英語長文の書き写しは無駄!?辞めるべき3つの理由と超効果的な学習法

ちーや
英語の長文を書き写したら英語力が伸びるって本当?でも実際効果あるのかな?英文を書き写す本当の効果を知りたい! 

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • 英語長文の書き写しが推奨されている2つの理由
  • 英語の長文書き写しの3つのデメリット
  • 英語長文の書き写しに代わるオススメの勉強法

僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、最初は思うように英語力が伸びなくてすごく悩みました。

英文の書き写しに意味なんてあるのかなって考えてしまいますよね!本当に英語力が伸びていくのか不安になりますよね!そんな人は、ぜひ見てください!

英語長文の書き写しが推奨されている2つの理由

英語の長文を書き写す勉強法が推奨されている1つ目の理由は、「音読筆写」という勉強法に効果があるとされているからです。

音読筆写とは

英文を書き写し、実際に音読することで英文に親しみを覚え、自分の英語力にしていくこと。

音読筆写を行うと、脳の前頭分野が活性化し、記憶力や認知・理解力が向上することがわかっています。さらに英文を音読することによって英語のイントネーションやアクセント、リズムや発音、文章構成に親しみを持つことができるので、英文への理解や英語力そのものの向上に繋がるとされています。

確かに、音読筆写は効果のある学習法ですが、こと筆写に関しては時間がかかってしまうことが問題視されています。学習効果が高くても時間がかかりすぎる場合は学習効率が極端に落ちてしまうからです(詳細後述)。

2つ目の理由は、学校で先生たちが指導しやすいこと。
インプットの総量よりもアウトプットの量によって英語力は向上するので、先生たちは「書くこと」を通して学生にアウトプットさせようとします。全員に書かせることで授業がスムーズに進むので、学校教育の中ではよく使用されているのですが、学校で使用していると、それが正しい勉強法であると考えてしまうんですよね。

実際僕はそれが正しい勉強法だと思っていたので、中学・高校の時は長文をひたすら書き写していました。英文を書き写すだけで一晩が終わってしまったこともあります。学校において先生は「絶対的な法」のようなもので、それに背けば成績が上がらないことも多いため、みんなその指示に従おうとします。

そして、「書き写すこと=正しい勉強法」という考えが染み込んでいきます。

しかし、長文を書き写すことはその学習効果よりもデメリットの方が大きく、場合によっては英語力を伸ばす上で阻害要因になる可能性があります。

英語の長文書き写しの3つのデメリット

ここでは英語の長文書き写しが学習に効率的ではない3つの理由を1つずつ掘り下げていきます!

英語の長文を写すのに時間がかかる

「This is the apple.」など、短文であれば書くのにそこまで時間はかかりませんが、「This is the apple that my friend gave me yesterday.」などのような長文になると、時間はいくらあっても足りなくなってしまいます。

「書いて覚える」ことが主な勉強法の人は多いし、1つのアウトプット学習という意味では確かに効果はあるのですが、時間がかかる場合は学習効率は低くなってしまいます。

僕が高校の頃は「学校で長文をノートに写しなさい」という宿題が結構な頻度で課されていましたが、学年が上がれば上がるほど、扱う英文は長くなっていくので、英文を書き写すこと自体の学習効果も薄れていってしまいます。

筆写で学習効率が高いのは、あくまで短文の時のみなのです。

疲れると英文構造の理解に意識を置けなくなる

また、英文の構造を理解するためには英文の繋がりや文法的な区切りに意識を置く必要がありますが、英文が書けば書くほど、英文が長くなればなるほど、どうしても疲れが溜まってしまいます。

疲れが溜まると、次第に「書くこと」それ自体に意識が置かれるようになってしまうので、筆写の学習効果は低くなってしまいます。

僕も高校生の頃は筆写していましたが、15分以上集中して続けることができませんでした。書いていく中で意識はどうしても「書くこと」に移っていってしまうので、学習効率を上げることが難しくなってしまうのです。

英語長文の書き写しは筆写ミスする場合がある

そして一番怖いのは、実はこれです。

最初は正しく書いていた英文がいつの間にか間違っていた!なんてことも多々あります。特に英文が長くなると「The」や「a」の冠詞、3単元のsの挿入し忘れなど、微妙なところで書き間違える可能性が非常に高くなります。

筆写する目的は、英文構造を正しく理解するところにありますが、間違えて筆写する場合はその学習効果さえも薄くなってしまいます。

人間なので疲れれば集中力はなくなっていきますし、ミスだって増えます。細かいミスは気付きにくいので、それを正解だと思って筆写を続ければ誤った英文を脳に刷り込んでしまいます。

筆写の学習効果は、あくまでも短時間、そして短文によるものが大きいのです。

英語の長文書き写しではなく、音読orシャドウイングを!

英語の長文書き写しの主な目的はアウトプットすることにあります。筆写すると脳内では前頭葉が活性化しますが、それは音読やシャドウイングによっても同様の効果が得られることがわかっています。

音読やシャドウイングは筆写と違って疲れることもないし、時間もかかりません。英文を間違えることもないので、筆写よりも学習効率は圧倒的に高くなります。音読であれば同じ15分であっても英文に意識を置ける時間は長くなり、且つ何度もアウトプットすることができるので、英文構造の理解にも大きく効果を発揮します。

出典元:アメリカ国立訓練研究所(National Training Laboratories)

この図はどのような勉強をした時に学習効率が良いのかということを表したもので「学習ピラミッド」と呼ばれるものですが、注目すべきは点線の上と下の部分。(目で)読むだけや聞くだけのインプット学習よりも、実際に話したり、誰かに教えるアウトプット学習の方が圧倒的に学習効率が高いことがわかります。

そして大切なのは、この効率的なアウトプット学習の中に音読シャドウイングは入っていても、筆写は入っていない、ということ。

時間効率を考えた時に、筆写はあまりにも時間がかかりすぎるためだと考えられます。

どうしても筆写したい場合は、パソコンやスマホでタイピングすることでも多少の効果があるので、そちらで代用すると良いと思います。パソコンやスマホでタイピングすると疲れにくいし、慣れている人であれば時間もかかりません。もし英文を打ち間違えてもパソコンやスマホが勝手に直してくれるので安心です。

できる限り疲れず、時間のかからない、そして間違えない方法で英語を勉強するようにしてくださいね!

学習効率を上げ、英語力を伸ばそう!

英語力の上達は目にはっきり見えるものではないのでどんな学習が効率良くて、どのような勉強法がよろしくないのかわかりにくいと思いますが、音読やシャドウイングは同時通訳の人が必ず行なっている方法ですし、実際僕もメルボルン大学に進学する前は毎晩ずっとシャドウイングを繰り返していました。

「英語が伸びる」には、必ず理由があるのです。

英語学習は壁の連続ですが、ぜひ諦めずに頑張ってくださいね!

また、シャドウイングのやり方と注意点に関しては以下の記事に詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!

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