知らなきゃ損1?英文法を勉強しない本当の意味と僕が行なったこと

英文法の勉強って小難しくてすごく面倒くさいですよね。英語を話す時に文法は気にする必要はない!とか噂はよくあるので、「英文法勉強しない」って選択肢はないのかな?って考えてしまいますよね!多くの英語学習者が文法を「勉強する」という意識で学習を進めますが、実はそれでは英語力は伸びてはいきません。英文法の意識を変えなければ、いくら勉強しても文法力は付いてはいかないのです。英文法が苦手な方、英語力を伸ばしたい方は、ぜひみてください!

英文法を勉強しないとどうなる?英文法の重要性

少しだけ、下の図を見てください。

英語は主に単語、文法2つの要素がベースにあります。特に文法は英語の配置を整えるルールとして、英語そのものを支える大切なものです。例えば、以下の文を見てください。

Apple yesterday the me gave my that is friend this.

日本語にすると、こんな感じです。

りんご昨日私に私のくれた友達これが

全くもって、意味がわかりませんよね。最早日本語ではありませんよね!では、こう変化するとどうでしょうか?

This is the apple that my friend gave me yesterday (これが昨日私の友達がくれたりんごです)

すんなりと意味が入ってくると思います。これが、文法の力です。単語をわかっていても、フレーズを理解していていも、文法力が欠落していると英語ではなくなってしまうのです。「英語は配置の言語」と言われているように、単語や前置詞などが置かれる場所によってその役割が異なり、そして意味も変わってしまいます。英語力を伸ばそうと思った場合、英文法力は絶対に必要なのです。

「英文法を勉強しない」ってどういうこと?

英語が苦手!という人の多くは、基本的に2つのステップで躓いています。

それは、単語を暗記することと、文法を勉強すること、です。

この2つの壁を越えられない人が、「英語を苦手」と感じる傾向にあります。逆にこの2つのハードルさえ超えることができれば、英文の言っていることがわかるようになるし、リスニングでも相手の話を理解できるようになります。多少拙くても、相手に思いを言葉に乗せて伝えることだってできるようになります。

つまり、単語と文法の壁を越えると、ある程度の成果が出るのです。

これを頭で理解していながらも、その壁を越えられない人はたくさんいます。覚えなければならない膨大な単語量と、小難しい英文法を小分けにしながら勉強しなければならない鬱陶しさに嫌気がさすからです。こと文法に関しては似たようなものが多く、そして難しい言葉や表現が使用されている文法書が多いため、「勉強したくない!」と感じる人が多いのです。

文法力を伸ばす上で大切なのは、「勉強しない→文法を使う」という意識に置き換えること。

文法を勉強することに重きが置かれると英語学習本来の目的が見えなくなってしまうことがあります。せっかく英語を勉強するのであれば、使える英語力でないと意味がありませんよね。受験英語だけで終わらせるって、すごく勿体無いですよね。

英語本来の楽しみは、人とのコミュニケーションの中にあります。

実際に文法を用いて「英語を使う」という意識に頭を切り替えるだけで、文法力はグングン伸びていきます。騙されたと思って、これからお伝えする内容を読んで、実践してみてください!

英語の学校教育は英語力に直結しない

少しだけ、以下の問題をみてください。

「以下の英文を読み、()に当てはまる適切な語句を下の中から選びなさい」

受験を経験した人であれば、一度は見たことのあるフレーズだと思います。僕らが英語を学校教育の過程で学ぶ時、念頭に置かれるのは「いかに受験を突破するか」「いかにテストで良い点数を取るか」であって、それは「英語の問題を解ける力」を養成するものです。

しかし、「英語の問題を解ける力」はそのまま「英語を実際に使える力」とはなりません。

現に、僕らは基本的に中学から高校までの6年間英語を勉強しているにも関わらず、大半の人が英語を聞くことも、話すこともできません。外国人観光客から英語で道を尋ねられても相手の言葉がわからない…なんてこともよくあると思います。海外に留学した人であれば、自分の思いを伝えられないことが多くて悔しい気持ちでいっぱいになりますよね。

英語は本来、使うもの。学校で学ぶ使えない英語力なんて、英語力ではないのです。

文法が使えるようになると、必然的に英語の問題も解けるようになります。まずは「勉強」から「使う」に頭の意識を切り替えてください。

英文法を使うってどういうこと?

これを考える前に、まずは受験のような英語の問題を解く時の脳の仕組みを考えてみます。以下の例文を見てください。

例文:John is a ().

(A: attractive B: kindly C: running D: doctor)

問題を見てどの答えが正しいのかを考える時、脳は視覚を通して入ってきた情報を元に、頭の中にあるデータや情報と照らし合わせる作業を始めます。その際、頭の中の思考はこうなっています。

この文はS(主語) V(述語)が整っているから次に来るのはO(目的語)かC(補語)だな

Be動詞が来ているからC(補語)が必要なのかな

もしC(補語)が来るなら、名詞か形容詞しかこないね

()の前に前置詞aが来ている

なるほど、名詞しかこないからdoctorかな

「John = doctor」で主語の説明をしてるから、あってるね

ということで、答えはDという結論に辿り着きます。すごく綺麗な流れですよね。

でも、長いのです!答えにたどり着くまでに論理的なポイントをいくつか経由しなければならず、すごく時間がかかるのです。英文法を「勉強する」ことが念頭に置かれていると、英文法の根幹はこの論理思考になってしまうので、この思考の流れを辿ることができない人は、英文法ができない、もしくは苦手というように分類されてしまいます。これが受験英語です。

しかし、少し考えてみてほしいのですが、あなたが日本語を使う時、文法のことを考えて話をしているでしょうか?今SVまで話したから、次はCを持ってこなきゃいけないな、なんて論理的思考を巡らせて、会話をしているでしょうか?きっと誰1人としてそんなことはしていません。そして英語においても、ネイティブはそんなことを考えながら話していません。日本語を「勉強する」という意識で学んできていないように、英語も「使う」という意識を持つことで、自然に言葉が出てくるようにしなければ本当の英語力は伸びてはいかないのです。

もちろん、論理的思考による意味付けは必要です。しかし、あくまで意識は「使う」こと。

ここが欠落するとどんなに英文法を勉強しても英語力は上達していくことはありません。

英文法を「使う」ためにはどうすれば良い?

受験英語では論理思考を辿れるようになることを目的に「勉強」していきます。しかし、上述のように、「使う」意識がなければ本当の英語力は身に付いてはいきません。受験英語において英文法を「勉強」する時、この論理思考だけで終わってしまうことが多いのですが、ここに1ステップ追加するだけで、あなたの文法力を底上げすることができます。

それは、英文法を実際に使って英文を作ってみること。

英文法を使えるようになるためには、ドンドン使っていくことが必要なのです。ここでもう1度、脳の中で何が起きているかを見ておきたいのですが、受験英語の問題を見て解答を探す時、主に右脳が使われています。右脳は基本的に頭の中に入ってきた情報を処理をする分野ですが、ここを強化したからといって、英文法が使えるようになるわけではありません。

ウサインボルトに早く走れる方法を教えてもらったとしてもすぐにその超高速走ができるわけではありません。何度も何度も走り込みを重ねて、ようやく実現できるものです。

英文法においても、左脳(情報を外に出す分野)をフル活用して実際に使って練習していかなければ使えるようにはならないのです。

英文法を使うって、難しくない?

きっとそう思いますよね。僕もそう思っていました。でも、ちょっとしたコツを掴むと、意外と簡単にできてしまいます。論理的思考が苦手な人でも、英文法を使いこなせるようになります。これを極めることができれば、英語を日本語のように使うこともできるようになるのです!

英文法を「使う」ために僕が行なったこと

僕が英文法を使えるようにするために行っていたのは、1人レクチャーです。自分が自分の先生となり、自分に教えていくという学習スタイルです。先生が教壇に立って英文法を解説するように、自分が自分に説明をしていく学習法です。

上述のように、英文法を使えるようになるためには、実際に使う必要がありました。

英文法を解説することで左脳をフル回転で使うことになります。使われた情報は脳内で「必要な情報」として保存されるため、使えば使うほど定着していきます。僕らが日本語を無意識に使うことができるのは、これまで幾度となく日本語を使い、失敗し、軌道修正し、正しい日本語を使用してきたからです。同様に、英文法を解説する(使う)ことでその英文法を自分の力に変えることができるのです。

1人レクチャーの良いところは、自分の穴がどこにあり、何がわかっていないのかを明確にできること。

理解できていないところは、上手に解説できないし言葉に詰まりやすいので、自分の抜けを簡単に発見することができます。わかっていない場所さえ見つけることができれば、あとはそこを重点的に復習→解説していくだけとなります。

論理思考の作り方

とはいえ、問題なのは論理的な思考ができないこと。これができるようになると、英文法の理解は一気に向上させることができます。

そもそも論理的思考ができないというのは、脳内で情報と情報が繋がっていない、ということです。

上記の例文で言えば

Be動詞が来ているからC(補語)が必要なのかな

もしC(補語)が来るなら、名詞か形容詞しかこないね

Be動詞がC(補語)を必要とすることがわかっていなければ、C(補語)が名詞か形容詞しかこないという情報と結びつきません。つまり、「A→B」という情報に繋がりが見えていないので、論理的な解釈や考えができないのです。

この時にオススメなのは、ポイントを整理して箇条書きにし、その後そのポイント同士を繋げてみること。

繋がった流れを見てすんなりと理解できればOKですが、理解できていない場合は、「なぜその繋がりが見えないのか?」ということを重点的に考えてください。英文法の学習を進める上で多くの人が全てを1から学び直しがちですが、本来学習とはワカラナイ部分だけを重点的に強化していくもののことを言います。わかる部分はそのまま流して、ワカラナイ・理解できていないところだけ学習を進めてください。

英文法を「使える」ようになるための方法

ここでは、1人レクチャーの方法について具体的にどのように行っていけば良いのかをお伝えしていきます。

まずは英文法の参考書を読んで、要点やポイントをまとめてください。この時、まとめる時は参考書に直接書くか、ポストイットを活用して貼り付けるようにしてください。

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また、ポイントをまとめる時は箇条書きにし、上述のように、論点を繋げるようにしてください。

そして最も大切なのは、その英文法を使って、実際に英作文すること。

論理思考の流れを使って自分に解説し、躓く部分がないかを確認し、それができたら例文として実際に英文を作ってみてください。もし論理思考の流れが綺麗にできていて、且つ頭でしっかりと理解できている状態であればすんなりと英文を作ることができます。

英作文する時に必要なのは、できるだけ日常で使えるものに置き換えること。

例えば、「John is a doctor」も使いますが、「She is my friend」に変換することで、脳への定着率を上げることができます。留学している人であればそのまま英語を使うことができるので、これを行うだけで学習効率は”かなり”向上します。

また、1人レクチャーを行う時は自分のレクチャーをiPhoneを使って録画してみてください。1人レクチャーを行なっている時は気付かない細かいミスも、客観的に見ることで発見することができます。

そしてオススメなのは、ヌーボード(Nu board)の活用

ノート型のホワイトボードなのですが、実際に解説する時に使用すると今どこまで自分が説明したのかが明確になるので、学習効率を上げることができます。ホワイトボードなので殴り書きに時間はかかりませんし、手も疲れません。また、ノートのサイズと同じなので場所に関係なく学習を進めることができます。僕は家で机に向かうことができなかったので、近くの公園や芝生に寝転がりながら1人レクチャーを繰り返し行なっていました。

要は、どれくらい英文法を使うことができるのか、なので、そこに場所は関係ないのです。

リラックスしている時の方が内容は頭に入りやすいし、ずっと机に向かい続けても学習効率は落ちていく一方です。あなただけの最適な場所を見つけてみてください!

英文法上達のコツは「勉強」しないこと

僕は最終的に「オーストラリアの東京大学」と呼ばれるメルボルン大学に進学・卒業しましたが、最初から英語ができたわけではありません。特に文法はすごく苦手で、何度も躓き、挫折してきました。野球以外のことを考えられなかった僕は、県模試で偏差値28を叩き出したり、周りの友人からは「偏差値30」製造機と呼ばれるなど、学力だけ見たら散々でした。そんな僕も英文法を「使う」ことに意識を置き、1人レクチャーを繰り返すことで、少しずつですがメルボルン大学まで歩みを進めることができました。

大切なのは、「使う」という意識です。

今どんなに英語が苦手な人でも、これまでお伝えした内容を徹底的に行っていただければ、自分の想定している以上の効果が出るはずです。

英語があなたの人生のちょっとしたスパイスになることを、心から祈っています。

ちなみにですが、脳科学から見た英語学習法に関しては以下の記事に詳しく書いているので、ぜひ参考にしてみてください!

脳科学から見た英語力を伸ばす方法!英語力を伸ばす鍵がわかります

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