脳科学から見た英語力を伸ばす方法!英語力を伸ばす鍵がわかります

ちーや
 英語力を伸ばす方法が知りたい。これから留学したいけど、できる限り短期間で英語力を伸ばしたい。英語の勉強頑張りたいけど、何から手をつけて良いかわからないから具体的な方法を教えてください!

こういった疑問に答えます。

この記事のポイント
  • 大人になってからでも英語力を伸ばせる理由
  • 脳科学から見た、英語力を伸ばすために必要なもの
  • 脳科学から見た、英語力を伸ばす英語学習法

僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しました。元々英語が得意だったわけではなく、むしろすごく苦手でした。

巷にはたくさんの英語学習法がありますが、本当に英語が苦手な人へ向けた英語学習法はあまり多くありません。英語力が全くできなかった僕だからこそ、お伝えできることがあるのではないかと思います。

脳のルールを理解して効率良く学習を進めることで、英語力は短期間で爆発的に伸びていきます。

これから留学を目指す方、海外大学への進学を考えている人、短期間で実践的な英語力を身に付けたい人は、ぜひ見てください!

脳科学的に、英語習得は大人になってからでも遅くない

僕は最終的にオーストラリアのメルボルン大学を卒業しましたが、22歳で本格的に英語の勉強を始めるまで、英語が全くできませんでした。高校三年生の時も浪人の時も学力は乏しく、全ての大学で全落ちしたほどです。英語の勉強もBe動詞とは何か?というところからスタートしました。当時の僕は俗に言う「活字恐怖症」だったので、全く本を読む習慣がなく、結果として国語も苦手で、毎回赤点ばかりでした。

脳科学的に、国語が苦手な脳は、英語も苦手、と言われています。

脳科学の研究が示す通りの人間だった僕は、国語の点数と比例し、英語のスコアも全く伸びませんでした。そして英語能力は若い時期の方が身につきやすいと考えられているので、大人になってからだと遅いと思っている人も少なくありません。

しかし、英語の習得はは大人になってからでも遅くはないし、十分に英語力を伸ばすことができます。
脳の仕組みをちゃんと理解し、ルールに則って勉強するかどうかで、英語習得のスピードは変わってくるのです。

自分の好きなこと、得意な分野であれば英語学習は苦痛じゃない

僕は大学院の勉強をする上でいろんな英語を読み漁りました。リスニングもたくさんしたし、良いと言われているニュースや映画など、英語に触れる機会をかなり増やしました。

その時に気付いたのは、スラスラ理解できるものと、そうでないものがある、ということ。自分の専門である経済学や興味のあるビジネス関連の英語であれば何となく意味がわかるけど、医療や哲学、法律関係は理解するのにすごく時間がかかったのです。

専門英語であっても自分の好きなこと、得意な分野であれば英語は苦痛じゃないんだ!

特に大学院は自分の専門性を深めていくものなので、自分の得意分野だけで英語を学ぶことができます。オーストラリアに来て半年後、僕は無事にメルボルン大学の学生になっていました。Be動詞すらわからないレベルから勉強し始めたことを考えると、驚くべき成長だったと思います。

脳科学的に、英語力を伸ばすために必要なもの

短期間で英語力を伸ばす上で大切なのは、英語の先に目標があること。

僕の場合はメルボルン大学で開発学を専攻することでした。100メートルランナーが120メートルをゴールに設定してトレーニングを積むように、英語をツールとしてその先に目標があると、英語力は伸びやすいのです。ゴールや目標など、自分のやりたいことが英語の先になければ英語学習へのやる気は持続しませんし、目的が明確でなければ何のために英語を勉強するのかわからず、遠回りをしてしまう可能性もあります。

僕は高校の頃英語を必死に勉強していたのは、大学受験に合格するためでした。机上の空論を勉強しているような、全く別世界のことを学んでいる感覚だったのでモチベは全くなかったし、自分の興味のないトピックばかりを勉強していたので面白くありませんでした。

目的やゴールがはっきりしていればどんな英語力が必要なのか見えて来るし、どのような学習法を行えば良いかもわかるようになります(TOEIC対策をしても留学では一切役に立たないなど)。

英語を学ぶ目的がしっかりしていた方が英語力は圧倒的に伸びるので、今一度なぜ英語を学ぶ必要があるのか、自分を見つめ直してみてください!

脳科学的に「必要性」を掛け合わせると英語力は伸びやすい

脳は日常的によく使用する単語や表現、そして自分の好きなことに関してはいち早く吸収しようとする特性があります。英語は日本語と同じく、言語です。言葉は本来、日常生活に根付いたもののはずで、そこが欠落すると「使える英語」にはなりません。

普段の生活の中で使う頻度が高い単語(「Rubbish Bin (ゴミ箱)」や「Cigi(タバコ)」など)は必然的に覚えるし、「覚えなければまずい!」みたいな状況であれば必然的に頭に残ります。例えば、僕はカフェで働いていたことがあるのですが、働きだした当初はカフェやコーヒーのことについて何もわからなかったので、非常にテンパりました。ボスの言っていることは全然理解できないし、お客さんのオーダーも取れなかったからです。

人は危機的状況に追い込まれると強くなるもので、暗記がすごく苦手だった僕もカフェで使用する用語やコーヒーの種類はすぐに覚えることができました。

ちーや
日常生活に基盤を置いた勉強は「使える英語力」を伸ばす上ですごく重要なのです!

英語脳には地図がある

脳には1000億個以上の脳細胞があると言われていますが、この脳細胞は場所によって担当する分野が異なります。英語の勉強をする際はこの場所をうまく活用することで自分自身の英語力を底上げすることができるのです。

英語力を伸ばすために必要な脳の地図を分けると、主に8つあります。

英語力能力を司る8つの脳分野
  1. 思考系
  2. 感情系
  3. 伝達系
  4. 理解系
  5. 運動系
  6. 聴覚系
  7. 視覚系
  8. 記憶系

短期間で実践的な英語力を身に付ける上で鍵となるのが、伝達系です。

脳内の伝達系分野とは
言葉で説明したり、ボディランゲージを使って表現する際に使用する脳内分野。

人に何かを伝える時に働くのが伝達系の分野です。言語能力の使用(書く・話す)は基本的に左脳を使うので、英語で何かを相手に伝える時は左脳の伝達系が大きく働くとされています。

英語を使ってコミュニケーションを取る時、聴覚系を使って話を聞き、理解系を使用して話を理解します。そしてこの得られた情報を伝達系が処理し、次に何を発信すべきかという材料になります。

また、自分の感情を表現する時(感情系→伝達系)や正しい文法を使って話す時(思考系→伝達系)、自分の考えを伝える時(思考系→伝達系)、綺麗な発音で話す時(伝達系→運動系)など、全ての言語能力において「伝達系分野」を使用することになります。

ちーや
英語学習を行う時は「伝達系」の働きを活性化させてあげることが鍵になるんだよね!

英語を使えるようになるためには、使う

(出典:National Training Labaratory)

Average Learning Retention Rates (平均学習定着率)という研究があります。どんな勉強をした時に知識が定着するのかということをピラミッド型で表現したものです。注目すべきは赤の点線で引かれた部分から上と下。受け身学習のインプットでは学習効率が低い反面、積極的に英語を使用したアウトプット学習では定着率が圧倒的に高いことが見て取れます。

英語を使えるようになるためには、英語を使う必要があります。

僕らは通常学校教育の中で6年間英語を勉強します。人によっては大学で2年間英語を学ぶ人もいると思いますが、大半の日本人が英語を使うことができません。それはピラミッドの上の部分、インプットに偏った学習を行なっているからです。読んだり、聞いたりって、取り組むハードルがすごく低いんですよね。だから「聞き流すだけで英語力が伸びる!」みたいな教材が流行ったりしますが、実際は聞くだけでは実践的な英語力は身に付きません。

英語は使って初めて、英語力になります。

自分に合った方法で積極的に英語を使うようにしてください!

シャドウイングは英語力を実践レベルに引き上げる

シャドウイングは同時通訳者など、第二言語習得者がネイティブレベルになるために必須のトレーニング方法として近年話題になっていますが、英語力を実践レベルに引き上げる効果を持っています。シャドウイングは英語能力を司る脳内経路を飛躍的に伸ばすことに非常に優れているからです。

シャドウイングは話者の発音していることをそのまま真似るトレーニング法です。シャドウイングを行う時、脳内では以下のことが同時に起こっています。

  1. 英語の音を聴く
  2. 英語の意味を理解する
  3. 適切な音を脳内で反映
  4. 実際に声に出す

脳内では聴覚系、理解系、伝達系、思考系、そして運動系が同時に稼働しています。英語能力上達の鍵である伝達分野を刺激しているだけでなく、その他英語を司る全分野を活性化させているので、脳全体で英語脳ネットワークを作ることができます。

このネットワークが強く結びついていれば英語を聞いた瞬間に相手の言っていることが理解でき、且つ自分の考えを流暢に話せるようになります。

このサイトでは実践的な英語力を短期間で伸ばしたい人へ向けた英語学習法をお伝えしていますが、短期間で実践的な英語力を身に付けるためにはシャドウイングが絶対に欠かせないものとなります!

英語の音のベースが超大切

これは全ての言語に言えることですが、「音」のベースがなければ言語を習得することはできない、と言われています。「音」それ自体を「英語」であると認識していないと、そもそも英語を聞くことも、話すこともできないからです。

赤ちゃんは右も左もわからない状態で生まれてきますが、親の言葉何度も聞いて真似することで、脳の中に「音」のベースを整えていきます。その後理解に繋がる脳の分野へと神経を伸ばし、ようやく言葉がわかるようになります。

例えば英語であれば、「Guitar」という言葉を耳にした時、聴覚系から理解系への神経が伸びていれば、その単語のことを「ギター」なのだと理解することができます。

しかし、日本語で使っている脳内レールは英語に代用することができません。

学校では英語を日本語に訳して勉強を進めますが、日本語を使って英語を理解しようとすると英語での解釈に日本語が介入してしまうため、いつまで経っても脳内のレールが伸びていかないのです。

英語聞いて瞬時に理解するためには、英語専用のレールを新しく作ってあげる必要があるのです。この英語専用の線路を作る時に「音」のベースが整っていると、英語を英語で理解することに繋がるので、結果的に英語力を一気に伸ばしやすいのです!

英語の「音」のベースを作る方法は以下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてみてください!

【海外大生が教える】英語を聞き取る練習方法と3つのステップ

2019.02.02

リーディングはリスニングで伸ばす

これはあまり知られていないことですが、リーディングはリスニング力を強化することで同時に伸ばすことができます。

リーディングもリスニングもインプットと呼ばれ、外から英語を脳に入れる作業ですが、英語を読む時は自分の頭の中で発声してそれを英語として認識・処理しているとされています。例えば日本語で本を読む時、黙読であっても自分の頭の中で声に出して読み、理解しています。これはインターナルボイスと呼ばれていて、目から入ってきた言葉は結果として脳内で音に変換・理解されるのです。

つまり、リーディングもリスニングも目を使うのか、耳を使うのかの違いがあるだけで、脳内で音に変換される過程は同じなのです。

言い換えれば、リーディングはリスニングによって強化することができます。

言語習得においては「音」のベースを整えると英語の4要素(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)を圧倒的な速度で伸ばすことができるので、どうせ同じ効果なのであればリスニングでリーディング力を伸ばした方が効率的に学習を進めることができます。

まずは英語の音を正しく聞き取れるように練習を積んでくださいね!

ちーや
英語の音を聞き取る方法に関しては下の記事に詳しくまとめてるよ! 

脳科学から考える、英単語を覚える方法

英単語を覚え、短期間で使えるようになる方法」にも書いていますが、海外留学などを目的にしている場合、英単語は単語帳を使って暗記することは、実践的な英語力を短期間で伸ばすことを考えるとあまり効率的ではありません。日常会話の中で登場する単語は中学1年生レベルが大半なのでそこだけは最低限必要ですが、それ以外のもの(大学受験用の単語帳など)を覚える必要はないのです。

そもそも単語帳って、文字の羅列です。

文字ベースの学習に偏ってしまうと暗記するのは難しいし、自分の想像で音を覚えている可能性がすごく高いのでリスニングしても聞き取れない、話しても伝わらない状態になってしまいます。英単語を覚える時は以下2つのことに注意して暗記すると記憶に残りやすいとされています。

  • イメージ記憶
  • 経験記憶
  • 文単位記憶
ちーや
1つ1つ掘り下げていくね!

イメージ記憶

例えば、友達に「田中くん」がいたとします。田中くんを思い出す時は顔や髪型、体型や話し方など、その人に関係するイメージが浮かんでくると思います。決して「田中くん」という文字ベースではないはずです。

受験英語ではスペルそのものを視覚情報として記憶していたり、自分なりの音で覚えていることが多いため、実際に使おうと思っても使うことができません。

大切なのは、単語をイメージで覚えておくこと。

例えば、Polyglotという単語がわからなければGoogleの画像検索にいれてみると以下のようなイメージが出てきます。

僕が「Polyglot」を思い出す時は、必ずこの上記のようなイメージが浮かんできます。イメージとして記憶しておくといざ耳にした時に瞬時に理解できるし、実際に話す時の基盤にもなります。

自分の好きなことに関する英単語は覚えが早いので、掛け合わせて暗記すると効率良く記憶することができるのでオススメです!

経験記憶

イメージ記憶と同様、他に付随する情報があると頭に残りやすい、と言われています。

誰と、どこで、どんな話を、どのような状況でその単語が使われたのかという記憶は比較的忘れにくいものです。

僕がメルボルンに留学した当初、恥ずかしながら「Tidy」という基礎単語を覚えていなかったのですが、アイルランド出身の友人が「Tidy Ship, Tidy Mind (目標が定まっていないと心も乱れる)」というアイルランドのことわざを教えてくれたことがきっかけで、「Tidy」を覚えることができました。

目標やゴールの重要性を熱く語るアイリッシュの友達の表情や飲んでいたウイスキーの味など、その時のことを鮮明に思い出させる付随情報が「Tidy」を頭の中から引っ張り出してくれるのです。

人との会話の中で覚えると長期記憶に残りやすいので、実践的な英語力を短期間で身につけたい人は、積極的に人と話すようにしてください。

下の記事に日本で外国人の友達を作る方法を詳しくまとめてるから、ぜひ参考にしてみてね!

文単位記憶

TOEFLやIELTS等でスコア取得を目指す場合、中学一年生レベルの英単語では理解できる内容や表現できる範囲に限界がくるので、単語帳を使って暗記する必要が出てきます。

単語帳を使って覚える時は、できる限り文単位で覚えるようにすると頭に残りやすい、とされています。

例えば、「get」という単語ベースで覚えるのではなく、「How can I get to the airport?」など文単位で覚えると記憶に定着しやすくなります。その際、日常生活の中で実際に使用するような文に置き換えると一層覚えやすくなるのでオススメです!

英単語を覚える上で脳科学的に一番効率的なのは、イメージ記憶×経験記憶×文単位暗記です。付随情報をできる限り追加し、思い出す記憶のトリガーを複数作るようにしてください。

ここで気を付けて欲しいのは、単語帳を使うのは英語力試験でスコアが必要な人のみ。

実践的な英語力を短期間で身に付けたい人は中学校一年生レベルの単語があれば十分なので、それができている場合は英語の「音」のベースを整える練習に重点を置いて勉強を進めてください!

ちーや
英単語を実践レベルにする方法に関しては下の記事に詳しく書いてるから、ぜひ参考にしてみてね!

英語脳を作る方法とコツまとめ

これまで英語上達法に関して脳科学の観点からお伝えしてきましたが、実践的な英語力を短期間で身に付けるためには、「音」をベースとした英語脳を作ること、そして伝達系をフル活用したシャドウイングを行うことがとても大切になります。

そしてもう1つ大切なのは、英語脳を身に付けるためには、自分の「好き」や「得意」を武器に、明確な目標を持って英語をツールとして学ぶ、ということ。

僕の大学受験の時のように、嫌々ながら勉強しても英語力は絶対に伸びてはいきません。

「好きこそ物の上手なれ」

自分の中の「ワクワク」を英語学習に持ち込み、楽しみながら英語を学んでください!

ちなみにですが、この記事を読んだ人でも98%の人が行動しません。この記事を閉じた後、必ず行動するようにしてくださいね!脳科学を使って、短期間で実践的な英語力を身に付けましょう!

ちーや
留学前の英語勉強法に関しては以下の記事で詳しく書いているので、ぜひ参考にしてみてね!

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