留学で英語力はどのくらい上達する?海外大進学時の英語力の変化

ちーや
留学したいけど英語って実際伸びるのかな?伸びなかったらすごく不安!どのくらいの期間留学したら上達するの?

こんな疑問に答えます。

記事のポイント
  • 留学期間別の英語力の上達の違い
  • 1年経っても英語が上達しない人
  • 継続的にしないと英語力は途端に落ちる!?
  • 留学=英語の集中講座と考える

僕はオーストラリア・メルボルン大学に進学・卒業しましたが、最初はなかなか英語が伸びず、すごく苦労しました。

留学で英語力がどのくらい上達するのか気になりますよね!できることなら英語が話せるようになりたいですよね!そんな人は、ぜひ見てください!

留学で英語力はどのくらい上達する?期間別の英語力の上達の変化

一言で留学といっても、目的と期間は人それぞれ。短いものでは数日〜3週間程度、長期になると1年以上など、その期間はさまざまです。英語力上達を考えると長く海外生活をしていた方が良いのは確かですが、「英語ワカル!」と実感がいつ頃湧くのか気になりますよね!

ちーや
ここでは、期間別にどのように英語力が上がっていくのかを解説していくよ!

留学期間別の英語力の変化1:数日〜1ヶ月未満

英語力を鍛える、というよりは、海外生活を満喫するといった感じです。語学学校で友達を作ったり、日本にはない英語環境に身を置くことができるので、英語でのコミュニケーションを最も純粋に楽しむことができ、自然と気持ちも上向きになると思います。

しかし、残念ながら、リスニングとリーディングは、あまり日本にいる時と変わらないと思います。完全な英語環境であれば、スピーキング力は話せば話すだけ英語が少しずつ出てくるようになるレベルです。

日本的な環境から離れることで、聞いたり見たりするもの全てが英語になるので、徐々に英語脳のベースが鍛えられていきます。標識やニュースを見るだけで「海外にいるからには、頑張らないとね!」というモチベーションも湧くようになります。

語学学校では、短くて1週間〜のコースが多いと思いますが、大学が開講しているサマーコースによっては、語学+アートやビジネスといった複合型のコース(3〜5日間)もあったりするので、海外留学を少し試してみたい、という方におすすめです。

留学期間別の英語力2:1ヶ月〜3ヶ月

海外生活に慣れてくるのが、このくらいだと思います。また、緊張の糸が溶けるせいか、突然風邪をひいたりするのもこの時期なので、体調管理には十分気をつけてください。

英語力に関していえば、自分の弱点がわかるようになってくる時期でもあります。
僕の場合は、このくらいの時期に、自分がずっと同じ単語や構文を使ってしまっていることに気がつきました。例えば、友達との会話の中で「残念だったね!」をThat’s too badの一言で済ますよりも「That’s unexpected! 」とか「It’s disappointing! 」など別のフレーズを使うだけで、英語の表現力はグーンッと増えます。

英語の音も少しずつ聞き取れるようになり、ハッとした時に何となくネイティブの話している内容が掴めてきます。リーディングは、毎日ニュースなどを根拠良く読み続けていれば、日本にいた時より読みやすくなっている頃です。

海外での生活に慣れてくると英語学習に集中できますし、生活自体にも余裕が生まれます、僕の経験ではこの頃から英会話をしている自分への自信が湧き始めます。

留学期間別の英語力の変化3:4ヶ月〜半年

4ヶ月を過ぎると、英語脳の基礎が出来上がってきます。最も期待できるのは、リスニング力の向上
ネイティブの会話の細かいニュアンスなども、ある程度聞き取れるようになるし、リーディングも毎日ニュースや本など読んでいるのであれば、かなりのスピードで読めるようになるはずです。

カフェやスーパーなどで使われる日常英語は、自信を持ってできるようになってくると思います。僕の場合は、ハウスメイトと話をしたり、授業で自分の考えを議論する機会があったので、この頃から「英語力、伸びてるな!」と実感することができました。

まだまだ日本語でモノを考えてしまう時期だと思いますが、相手の言っていることを理解して、それに対して返答できるようになっただけでもかなりの進歩です。

逆に、この時期は海外生活に慣れてきた分だけ、モチベーションの維持が難しくなることもあります。日本食も恋しくなりますし、英語を話すこと自体に疲れてきてしまうこともあります。そんな時は、小旅行をしたり美味しいご飯を食べたりして息抜きをしていました。

 留学期間別の英語力の変化4:半年〜1年

半年を過ぎると、しっかりと英語に対しての自信がつき始めます。ボキャブラリーや表現の幅も広がってくるので、英語での会話がとても楽しくなります。また、Broken English(間違った英語)を話しても、ためらいがなくなってきます。
僕ら日本人は、どうしても「間違ったらいけない」「失敗したらどうしよう」という“恥の文化”にどうしても引っ張られがちですが、半年を過ぎたあたりから、だんだんとその感覚がなくなってきます。

僕の場合は、周りの留学生の話していることがしっかりと聞き取れるようになったので「間違っているけどガンガン話してくるじゃん」とか、すごく失礼な話「こんな雑でも良いのか(笑)」と、一種の開き直りに近い自信が出てきました。ネイティヴの会話もわかるようになってきましたが、まだ日本語で考える癖がついていたので、意識を変えようと思ったのもこの頃です。

ただ、とても英語の上手い友人がいたりすると「自分はなんでもっと話せないんだろう」とか「いざという時の基礎力が足りない」と自覚するようになり、落ち込むこともありました。英語がわかるようになってきたからこその悩みです。

英語は使った+触れた回数伸びるものなので、根気よく使い続けることがすごく大切です。

間違っても良いので、とにかく「話す・聞く」を続けてください。英語脳は着実に定着していき、一歩ずつ着実に前に進むことができます。

ちーや
英語力って上達が目に見えないのが辛いところだよね!

留学期間別の英語力の変化5:1年以上

英語環境での生活に関しては特に問題はなくなると思います。もちろん個人差はありますが、ある程度自分の話したいことは話せるようになります。海外生活が肌に合うか、合わないかも自覚できる頃です。

1年以上留学していれば、基本的に全てのスキルを高めることができます。

僕の場合は、何を言っているかさっぱりだったニュースも聞き取れるようになり、いつも苦しんでいたディスカッションも余裕が生まれるようになりました。
(大学の集中講義は毎回白目でしたが・・・笑)

もちろん、リーディングやライティングも同時並行で伸びていきます。留学前のIELTSのスコアは4.0と壊滅的だった僕ですが、1年後には7.5までスコアを伸ばすことができました!

留学期間1年は自分のこれまでの成果がはっきり見える時期なので、留学するのであれば1年を目処に考えることをオススメします!

ちーや
ただ単に留学しても実は英語力は伸びてはいかないんだよね!次の章では留学で英語力が伸びない人の特徴について詳しく解説していくね!

留学期間が1年あっても英語力が伸びない人の9つの特徴

英語 話せない 留学

留学しても英語が話せない人の特徴は大きく分けると主に9つあります。

留学しても英語が話せない人の特徴
  1. 基礎英語が欠落している
  2. 英語力の先に目的がない
  3. 留学先で英語に一切触れていない
  4. 家に引き篭もる
  5. 英語を「使う」練習をしていない
  6. ネイティヴの友達が少ない
  7. わからない英語表現が出てきても素通り
  8. 日本語を多用しすぎている
  9. 間違うことを恐れている

留学すると「全てが英語環境」ではありません。例えば、ワーホリでオーストラリアに来ている人であれば最初は働いた経験がないので日本食レストランで働くことが多いのですが、その場合、そこで働いているスタッフは日本人であることが多く、お客さんと会話しない限りほぼ英語を使いません。

住む場所も日本人の多いところだと日本語環境なので、家と仕事の往復の場合、日本に住んでいる時と環境はほぼ何も変わらなくなってしまいます。

オーストラリア留学で英語力が伸びるかどうかはどのような目的を持って、どう現地で行動するのか、そしてどのように勉強していくかなので、長期間海外に留学するかは、実はあまり関係なかったりします。

「オーストラリアに長期間留学=英語力高い」というわけでは決してないのです。

ちーや
オーストラリア英語力で英語力が伸びない人の9つの特徴の詳細については、下の記事に詳しくまとめてるから、ぜひ参考にしてみてね!

留学で英語力がどのくらい上達するかは期間ではない!

一度身に付けた英語力はそのまま持続するかといったらそうではありません。

僕は、英語力はそれを得た期間と同じだけ触れていないと、無くなるものだと思っています。

つまり、2ヶ月集中して英語を勉強したとしても、2ヶ月全く触れなければ、ゼロの状態に戻ってしまうということ。ピアノの練習と少し似ているかもしれませんが、ネイティヴでない限り、身につけた英語力は一つのスキル(技術)です。技術は持続して使い続けないと、劣っていってしまうのです。

オーストラリア留学の時はネイティヴ並みに英語を話していた友人が、日本に帰って英語を使わない仕事に就いた途端、英語が全く口から出なくなってしまっていた、という話は結構普通にあります。

一生モノのスキルだとは言え、継続的に使い続けることが何よりも必要なのです。

留学で英語力がどのくらい上達するかは、あなた次第!

海外留学は、英語の集中講座のようなもの。

留学を経験したからといって、半永久的に英語が話せるようになるわけではないし、仮に留学期間が短かったとしても、自分がその間にどのくらい英語に触れ、使用した方によって留学で得られる成果は大きく変わってきます。もちろん語学センスがある人もいますが、自分に与えられた留学期間をどれだけ有効的に活用するかで、1+1が10にも20にもなります。

留学後も継続して英語に触れる続けてください!

ちーや
僕が独学で英語を話せるようになった時に使用した英語教材に関しては下の記事にまとめてあるから、合わせて参考にしてみてね!

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