
こんな疑問に答えます!
- 日本人が英語を話せない理由
- 英語を話すために必要なトレーニング
- 英語を話すトレーニングにアプリを使うべき理由
- おすすめのアプリ4選
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、留学当初は全くと言って良いほど英語力はゼロでした。
海外大とか元から頭良かったんでしょ?とか、英語最初からできたんでしょ?ってよく言われるけど、ドライアイに鞭打って本を大量に漁り読み、苦笑されながら片言の英語を必死に使い倒し、ホストシスターズ(高校生)の爆速英語を白目になりながら毎日聞いた。
簡単に言うけど、すんげー勉強したんだからなw pic.twitter.com/rllDh8Ynje— ちーや🇦🇺メルボルン (@chiyahenyMel) 2019年2月23日
英語が話せるようになると可能性が大きく広がりますよね!自由自在に自分の考えや想いを伝えられるようになりたいですよね!そんな人は、ぜひ見てください!
英語を話すトレーニングが必要な理由

日本人が英語を6年間勉強しているのに英語が話せない理由は主に7つあります。
日本人が6年間英語を勉強しても話せない理由
・授業中の私語厳禁
・先生の一方向の授業
・授業外で英語を使わない
・英語を使う必要性がない
・間違いを極度に恐れている
・使う練習が圧倒的に足りない
・単語を覚えても使い方を知らない“Speaking requires skill, not just information”は印象的。
— ちーや🇦🇺メルボルン (@chiyahenyMel) 2019年6月3日
このTweetの中で注目すべき点は、英語を使う練習や機会が圧倒的に少ない、ということ。
勉強しても実際に使わなければ英語は話せるようにはならないのです。

英語を話すために必要なトレーニング

英語を話せるようになるためには以下3つのステップが必要です。
- 基礎固め(単語、文法、発音)
- 膨大なインプット
- 圧倒的アウトプット

英語を話すためのトレーニング1:基礎固め
ピアノを弾く時に音符の意味や鍵盤の音を知らなければ曲を弾けるようにはならないように、単語や文法、そして発音がわからなければ英語を話すことはできません。
土台が固まっていなければ、超高層ビルを建てられないのと同じです。
特に単語と文法がなければ英語を話すことも理解することもできないため、真っ先に固める必要があります。難しい単語や複雑な英文法を覚える必要はないので、中学生レベルまではマスターしておきましょう!

また、発音もかなり重要な要素です。
「英語を話す」は
- 頭の中にある情報を引き出し
- 英文を組み立て
- 実際に口に出して話す
という3つの過程を通ります。頭の中で言いたいことを整理して英文を作れたとしても、正しく発音できなければ相手に自分の考えや想いを伝えられなくなってしまいます。
発音はスピーキング力を伸ばす上で欠かせないものなので、単語を覚えながら、同時に身につけていきましょう!

英語を話すためのトレーニング2:膨大なインプット
楽譜を見て暗記しても実際にピアノを弾かなければ曲を弾けるようにはならないように、基礎を抑えたら実践です。
英語がいかに使われ、どのような場面で、どんな表現がされるのかなど、多くの英文に触れることで身近なものにしていきます。

大量のインプットをしていくとすでに知っている単語やフレーズが出てくるので、すでに知っているものをベースに、新しい知識を増強していきましょう!
英語を話すためのオススメのインプット方法:多読
多読がもたらす学習効果は以下4つあります。
- 自然な英語表現が身に付く
- 英文の推測能力が身に付く
- リスニング力が同時に伸びる
- 英語を英語で理解できるようになる
英語を話す上で特に注目すべきは、1と4。
多読を繰り返すことで実際に使える英語表現が身に付くので「ネイティヴはそんなこと言わないよ?」みたいなことがおきません。
教科書で多動する人が多いのですが、教科書だとお堅い表現が使用されていて実際に使われないものも含まれてしまうので、多読の教材は自分に合ったものを選ぶ必要があります。

そして、英語を話す上で最も大切なのは、「英語を英語で理解できるようになる」こと。
「英語を話す」というのは会話の中で起こることなので、日本語で言いたいことを考え、英語に作り直し、そして話すというのは時間がかかりすぎますよね。
英語を話す時は、英語で考えて瞬時に英文を作り、話すことが求められるので、「日本語」を頭の中から取っ払う必要があるのです。
多読を行うと何度も同じ単語、フレーズに触れることになるので、日本語の解釈が次第に入らなくなり、結果として、「英語→英語」の思考回路になります。

英語を話すためのトレーニング3:圧倒的アウトプット
少しだけ下の図を見てください。

(出典:National Training Labaratory)
これは「学習ピラミッド」と呼ばれるもので、どのような勉強をした時に学習効率が高いのかを示した図です。
見たり聞いたりするだけのインプット学習よりも、ディスカッションや人に教えるなどのアウトプット学習の方が圧倒的に勉強効率が高いことがわかりますよね。
インプットした知識は実際に使うことで、話せるようになっていくのです!
学校の授業を聞くだけでなく実際に問題を解いてスコアを伸ばしていく必要があるように、英語を話すためには実際に話す必要があるのです。
英語を話すためのアウトプットトレーニング1:シャドーイング
シャドーイングの学習効果は主に7つあります。
- リスニング力が伸びる
- スピーキング力が飛躍する
- リーディングスピードが上達する
- ライティング力が爆発的に伸びる
- 発音が綺麗になる
- イントネーションやアクセントが身に付く
- 使える英単語・英語表現が増える
シャドーイングを行うと英語能力の全技能が伸びていきます。
僕も留学当初はホストマザーとまともに会話できないくらい英語力はゼロでしたが、シャドーイングを徹底的にやり込んだおかげで、半年後にはメルボルン大学に進学することができました。


英語を話すためのアウトプットトレーニング2:日記アウトプット
少しだけ、以下の動画を見てください。
これは「日記アウトプット」と言ってその日に起こった出来事や学んだことを日記形式で動画に残していくものですが、日記アウトプットを行うメリットは主に5つあります。
- 自分の英語のミスに気付ける
- 発音を矯正できる
- リスニング練習になる
- 成長過程を残せる
- 英語を長文で話せるようになる
映像に残すことで自分が普段気づかない文法や発音のミスに気付くことができます。
特に発音は自分で矯正する意思がないと直すことはできないと言われているので、ムービーを撮っておくことで矯正するきっかけになります。

また、英語を長文で話せるようになるのも大きなメリットです。
日記アウトプットをしていると話せること、追加できる情報、英語を追加していく方法が感覚的にわかるようになり、使えるフレーズや表現も増えていくので、継続して行うと話せる英語が長文化します。
プレゼンもかなり得意になるので、留学を控えている人は、ぜひやってみてください!

英語を話すトレーニングにアプリを使うと効果的!

アプリを使ってトレーニングするとかなり効果的です!
- いつでも気軽にできる
- お金がかからない
- ゲーム感覚でできる
- 持ち運ぶ必要がない
英会話に行こうと思うとかなり腰が重たくなるし、お金も相当かかりますが、アプリであれば気軽に低コストで、且つゲーム感覚でできるので継続しやすいですよね。
また、スマホさえあればOKなので持ち運びにもかなり便利です!

英語を話すトレーニングにオススメのアプリ4選

ここでは僕が実際に使っていたアプリを4つご紹介します!

英語を話すトレーニングおすすめアプリ1:瞬間英作文
Amazonでベストセラーになっている参考書がアプリになったもので、留学前に英語力を伸ばしたい人は絶対にやるべきアプリです!
- 自分の考えや想いを自由に伝える力が身に付く
- 英語を英語で考えることができるようになる
- 使われている英語が簡単
- 英語力ゼロからスピーキングを伸ばせる
- サクサク進められる
このアプリは脳内で瞬時に英作文を作れるように設計されたもので、これを徹底的に使い倒すと自分の考えや想いを自由自在に伝えることができるようになります。
日本語を瞬時に英文に作り変えるトレーニングなので、このアプリを継続すると反射的に英語を話せるようになります。
【初級編】英語を話すトレーニングおすすめアプリ2:究極の英語リスニング
初心者に超オススメのリスニング教材です!
- 使われている英文が超簡単
- 自分のレベルに合わせてシャドーイングできる
- 必要な部分だけを重点的に聞くことができる
- トピックが幅広いので飽きない
- Vol.1~4まで全て収録されている
英語学習教材の至宝「アルク」が設定している「SVL(Standard Vocabulary List)」12000語のうち、超基礎の1000語だけで英語が作られているので、かなり楽にリスニングすることができます。
「単語が難しすぎて鼻血出そう…」みたいなことにはなりません。
スピードもかなりゆっくりでレベル別に収録されているので、シャドーイングにも最適です!

【初級編】英語を話すトレーニングおすすめアプリ3:スタディサプリ
会員数が50万人を突破した超人気英語アプリですが、英語を話すトレーニングにもすごく効果的です!
- 使われる英語が超簡単
- レベル別のリスニングができる
- ディクテーション練習が可能
- 英語が日常会話メイン
- インプットした後にすぐにアウトプットできる
シャドーイングは自分のレベルに合った教材を選ぶことがすごく大切ですが、スタディサプリにはチェックテストがあるので難易度を間違えることはありません。
また、書き取りセクションがあるので聞き取れない部分だけを重点的にトレーニングし、スピーキングに繋げることができます。

【中級編】英語を話すトレーニングおすすめアプリ4:イングリッシュ・セントラル(English Central)
スタディサプリの難易度を少しだけ上げたようなアプリです。
- 自分のレベルに合ったリスニングが可能
- いろんなトピックでリスニングできる
- リスニングで登場した単語をその場で復習できる
スタディサプリのように勉強のガイドのようなものはありませんが、いろんなトピックが用意されているので、自分の好みに合わせてトレーニングすることができます。

【上級編】英語を話すトレーニングおすすめアプリ5:TED
これから留学する人、海外の大学に進学予定の人にすごくおすすめのアプリです!
- 完全無料
- 英語字幕がある
- 英語の発音がはっきりしている
- 自分の興味・関心でトピックを選べる
- 倍速再生できる
論理的な文章構成や話し方、発音やアクセントなど、動画の中からいろんなことを無料で学習することができます。
TEDは英語字幕が付いていてプレゼンターの発音もすごく綺麗なので、シャドーイングにはぴったりの教材です!

英語を話すトレーニングでスピーキング力を爆伸びさせよう!

留学当初、僕は自分の英語力に本当に自信がなくて、英語力そのものもゼロでした。
僕が初めてホストマザーに会った時
🙍『飛行機で疲れたの?』
僕『ううん』
🙍『お腹空いたの?』
僕『ううん』
🙍『静かだけど、どうしたの?』
僕『いや、英語に自信なくて…』
🙍『私はね、あなたの英語に興味はないの。あなたの話が聞きたいだけ』その日から英語の間違いを気にしなくなった。 pic.twitter.com/3PJCUh5e17
— ちーや🇦🇺メルボルン (@chiyahenyMel) 2019年3月14日
しかし、この記事でご紹介したトレーニングを続けることで、留学して半年後にはオーストラリアのトップスクールと言われているメルボルン大学に進学・卒業することができました。

正しい勉強法で継続的に学習することで、スピーキング力は伸ばすことができるのです!
