こんな疑問に答えます!
- 留学する日本人は増えている?
- 留学で日本人と関わるメリット
- 留学で日本人と関わるデメリット
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、最初は英語が一切わからず、日本人との繋がりもゼロでした。
勉強からとことん逃げ、毎日素振りすることだけが正義だった10年前。
その後真反対の人生を歩むことになりました。
ほんと何があるかわからないね😂#10YearChallenge pic.twitter.com/dk0aKnED7j— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2019年1月19日
海外留学で一人ってすごく不安ですよね!でも「英語力のことを考えるとあまり繋がらない方が良い」と聞くとやはり気は引けますよね!そんな人は、ぜひ見てください!
海外に留学する日本人は増えている!?
2019年に文部科学省によって行われた調査によると、海外に留学する日本人は年々増えていることが報告されています。
上の図の通り、海外に出る日本人は年々上昇傾向にあり、留学先のトップ3であるアメリカやオーストラリア、カナダでは日本人を見かけることも多くなってきています。
実際、僕はオーストラリアのメルボルンに留学していますが、年々日本人の数は増えてきているし、街中で日本人を見かけない日はないくらい多くなってきたな、と感じています。
海外留学で日本人と関わる4つのメリット
ここでは海外留学で日本人と関わる4つのメリットについて深く掘り下げていきます!
海外留学で日本人と関わるメリット1:英語を使う機会を増やせる
これは意外かもしれませんが、「日本人」と一言で言っても、いろんな人がいます。
短期間しかいない人もいれば、永住権を取得して現地に長期間滞在している人など、理由は様々です。
現地に長く住んでいる人であれば英語ネイティヴの友達を多く持っている可能性はすごく高いし、海外の人が一人でもその場にいれば必然的に英語を使うようになるので、英語を使う機会はすごく多くなります!
実際僕は現地に長く住んでいる日本人の人とひょんなことから繋がることができ、ハウスパーティには必ずと言って良いほど海外の人が混じるので、そこから英語ネイティヴの輪が一気に広がりました。
留学当初にネイティヴの友達を作るのは至難の技ですが、そう言った日本人と一緒にいると必然的に交流関係は広がりやすいのです!
海外留学で日本人と関わるメリット2:現地の人しか知らない情報を得られる可能性がある
留学当初はどう頑張っても中々得ることの難しい情報が、日本人との繋がりから得られることがあります。
例えば、僕は留学当初、英語ネイティヴの友達がおらず困っていることを相談した時、「大学の日本語クラブに行ったら良いよ」と勧められました。
日本の英会話サークルを想像したら良いのですが、確かに英語を話しますが、その大半は日本語ですよね。日本語の方が楽なので、どうしても半分以上は日本語になることが多いのです。
同じように、大学の日本語クラブでも、日本語は使いますが、半分以上は英語になるのですごく勉強になるのです。
そしてそこにいるのは、何を隠そう、ネイティヴの皆々様。
現地の人の機転の効いたアイデアで、多くの英語ネイティヴと繋がることができました!
海外留学で日本人と関わるメリット3:トラブルに遭った時に助けてもらえる可能性がある
これは本当に心に留めておいてほしいことなのですが、何か遭った時にやはり頼りになるのは日本人です。
特に現地に長く住んでいる人であれば、あなたが出会うトラブルはすでに経験している可能性が高く、どうすれば解決できるかを知っていることも多々あります。
僕はVISA申請中に日本に一時帰国した時があったのですが、日本から戻る時にVISAが切れており、空港で飛行機への搭乗拒否されたことがありました。
(あの時はマジで一生分の冷や汗をかいた…)
VISA関連に詳しい日本人の方に連絡を取り、どうすれば良いのかを聞き、最終的には事なきを得ましたが、あの時に連絡が取れていなければオーストラリアへ戻ることはできなかっただろうし、申請していたVISAも切れて強制帰国になっていたかもしれません。
海外留学で日本人と関わるメリット4:結局救いになる日本人
そして一番のメリットは、心の支えになる、ということ。
海外留学で「孤独」はつきものです。
母国語は一切通じず、何をやっても上手くいかないことばかり。些細なことで失敗が続けは、それは自己否定に繋がり、自分がちっぽけに見えて仕方なくなります。
マイナスなことばかりだと留学が嫌になったり、精神的に辛くなることもあると思います。
そんな時に日本語で相談できる人、話を聞いてくれる日本人がいるだけで救われることはたくさんあります。
僕も留学中は楽しいことよりも辛いことの方が多く、精神的に追い込まれることもたくさんありましたが、同じ境遇の日本人の友達と話して共感してもらったり、現地に長くいる人に解決策を求めたりなど、かなりお世話になりました。
海外留学で日本人と関わる2つのデメリット
ここでは日本人と関わることのデメリットと一般的に言われることについて1つずつ掘り下げていきます!
海外留学で日本人と関わるデメリット1:英語を使わなくなる可能性がある
いきなりですが、ぶっちゃけた話をしますね。
留学に来ても英語が伸びない人はかなりたくさんいて、そういう人は高確率で日本人とばかり一緒にいます。
やはり日本語が通じるとすごく安心するし、日本人の方が文化が同じなのでストレスも少なく、気楽に接しやすいんですよね。
海外で「孤独」という感覚も薄くなるので、より一層快適な環境から出ようとはしなくなります。
しかし、英語は言語なので、触れる機会や使う頻度が少なければ、英語力が伸びていくことはありません。
海外留学に行けば確かに「英語のシャワー」を浴びることはできますが、それは自分から積極的に英語環境に飛び込んでいる場合であって、日本食レストランと家の往復をしている人は「日本語しか使ってない…」みたいな状況になることはよくあるようです。
日本人と繋がることで得られる機会も多くはなりますが、関わり過ぎると英語を使うことが少なくなってしまうので、やはりそこはバランスなのだと思います。
初めてお会いする人に
『英語話せるんですね!まぁ海外大出てて5年も住んでれば、そりゃそうですよね』
ってよく言われるんだけど、その理論だと学校行ってる人は全員好成績になるし、ラグビーしてる人は全員マッチョということになる。
結果に大きく影響するのは、強い意志と努力の継続なんですよね。— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2019年3月29日
海外留学で日本人と関わるデメリット2:甘える可能性がある
また、「留学」で得られるものは英語力だけではありません。
ほんの些細なことでも壁に感じたり、自分が全てにおいて守られて生きてきたこと、そしてそれを乗り越えていく中で気付くことなど、いろんな面においての成長もまた留学の醍醐味です。
日本にいるだけでは得られない貴重な経験が留学の中には眠っています。
しかし、日本人に頼り過ぎると「何かあれば助けてくれる」という一種の甘えのようなものが生まれる可能性もあります。
自分で乗り越えられることでもすぐに頼ろうとしてしまう癖がつくと自分の中の成長はそこで止まってしまうので、結果として留学で得られるはずだったものが少なくなってしまいます。
日本人との繋がりは大切にすべきですが、まずは自分の力で乗り越える努力をし、どうしても解決できないようなら日本人の力に頼るようにしてください。
海外留学では日本人の繋がりは大切に!でもバランスも考えて!
留学先で日本人と繋がることに関しては賛否両論ありますが、僕は日本人の繋がりは大切にすべきだと思っています。
英語力が伸びない等いろんな意見がありますが、要は関わり方出会って、英語力伸びる人は日本人との繋がりを大事にしていても伸びます。
どう接するのかを考えることでバランスを取りつつ、留学を有意義なものにできるのだと思います。
賛否両論ありますが、僕の意見は『英語力を伸ばしたいなら日本人の友達は作るべき』です。
日本人でも長期滞在している人はネイティヴとの繋がりも多いし、そもそも短期でネイティヴの友達を見つけるのって結構難しい。
日本語を使わないのは確かに大切ですが、避けすぎるのはすごく勿体無いですよね。 pic.twitter.com/LOUSZoP3gt— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2019年5月24日