
こんな疑問に答えます!
- 英語を早く覚える5つのコツ
- 英語を覚える際に超効率的な復習のタイミング
- 英語を早く覚える時にやってはいけない2つのこと
- 英語を覚える際にオススメの参考書
僕は英語力ゼロの状態でオーストラリアに留学しましたが、その半年後にメルボルン大学に進学することができました。
留学当初、僕は英語で猛烈に伸び悩みました。徐々に伸び始めたのは留学して4ヶ月後。しっかり伸び始めたのは大学に入学してからです。
最初から英語がワカル人はいないし必ずどこかで伸び悩みますが、意地やプライドを捨て徹底的に英語使ってたらもっと早く伸びてたと思う。
もうほんと、あーめん。 pic.twitter.com/sV2nPjjVqT— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) September 17, 2019
英語ってどう勉強したら良いのかわかりませんよね!できることなら英語を早く覚えて英語を習得したいですよね!今回は、僕が実際にやっていた英語を早く覚える5つのコツについてシェアしていきます!
英語ペラペラになりたいと思い始めた時の僕の英語力
この動画は僕が英語初心者だった時の英語力とその1年後を比較したものですが、見て頂ければお分かりの通り、当初の僕の英語力は本当に壊滅的でした。
※「今の自分これ以上やばいです!」って人いたら、ぜひコメントください(切実)
- 何回見ても同じ単語が覚えられない
- 文法の意味が理解できない
- リスニングで一箇所詰まると後は全て聞き取れない
- 言いたいことはあるのに言葉が全く出てこない
この壊滅的な英語力で留学した半年後、僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学。無事、卒業することができました。
スタート地点は人それぞれだと思いますが「この状態からでも英語を話せるようになるんだ!」と希望を持てると思うので、ぜひ見てみてください!

英語を早く覚える5つの方法

ここでは僕が実際に海外大に進学する時にやっていた英語を早く覚える5つの方法について具体的に掘り下げていきます!

英語を早く覚える方法1:「必要性」と「興味関心」
脳は生きる上で必要な情報、または自分の好きなことに関する情報は積極的に吸収しようとする性質があります。
例えば、僕は普段タバコを吸わないのでそのスラングである「Cigi(シギー)」は全然覚えられなかったのですが、ナイフやフォークなどの銀類「Cutlery(カトラリー)」はカフェで必ず使用したのですぐに覚えました。

また、僕はビジネス系の話がすごく好きなのですが、自分の好きなことであれば脳はいち早く情報を吸収しようとする特性があり、実際ビジネス系の英文を読んでも「辛い」という感覚はあまりありませんでした。
脳科学的にも、「英語で学ぶ」方が英語力は圧倒的に向上することがわかっています。
英語を勉強する時は受験のような形式に則って勉強するのではなく、自分の興味関心のあるものを「英語で」勉強すると、英語を早く覚えることができるようになります!

英語を早く覚える方法2: イメージで覚える
人が得ている情報量の約90%は視覚からであると言われているように、視覚情報と記憶はかなり強い関係性があります。子供の頃の記憶を思い出す時、脳内でその時の情景がフラッシュバックしますよね!恋人と別れた時なんて鮮明に覚えているのではないかと思います。
(僕もハウステンボスのベンチに座りながら当時の彼女にド派手に振られた映像は未だに残っています…)
英語を覚える際も映像として暗記することで、記憶に残りやすくなるのです!

オススメなのは、わからない単語に出くわしたらGoogleで画像検索すること。
この画像は「Polyglots」という単語を画像検索した際に出てきたものですが、「複数言語」 ということがパッと見でわかりますよね!英単語や表現をイメージと一緒に暗記すると「Polyglots」という単語が出てきたらこの映像も同時に思い出せるようになるので、ほぼ忘れることはありません。

英語を早く覚える方法3: 音で暗記する
人間が視覚情報の次に依存しているものが、耳からの音の情報です。中学生や高校生の時に聞いた曲が流れるとすぐに曲名を思い出せるのは、音と記憶が密接に結びついているからです。
英語を覚える際も視覚情報だけでなく「音」も同時に暗記すると記憶が定着しやすく、且つ、忘れずらくなります!

留学する上で特に「音」はすごく重要で、もし大量に英語を覚えていたとしても実際に聞いた時に理解できなければ、それは「英語を覚えている」ことにはなりませんよね!
例えば、マクドナルド(McDonald’s)はみんな知っている単語だと思いますが、英語では「メクドゥナ」のように発音するので、実際に聞くと全く別物のように聞こえます。
「聞ける英語は話せるし、話せる英語は聞ける」と言われているように、英語の音を覚えておくと相手の言っていることが理解できるだけでなく、伝わる英語も使えるようになるので、発音を通して音を同時に覚えておくと英語力そのものを底上げすることができます。

英語を早く覚える方法4:経験で覚える
英語を早く覚える上でもう1つ大切なのは、経験と結びつけること。脳科学的に、誰と、どこで、どんな話を、どのような状況でしたのか、という付随情報があるとかなり忘れにくいと言われています。
例えば、女友達とある男性の恋バナをしていたら、その男性と実際に出会った時にその友達との会話の内容が頭の中にきっと浮かぶと思います。人は付随情報が多ければ多いほど忘れにくいので、自分の経験と結びつけておくことで早めに覚えられるようになるのです!

オススメなのは、人と圧倒的に話すこと。
誰と、どこで、どんな会話をしたのかという情報があれば、例えそれが英語であってもかなり思い出しやすくなります。僕が留学した当初、発音がうまくできず、「Sit」を「Shit」と発音してしまい、ネイティヴの友達に突っ込まれたことがありました。
【動画第2弾】
『僕が留学先でやってしまった英語ミスまとめ』 pic.twitter.com/Xg1N2VSxwb
— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) June 19, 2019

英語を早く覚える方法5:英文単位で覚える
「英単語=1つ1つ覚えるもの」という認識がありますが、英語は英文で単位で覚えると暗記しやすくなります。イメージ記憶や体験記憶と同様、付随情報が多くなればなるほど記憶は定着しやすくなるので、英語も英文単位で覚えた方が結果として忘れにくくなります!
英単語を覚える上で一番効率的なのは、イメージ記憶×体験記憶×文単位で暗記すること。

いろんな角度から脳内の記憶にアクセスできるよう、付随情報をたくさん詰め込み、できるだけ早く英語を覚えていきましょう!
英語を早く覚えるために復習するタイミング
出展:新日本速読協会
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによると、人は記憶したことを1日で70%近く忘れるそうです。この研究は意味のないもの(興味関心のないことも含めて)を暗記することに関する研究なので、英単語などはこの赤の曲線のようにはならないと思いますが、それでも覚えた半数以上のことを1日で忘れてしまうことは間違いないと思います。
しかし、黄色い線で示されているように、何度も復習を重ねることで長期記憶として定着しやすなります!

僕が実際にやっていたのは、その日に覚えた単語や表現、そして実際にネイティヴが使っていた表現を「何度も思い出す」こと。
「思い出す」は脳に最も負荷のかかる作業であり、学習ピラミッド(後述)でいう「知識を使う」部分にあたります。
20分に1回思い出し、誰かにそれを話すなり、自分自信に解説するでも良いので、積極的に使い倒してできるだけ早く覚えられるようにしてください!
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