こんな疑問に答えます!
- 英語がわからなくて困ること
- 英語がわからない場合の最適な留学期間
- 英語がわからない状態で留学した僕が行っていた勉強法
- 「英語がわからない」を留学しない理由にしてはいけない
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、留学当初は英語力は壊滅的で、本当に留学してやっていけるのかすごく不安でした。
勉強からとことん逃げ、毎日素振りすることだけが正義だった10年前。
その後真反対の人生を歩むことになりました。
ほんと何があるかわからないね😂#10YearChallenge pic.twitter.com/dk0aKnED7j— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2019年1月19日
英語がわからないと留学しても良いのか考えますよね!本当にやっていけるのか、すごく不安になりますよね!そんな人は、ぜひ見てください!
英語がわからないと留学先で困る5つのこと
英語ができない状態で留学して困ることは、大きく分けると5つあります!
- 授業がわからない
- 友達ができない
- トラブルに対処できない
- ホストファミリーと話せない
- 英語が伸びにくい
1つずつ詳しく解説していきます!
英語がわからないと困ること1:授業がわからない!?
真っ先に思い浮かぶのはこれだと思いますが、結論から言うと、心配する必要はないと思います。
なぜなら、語学学校にはそれぞれクラス別のテストがあり、自分のレベルに合った授業を受けられるからです。僕も入学式があったその日にPlacement Testというのを受け、先生たちと軽い面接をしてクラスが分けられました。
「僕、英語全然できないんだけど…」と言うと、
と、超軽いノリで流され、内心すごく不安だったことは今でも覚えているのですが、結論から言うと、全然大丈夫でしたw
難易度的にも簡単過ぎず、難し過ぎないちょうど良いレベル。僕の苦手だったスピーキングに焦点が置かれたクラスで、話す機会が多く用意されたコースでした。
先生も「ビッグマム」という言葉がピッタリ当てはまるような人で、わからないことは理解するまで徹底的に仕込んでくれました。(そう、徹底的にw)
もちろんわからないことも多少出てきますが、その都度「それって、こういうこと?」と聞くと解説してくれるので、わからない部分を隠さないこと、そのままにしないことがすごく大切だと思います。
英語がわからないと困ること2:友達ができない!?
クラスメイトはあなたと同じくらいの英語力を持っていて、境遇も基本的に似ています。
確かに英語ができれば伝えられることは増えるし、自分の気持ちや想いをより正確に伝えることができるので友達はできやすくなりますが、英語ができないからといって友達ができないわけではありません。
実際僕は語学学校で一番初めのクラスで一緒だった韓国人とすごく仲良くなり、今では 僕のハウスメイトです。
ハウスメイトが空港まで送ってくれたんだけど、毎日家で使ってる『じゃあね』ではなく、なぜか『こんにちは』を連呼して帰って行ったのが面白すぎて空港で一人笑いが止まりませんw pic.twitter.com/uVc6IFLfy5
— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2019年5月27日
英語で何を話したら良いか最初はきっとわからないだろうし、自分からは話しかけづらいかもしれませんが、語学学校では授業内でディスカッションをしたり、グループワークで一緒に課題に取り組むなど関わる機会はすごく多いので、自然と打ち解けることができます。
そして心に留めておいてほしいのは、英語がわからない人の方が、自分の英語を理解してくれやすい、ということ。
英語がわからない分、相手の話をよく聞こうとするので、自分の拙い英語でもネイティヴに話すよりも伝わりやすかったりするのです。
英語がわからないと困ること3:トラブルに対処できない!?
海外留学するということは、全てが自己責任である、ということ。
トラブルが起きても自分で何とか乗り越えていかなければなりません。見知らぬ土地で言葉は通じず、誰も助けてくれないことを考えると不安が爆発しそうになるし、すごく心細い気持ちにもなりますよね。
でも少し考えてほしいのですが、留学先で同様のトラブルになったのはあなただけではないと思うのです。
例えば、銀行口座を開設するやり方がわからない人はきっとたくさんいるし(僕はわからなかった…笑)、家探しや職探しの方法、面接の方法や交通機関の乗り方など、すごく些細なことで悩んだ人はたくさんいます。
ググれば1発でどうすれば良いかがわかるようになってきているし、TwitterなどのSNSで現地にいる人にアドバイスをもらうのも1つの手だと思います。
(その際は相手の時間を奪っている、という意識をお忘れなきよう)
留学先で、日本人で初めてそのトラブルに遭うというのは結構稀なので、まずはググる癖を付けましょう!
そして身近に頼れる人、何かあったら親身になって聞いてくれそうな人をSNSで探してみてください。
英語がわからないと困ること4:ホストファミリーと話せない
英語がわからなければコミュニケーションが取れないので、ホストファミリーと上手く話せるか心配になりますよね。
僕が初めてオーストラリアに来た時も、自分の英語力に全く自信がなくて、ほとんど話せませんでした。
その時のホストマザーとの会話がこれ。
僕が初めてホストマザーに会った時
🙍『飛行機で疲れたの?』
僕『ううん』
🙍『お腹空いたの?』
僕『ううん』
🙍『静かだけど、どうしたの?』
僕『いや、英語に自信なくて…』
🙍『私はね、あなたの英語に興味はないの。あなたの話が聞きたいだけ』その日から英語の間違いを気にしなくなった。 pic.twitter.com/3PJCUh5e17
— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2019年3月14日
大切なのは、考えや気持ちを伝えようとする姿勢。
黙り込んで何も話さないことが、ホストとの距離を縮める上では一番アウトです。
ホームステイを受け入れている家庭は英語が堪能ではない留学生に慣れていることが多いし、そもそも英語がわからない、話せないことは十分に理解していることが多いです。
僕の時もそうでしたが、簡単な英語で、すごくゆっくり話してるくれるし、必要であれば英語をメモに書き起こしてくれます。
「僕があなたと話がしたいんだ!!!!」という気持ちを全面に押し出すとホストも答えてくれるので、総じて仲良くなりやすくなります。
留学当初、僕の英語力は本当に壊滅的でしたが、ホストの家を離れて3年経つ今も月に2回のファミリーランチ、誕生日会、イースター、そしてクリスマスなどの家族行事には必ず呼ばれるなど、家族の一員として受け入れられるようになりました。
初海外でのホストファミリーは、その後の『海外』というイメージに大きく影響するし、2度と海外に出たくなくなる人もたくさんいる。
僕はこの家族だからこそメルボルンに帰ってきたいと思えたし、この家族だったから留学生活が有意義なものになった。
感謝以外の言葉が見つからない。 pic.twitter.com/UQ5K4fbIwI— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2019年4月14日
英語がわからないと困ること5:英語が伸びにくい!?
ぶっちゃけた話、これは多少あります。
英語力は、英語にどれだけ触れ、使っているのか、その蓄積がどれだけあるのかによって決まるので、目を覚ましたら急にペラペラになっていた、なんて夢物語は残念ながら存在しません。
(それを謳っている教材があれば疑うべき)
聞いて、使って、また聞いてを繰り返す中で、少しずつ英語力は伸びていくからです。
しかし、英語がわからない状態で留学すると良いことも実はあったりします。
- 英語がネイティヴに近くなる
- 自発的に英語を使う環境に飛び込める
- モチベを保つことができる
英語の蓄積がゼロということは、それは人間でいう「赤ちゃん」状態。
変にカタカナ英語が身に付いていない分、習得した時の英語がネイティヴに近くなります。
日本で英語を話す環境を自分で作ったり、英語が話せる外国人を見つけるのはまだまだ難しいのが現状ですが、留学すると日常の全てが勉強に変わります。
また、変に英語力が付いていると「英語が通じなくて絶望する」という体験をすることがありますが、英語がわからない状態で留学すると「まだ勉強始めたばかりだし♪」とモチベを保ちやすくなります。
英語がわからない場合の最適な留学期間
英語がわからないの程度や何を目標とするのかにもよりますが、半年あれば日常会話レベル、1年あれば海外の大学に進学できるレベルまでには英語力を伸ばすことは十分に可能だと僕は思っています。
実際僕はホストマザーとまともに会話できないところから留学生活がスタートしましたが、半年後にはメルボルン大学に進学することができました。
長年海外に移住していても英語が全く話せない人もいれば、1年間で飛躍的に伸びる人もいます。
留学期間が長いほど英語力が高い、というわけではないのです!
初めてお会いする人に
『英語話せるんですね!まぁ海外大出てて5年も住んでれば、そりゃそうですよね』
ってよく言われるんだけど、その理論だと学校行ってる人は全員好成績になるし、ラグビーしてる人は全員マッチョということになる。
結果に大きく影響するのは、強い意志と努力の継続なんですよね。— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2019年3月29日
英語がわからない状態で留学した僕が行っていた勉強法
僕は以下5つのことを毎日地道に勉強を続け、少しずつ英語力の階段を登っていきました。
- 通学中はシャドーイング
- ホストマザーとの会話は毎日1時間以上
- ホストシスターズの爆速英語を1時間以上聞き続ける
- その日に覚えた文法と単語を使って英文作成
- 日記アウトプット
僕の英語力が急に伸びたわけではありません。少しずつ言えること、聞ける範囲が増えていき、徐々にゆっくりと伸びていきました。
日進月歩なので、一日1%でも成長できれば、半年後には半端なく大きくなることができます。
英語力は、英語に触れる頻度と使う回数の蓄積なのです!
「英語がわからない」を留学しない理由にしてはいけない
ある程度の英語力があれば留学で得られるものはすごく大きくなるし、友達の輪も広がってより有意義なものになると思います。
しかし、その「ある程度の英語力」はいつになったら身に付くのでしょうか?
「いつか留学しよう」の「いつか」は待っていても来ないと思うのです。
もちろん、それぞれに人生のタイミングはあるし、準備も必要だと思うので「今すぐに」とは言いませんが、時間も、お金も、英語力も、全てが一斉に揃うタイミングって中々ないのではないかな、と。
自分が「これはチャンスだ」と思ったら、思い切って飛び出すのも大いにアリなのではないかな、と思います!
英語がわからない人ほど留学すべき!
僕も留学当初は英語力は本当に壊滅的だったし何を話されてもチンプンカンプンでしたが、最終的には英語力も伸び、友達もでき、そして大学にも進学することができました。
英語がわからなくても留学はできるので、ぜひ諦めないでほしな、と思います!
とは言え、留学前に準備すること、英語力を底上げしておくことは大切だと思うので、できる限りのことはしておきましょうね!