長さは自分の弱点で決める
  2. 慣れてきたらスラッシュの数を減らす

速読で躓く1番の理由は、自分が文法的に苦手としている場所。

僕の場合、関係詞と動名詞がすごく苦手だったので、毎回そこで読むスピードが遅くなっていました。

スラッシュリーディングの目的は、速読スピードを上げること。

自分のスピードがどこで落ちるのかをまずチェックし、苦手分野を徹底的にスラッシュしていってください!

また、最終的にはスラッシュなしで読めるようになることがスラッシュリーディングの目的でもあります。

英文の構造が把握できるようになるとスラッシュで区切らなくても英語の語順のまま理解できるようになるので、結果としてリーディングのテンポも上がるようになります。

慣れないうちはスラッシュ地獄ですが、徐々にスラッシュを減らし、一気に読める英文を長くしていきましょう!

英語長文の速読スピードをアップする時にオススメの参考書3選

ここでは僕が速読スピードを上げるために使用していたオススメの参考書を3冊ご紹介します!

ちーや
紹介する参考書は全てスラッシュリーディングに特化したもの、且つ英文が簡単なものばかりだから、ぜひ参考にしてみてね!

スラッシュリーディングおすすめ参考書1:「究極の英語リーディングvol.1」

スラッシュリーディングの鉄板になっている参考書です。

使用されている英文はアルクが定める基礎単語の1000語で構成されていて全て中学レベル。英語初心者でもサクサク読み進められる参考書です!

この参考書がオススメなのは、スラッシュリーディングのトレーニングが設けられていること。

ちーや
僕も最初はスラッシュリーディングのやり方がわからなかったけど、この参考書で英語を英語の語順のまま理解する土台を作ることができたよ!

スラッシュリーディングおすすめ参考書2:「大学入試英語長文ハイパートレーニング」

「究極の英語リーディングvol.1」に慣れてきて少しだけレベルを上げたい時にオススメの参考書です。

英語長文は「速読力」と「読解力」どちらもあって初めてできるもの。

「大学入試英語長文ハイパートレーニング」ではスラッシュリーディングを鍛えつつ、同時に構文トレーニングによって精読力を上げることができるようになっています。

難易度も「超基礎編」、「センターレベル編」「難関編」と3つあるので、自分のレベルに合わせて選ぶことができます。

CD付きなので、スラッシュリーディングの練習が終わった後は音読教材としても使えます!

ちーや
音読の効果とやり方については下の記事に詳しくまとめてるから、参考にしてみてね!

スラッシュリーディングおすすめ参考書3:「英語スラッシュ・リスニングトレーニング」

上記2つの参考書で基礎が固まり、少し上級レベルでトレーニングしたい人にオススメです!

この参考書はプロの通訳者がトレーニングする際に使用する最も鉄板な参考書で、元々はリスニングに使われるものですが、リスニングとリーディングの脳内処理は同じなので、リーディングにもかなりの効果があるのです。

スラッシュリーディングの練習はもちろんのこと、シャドーイング教材としてもすごく優秀なので、スピーキング力を伸ばしたい人にもすごくオススメです!

ちーや
シャドーイングの学習効果とやり方については下の記事にまとめてあるから、ぜひチェックしてみてね!

最後は多読で長文を読み切る体力を!

僕は元々英文を読むのがすごく遅くて留学前はかなり不安でしたが、スラッシュリーディングで速読スピードを徹底的に鍛え上げ、メルボルン大学という生き地獄を耐え抜くことができました。

(↑メルボルン大学のディスカッション風景↑)

スラッシュリーディングは言わば短距離走。

フルマラソンを走り切るには、英文を読み抜く体力なるものが必要になります。

ちーや
英文を読む体力は「多読」で圧倒的に伸ばすことができるよ!多読の勉強法については下の記事に詳しくまとめてるから、ぜひ参考にしてみてね!

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