半年留学で英語力はどのくらい伸びるのか?海外大に進学した時のリアルな話

ちーや
半年間の留学行くけど、英語力って伸びるのか不安。そもそも半年間で英語力って伸びるのかな?留学のリアルと英語力を伸ばすために必要なことが知りたい!

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • 半年の留学で英語力はどのくらい伸びるのか?
  • 留学で英語力が伸びない人の9つの特徴
  • 英語力を伸ばすために知っておくべきこと
  • 英語力を伸ばすためにすべき5つのこと

僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、最初は思ったように英語力が伸びず、すごく悩みました。

留学しても英語力が伸びないって悲しいですよね!半年の留学生活を有意義なものにしたいですよね!そんな人は、ぜひ見てください!

英語を全く話せなかった時の僕の英語力

この動画は僕の5年前の英語力を紹介したものですが、ご覧頂ければお分かりの通り、留学当初、僕は英語が全くもって話せませんでした。

留学をすでに経験していた友人からは「英語力ゼロで留学したけど、伸びるから大丈夫!」とか、「何とかなるよ!」と言われてましたが、本当の意味で「英語力ゼロ」だった人は僕以外にいないのではないかというくらい、絶望的な英語力で留学しました。

スタート地点は人それぞれだと思いますが「この状態からでも英語を話せるようになるんだ!」と希望を持てると思うので、ぜひ見てみてください!

ちーや
当時の英語力、本当にヤバかったな…(笑)

半年の留学で英語力はどのくらい伸びるのか?

半年間の留学でどの程度英語力が伸びるのかは個人差がありますが、僕の場合は下のような感じで英語力が伸びていきました。

留学での英語力の変化
  • 数日~1ヶ月:日本にいる時と変わらない
  • 1~3ヶ月:少し英語が聞ける、話せるレベル
  • 4ヶ月~半年:リスニング力が伸び、話せることが増える
  • 半年~1年:表現の幅が圧倒的に増える
  • 留学1年以上:大半のことは聞けるし、自分の話したいこともほぼ言える

これはあくまで僕個人の場合であり、人によってはもっと伸びる人もたくさんいると思いますが、僕は留学して半年後にメルボルン大学に進学しました。十分な英語力だったとは到底言えませんが、少なくとも大学院での授業を理解し、ネイティヴとディスカッションできる程度までは伸ばすことができました。

人によってはこれを「爆伸び」というのかもしれませんし、「大したことないね」と思う人もいるかもしれませんが、こういう例もあるんだね、と、参考程度になれば嬉しいです。

ちーや
期間別の英語力の変化に関しては下の記事に詳しくまとめてあるから、合わせて参考にしてみてね!

半年の留学で英語力が伸びない人の9つの特徴

英語 話せない 留学

〜留学しても英語力が伸びない人の特徴〜」でも詳しくお伝えしていますが、留学で英語力に伸び悩む人には9つの共通点があります。

留学しても英語が話せない人の特徴
  1. 基礎英語が欠落している
  2. 英語力の先に目的がない
  3. 留学先で英語に一切触れていない
  4. 家に引き篭もる
  5. 英語を「使う」練習をしていない
  6. ネイティヴの友達が少ない
  7. わからない英語表現が出てきても素通り
  8. 日本語を多用しすぎている
  9. 間違うことを恐れている

留学に来ていても全てが英語環境になるとは限りません。家に引きこもって日本語でYouTubeを見ていればそれは完全に日本語環境になるし、人によっては日本食レストランと家の往復だけの場合もあるので、そうなると日本語を多用しすぎる可能性もあります。

半年間で英語力が伸びるかどうかは、自分次第。

留学にどのような目的意識を持ち、いかに行動するのか、どんなことに時間を使うのかで留学で得られるものは大きく変わってきます。

「留学にいけば英語力は伸びる」というのは、残念ながら幻想なのです。

ちーや
留学しても英語力が伸びない理由はこの動画内で詳しく解説してるから、ぜひ参考にしてみてね!

半年間の留学で英語力を伸ばすために頭に入れておくべきこと

(出典:National Training Labaratory)

この図はどんな勉強をした時に英語力が伸びるのかを表したもので「学習ピラミッド」と呼ばれるものですが、特徴的なのは点線で引かれた上と下の部分。読む・聞くだけのインプット学習よりも、その知識を使う・人に教えるなどのアウトプット学習の方が圧倒的に学習効果が高いことがわかりますよね!

英語を話せるようになるためには英語を実際に使う必要があるし、それは受け身の状態では伸びていきません。留学においては能動的に動き、積極的に英語を使った人の方が圧倒的に伸びるのです!

半年間の留学で英語力を伸ばすためにすべき5つのこと

ここでは半年間の留学で英語力をグッと上達させるためにすべきことについて、具体的お伝えしていきます!

ちーや
留学で英語力を伸ばしたい人は、ぜひ参考にしてみてね!

半年の留学で英語力を伸ばすためにすべきこと1:留学前の準備はしっかり!

この動画ではメルボルンの大学に通う現地の学生と留学のリアルについてぶっちゃけトークをしたものですが、この動画内でもお話ししている通り、留学先で学ぶ英語は実は日本でもできてしまいます。例えば

  • ネイティヴの英語を聞く
  • ネイティヴに英語で話す

が主に留学で行う勉強ですが、YouTubeを使えばいくらでもネイティヴの英語に触れられるし、シャドーイングすれば英語を話すことだってできてしまいますよね。留学先で語学学校に通う人も多いですが、現地で学ぶことも実は日本でできることばかりなのです。

(↑僕の通っていた語学学校↑)

語学学校に通うと英文法や英語表現などを学ぶことになりますが、英文法は日本語で勉強した方が理解が早いし、英文法に必要となる英単語(主語=Subjectiveなど)も覚える必要はありません。もちろん語学学校に行くと話す相手が目の前にいるので「英語を使う機会」は圧倒的に増えますが、「英語を使う」こともシャドーイングやオンライン英会話を使えば日本にいても十分できてしまいます。

留学先で英語力ゼロからスタートするのかレベル10からスタートするのかでは留学先での英語力の伸びは大きく変わるので、留学前にしっかりと英語の基礎を固め、現地で英語のシャワーを浴び、留学でしかできない経験をたくさんしてください!

ちーや
留学前すべき英語勉強法は下の記事にまとめてあるから、ぜひ参考にしてみてね!

半年の留学で英語力を伸ばすためにすべきこと2:留学の目的を明確にする

留学で英語力が伸びやすい人は英語力の先に明確な目的や目標があります。自分がなぜ留学に来たのか、その目的は何なのかを今一度考えてみてください。留学の目的や目標を考える時のポイントは以下9つです。

留学の目的を見つける9つのステップ
  1. 留学に来た理由は何か
  2. 留学の先には何が待っているのか?(将来像など)
  3. 英語はその目標にどのように影響するのか?
  4. その目標を達成するためにはどんな英語力が必要か?
  5. 英語力を数値化できるものはあるか?(TOEFLやIELTSなど)
  6. 数値化できる場合、どのくらいのスコアが必要か?
  7. いつまでにそのスコアを取得するのか?
  8. そのスコアを取得するためにどんな勉強をすべきか?
  9. 1日に何の勉強をどれだけすべきか?

少し難しいと思うので、僕の例をご紹介します!

目標設定例

  1. メルボルン大学に進学するため
  2. 国際開発に携わる人材になるため
  3. 知識の大幅な増強、キャリア幅の増大
  4. コミュニケーションベースの英語能力(Speaking、Listenning)
  5. IELTS
  6. IELTSで5(最低)を取得する
  1. 2016年10月末までに取得し、ブリッジングプログラムに滑り込む
  2. 大学ではリスニングやスピーキングが圧倒的に必要になるので、専門用語や表現を覚えつつ、シャドーイングで使える英語力にする
  3. 1日1時間の暗記、最低2時間のシャドーイングが必要

ここまで目標を落とし込むと1日にやるべきことが明確に見えるので、ぜひやってみてください!

半年の留学で英語力を伸ばすためにすべきこと3:基礎英語は徹底的に固める

留学に必要な基礎英語

  • 英単語
  • 英文法
  • 発音

どんなに長い英文でも単語という語句で構成され、英文法というルールに基づいて並んでいます。この2つが欠落すると英文そのものを作れなくなるので英語を話すことはできないし、相手の言っていることも理解できません。

英語を話すこと
言いたいことを脳内で瞬時に英作文して、実際に言葉にすること。

「英語を話す」ことに焦点を当てた場合、英作文を作れるだけではなく、実際に口に出す必要がありますよね。その際、発音ができなければ相手に伝わらないので、英語の基礎トレとして発音練習も必要になるのです。

発音を矯正するメリット
  1. 英語に自信を持てるようになる
  2. 言いたいことが伝わる
  3. リスニングが伸びる
  4. 海外の友達が増える
  5. めちゃめちゃ褒められる

発音を矯正するとスピーキングと同時にリスニングも伸びていきます。英語の発音が良くなることで自分の英語に自信が付き、さらに英語学習のモチベーションが上がります。僕は下の動画くらいまで独学で矯正することができたので、これを読んでいる人であればもっと早く綺麗な英語を話せるようになると思います!

ちーや
発音を矯正すると良いことばかりだから、留学する前に矯正しておくことをオススメするよ!発音を独学で矯正する方法は下の記事に詳しくまとめてあるから、ぜひ参考にして見てね!

半年の留学で英語力を伸ばすためにすべきこと4:ワカラナイことはメモする

英語力がどのくらい伸びるかは、どれだけの英語表現を知っていて使えるか、ということに大きく依存します。逆に言えば、英語表現を覚えなくなった途端、そこが英語力上達の限界になってしまう可能性があるのです。

ワカラナイ表現が出てきたらその場でメモを取り、あとで必ずチェックするようにしてください!

オススメなのは、メモった表現をその日のうちに使ってしまうこと。

学校の友達に使っても良いし、カフェの店員さんとの会話で使用しても良いし、はたまた独り言でも良いと思います。結局のところ、使えば使った分だけ記憶には残るしそれは次第に使える英語へと変化していくので、ワカラナイ表現ほど徹底的に使い倒していきましょう!

ちーや
英語は使った分だけ話せるようになっていくんだよね!

半年の留学で英語力を伸ばすためにすべきこと5:英語環境に自ら飛び込む

留学で英語力が伸びない人の大きな原因は、英語環境を避けていること。

留学先では些細なことでもハードルが上がり自分一人ではできないことも多いので、情けない自分が嫌になることも少なくありません。そして失敗が積み重なると家に引きこもりがちに。

部屋に篭ると日本語環境になることが多いので、英語環境から遠ざかりやすくなってしまいます。

オススメなのは、現地でアルバイトすること。

オーストラリアでは学生であっても週20時間までは働くことができるので、ローカルのカフェ等で働けば矯正的に英語環境に身を置くことができます。僕もローカルのカフェで働いていましたが、スタッフは全員ネイティヴ、お客さんとも英語だったので、接客に関する英語力は圧倒的に伸びました。

ちーや
自分から動かないと英語環境にはならないから、ドンドン動いて英語を使うようにしてね!

半年の留学で英語力が伸びるかどうかは自分次第!

海外 留学 大学

僕は英語力ゼロの状態でオーストラリアに留学しました。最初はネイティヴの言っていることは1ミリも理解できなかったし、自分の気持ちも一切伝えることはできませんでしたが、留学して半年後、メルボルン大学に進学することができました。

半年の留学であっても、英語力は伸ばすことができるのです!

留学にどのような目的意識を持ち、どう行動するのか。それ次第で英語力はいくらでも伸びていきます。しっかりと準備・行動し、留学生活そのものを有意義にしてください!

ちーや
僕が留学先で英語力を伸ばした勉強法については下の記事に詳しくまとめてあるから、合わせて参考にしてみてね!

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