こんな疑問に答えます!
- 留学前準備として英語勉強が大切な4つの理由
- 留学前の準備っていつから始める?
- 留学前英語勉強法!
- 留学前に読むべき3つの本
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、23歳まで海外に出たことはなく、大人になってから英語を勉強し始めました。
留学って滅多にできるものではないのでできる限りの成果を残したいですよね!できることなら留学で英語力を圧倒的に伸ばしたいですよね!そんな人は、ぜひみてください!
英語を全く話せなかった時の僕の英語力
この動画は僕の5年前の英語力を紹介したものですが、ご覧頂ければお分かりの通り、留学当初、僕は英語が全くもって話せませんでした。
留学をすでに経験していた友人からは「英語力ゼロで留学したけど、伸びるから大丈夫!」とか、「何とかなるよ!」と言われてましたが、本当の意味で「英語力ゼロ」だった人は僕以外にいないのではないかというくらい、絶望的な英語力で留学しました。
スタート地点は人それぞれだと思いますが「この状態からでも英語を話せるようになるんだ!」と希望を持てると思うので、ぜひ見てみてください!
留学前準備に英語勉強がマジで大切な4つの理由
ここでは留学前に英語を勉強しておく4つの理由について具体的に掘り下げていきます!
留学準備に英語勉強がマジで大切な理由1:留学先で英語力が伸びやすくなる
この動画は海外大&留学のリアルをメルボルンの大学に通う学生とぶっちゃけトークした動画ですが、この動画でも詳しく解説している通り、英語力ゼロで留学する場合とそうでない場合とでは、英語力の伸びが圧倒的に違います。
ぶっちゃけた話、留学先で学ぶ大半の英語は、日本でもできることばかり。
YouTubeで英語教材を引っ張ってくることはできるし、シャドーイングでいくらでも話すことができます。そして英文法に関しても、日本語で頭に入れる方が理解が早く、「英語で英文法を勉強してもサッパリ」みたいな状況になることもありません。
英語力ゼロでも留学することはできるし、自分次第でいくらでも英語力を伸ばすことができると思いますが、英語力ゼロで留学するのか、レベル10から始めるのかで、その後の英語力の伸びが全然違ってきます。
できる限り日本でしっかりと準備して、留学で英語力を圧倒的に伸ばす土台を作りましょう!
留学準備に英語勉強がマジで大切な理由2:友達を作りやすくなる
英語をある程度できる状態で留学すると友達を作りやすくなります。
英語力ゼロで留学すると相手の言っていることは全然わからないし、自分の気持ちも一切伝えられないことが多いので、コミュニケーションが上手く取れません。
結果として、友達が中々できづらい。
僕も英語力ゼロでオーストラリアに留学しましたが、最初は友達ができずかなり悩みました…。
留学は華やかなイメージがありますが決してキラキラではなく、僕の場合
・友達ゼロで詰む
・家と学校の往復
・VISA問題で超疲弊
・ストレスで13kg増量
・仕事開始10分で即クビ
・大学はPCとトイレの往復
・英語英語英語(震)と散々だったけど、気付けば友達に恵まれ、大学も卒業し、人生変わってた。 pic.twitter.com/Q84l6jiUug
— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) September 6, 2019
「〜留学不安!英語力ゼロでこれから留学します!って人は見てください〜」でも詳しく解説していますが、留学における多くの不安は基本的には「英語力」からきており、留学前に英語をしっかり勉強して準備していると友達はできやすくなるし、孤独で辛い想いをすることも少なくなります。
英語力をある程度つけて留学すると今考えている不安も払拭することができるので、そう言った意味でも事前準備は本当に大切なのです!
留学準備に英語勉強がマジで大切な理由3:留学費用を抑えられる
日本でしっかりと準備していくと現地での費用を抑えられる可能性があります。例えば、海外大への進学を考えている人は英語力がある程度高ければ語学学校に通わなければならない期間が単純に短くなるので、結果として費用を大きく抑えられるのです。
(↑僕の通っていた語学学校↑)
ぶっちゃけた話、語学学校に通っても英語力が伸びない人はたくさんいるし、長期で通っている人でもそこまで上達していない人は少なくありません。
日本でできることはたくさんあるし、日本であっても英語力を伸ばすことはできます!
留学はあくまで1つの手段でしかないので、留学そのものを有意義なものにするためにも、日本でしっかりと準備するようにしてください!
留学準備に英語勉強がマジで大切な理由4:留学でしかできない経験に時間を使える
僕の経験上、英語力は日本でも伸ばすことができるので、留学では現地でしかできない経験に時間を使うべきだと僕は考えています。日本でできることは日本でやれば良いし、多くのお金と膨大な時間を使って留学をするなら、英語力だけのために留学するのはもったいないと思うのです。
例えば、現地で働く経験は自分の未熟さや無力さに気付かせてくれたし、オーストラリアを旅することで世界の広さ、自分の価値観の狭さを知ることができました。留学前に英語力をつけていればもっと学べたこと、できたことはたくさんあっただろうし、別のことに時間をもっと使えただろうな、と思います。
留学の目的はそれぞれですが、留学という貴重な時間を、自分の今後の人生に繋がるものに使ってほしいな、と僕は考えています!
留学前の英語学習の準備っていつから始める?
僕の経験上、3ヶ月で中学レベルの基礎を徹底的に固め、使えるようにしていくのがベストなのではないかと考えています。
(基礎を全て固めてしまうのに、僕ちーやは3ヶ月ほどかかってしまったから)
人によってはもっと早くできるだろうし、より実践レベルの英語力を身につけられると思います。
この図はどんな勉強をした時に英語力が伸びるのかを表したもので「学習ピラミッド」と呼ばれる図ですが、特徴的なのは点線で引かれた上と下の部分。見る・聞くだけのインプット学習よりも、その知識を使う・人に教えるなどのアウトプット学習の方が圧倒的に学習効率が高いことがわかりますよね!
留学では基礎レベルをいかに「使えるか」が大切になるので、3ヶ月で徹底的に基礎を固め、「使う練習」へと学習スタイルをシフトしていく必要があるのです!
留学前に準備すべき英語勉強法
ここでは留学前にすべき英語勉強法について具体的に解説していきます!
留学前に準備すべき英語勉強1:英語の基礎固め
ここでいう「英語の基礎」とは、以下3つのことです。
- 英単語
- 英文法
- 発音
「英語を話せるようになる=英語が使える」とした場合、この3つが欠落すると英語を使うことはできません。
瞬時に脳内で英作文し、それを実際に言葉にして発声すること。
英単語が欠落すれば表現できることは狭くなるし、文法力がなければ考えや気持ちを正しく伝えることができなくなってしまいます。そして脳内で英作文できたとしても実際に口にできなければ話せるとは言えませんよね。
この3つの基礎を徹底的に固め、英語を話す練習、「使う練習」に移行していく必要があるのです!
ここで気をつけてほしいのは、英単語も英文法も、中学レベルで十分である、ということ。
日常で登場する英語表現の80%は中学レベルだと言われており、大学で専門的な内容を学ぶことがない限り日常の中では難しい表現はほとんど出てきません。
「留学」となると難しい英単語や複雑な英文法を覚えようとする人がいますが(僕)、留学で大切なのは「中学レベルの英語を使えること」なので、難しいことを学ぶ必要はないのです。
留学前に準備すべき英語勉強2:リスニングとスピーキングを徹底的に伸ばすべき
脳科学的に、言語を習得する上で最も土台になるのは「音」だとされており、英語を英語で理解できる状態を俗に「英語脳」と呼ぶのですが、現地で英語を学ぶ際もこの「英語脳」になっていなければ留学しても英語を理解することはできません。英語を理解できないので授業にもついていけないし、自分の気持ちも伝えられず話すこともできない。だからスピーキングも伸びていかない。
留学して「英語、全然ワカラナイ…」となるのは、脳が英語を英語として認識していないことが大きな原因なのです。
例えば、「ピアノ」と聞けばみんな白黒の鍵盤のある楽器を想像できますが、それは日本語の音と「ピアノ」を理解する脳の分野が繋がっているからです。
同様に、英語を聞いて瞬時にその意味を理解するためには英語の音を脳に刷り込んで土台を整えて上げる必要があるし、それはスピーキングを伸ばすことで「英語脳」を作ることができます!
留学前に準備すべき英語勉強3:徹底的にアウトプットしてスピーキングを伸ばす
英語脳を作るためにはスピーキングを伸ばすことが1番の近道であることは前述の通りですが、その時にオススメしたいのが、シャドーイングです。
英語をリスニングしながら音声通りに真似する練習方法のこと。
シャドーイングを行うと以下7つの学習効果があります。
- リスニング力が圧倒的に伸びる
- スピーキング力が上達する
- リーディングスピードが飛躍する
- ライティング力が爆発的に伸びる
- 発音が綺麗になり、英語が伝わる
- イントネーションやアクセントが身につく
- 使える英語表現が爆増する
シャドーイングを行うことで英語脳の土台を作れることはもちろんのこと、英語の全技能(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)を一気に伸ばすことができます!
英語の基礎を固めた後はシャドーイングで徹底的にアウトプットし、実践レベルの練習を積んでいきましょう!
留学前の英語勉強は「必要性」と「興味」から!
脳は日常の中で必要になることや自分の興味関心のある情報などは積極的に吸収しようとする特性があります。生活の中で使うフレーズは否が応でも覚えるし、自分の好きなことであれば意識しなくても勉強が続きますよね。脳科学的にも「誰とどこで話したのか」という体験記憶は特に頭に残りやすく、忘れにくいとされています。
単語帳を持ってきてただ暗記するだけでは「使える英語」にはならないし、単語や表現の使い方がわからないので実践的な英語力を身に付けるという点でも非効率です。
そんな時にオススメなのが、英語フレーズ集を使った暗記法。
これは実際に僕が使っていた英語フレーズ集ですが、これがオススメなのは留学で使える英語が身に付くこと。
オーストラリアに5年住んでいるのでわかるのですが、このフレーズ集に載っている表現はマジで普段使いするものばかりです。日常の中で出てくる単語もこのフレーズ集に載っているものばかりなので、一緒に暗記した方が効率が良いのです。
留学前に短期間でスピーキングを伸ばすオススメの英語学習プログラム2選
僕は留学でこのプログラムを実践し、スピーキング力を圧倒的に伸ばすことができました!
僕はメルボルン大学に入学する前、IELTSのスピーキングにすごく苦手意識があって何度もずっと5.0止まりでしたが、YouCanSpeakを使い始めて3週間で目標とする6.5を取得することができました。その後も僕のスピーキング力は伸びに伸び、IELTSでは最終的には7.5を取得しました。スピーキングの向上と同時にリスニングも飛躍し、7.0まで伸びています。
(これまでの僕の努力は何だったのか、と、少し悲しくなりました・・・泣)
- 言いたいことが英語でスラスラ言えるようになる
- 英文が瞬時に脳内で浮かぶようになる
- ネット環境があれば、いつでも・どこでも学習可能
- 初心者でも受講可能
- 長期留学者にオススメ
通常、僕ら純ジャパ(日本生まれ日本育ち)が英語を話そうとする場合、英文の基礎構造が抜けているので上手に文を作ることができません。基礎構造の習得は幼少期であれば母国語として簡単に身に付きますが、純国産の僕らにはそれができません。13歳以降は日本語脳が確立されてしまうので、応用英語も扱うこともできなくなります。
例えば「これは昨日私の友達が私にくれたリンゴです」という英文を瞬時に作ることができるでしょうか?YouCanSpeakでは以下4つのプロセスを辿って、英文を瞬時に作れるようトレーニングしていきます。
- 私の友達が昨日私にそのリンゴをくれました
(My friend gave me the apple yesterday.)
- 私の友達が私にくれたリンゴ
(The apple that my friend gave me.)
- これは彼の家です。
(This is his house.)
- これは昨日私の友達が私にくれたリンゴです
(This is the apple that my friend gave me.)
この文構造の組み替えを何度も何度も練習し、「実際に使う」ことで脳内で英作する時間を縮めながらスピーキング力を伸ばすプログラムになっています。
留学前にスピーキングを伸ばそう!と思うと「単語や文法を勉強しないと無理じゃない?」と考えてしまうと思いますが、YouCanSpeakの場合は単語力も文法力もそこまで必要としません。中学生レベルの単語力と文法力があれば十分で、英語初学者でもゲーム感覚でスピーキング力を伸ばすことができます。
レベル別に難易度が分かれているので、単語力や文法力に自信がないな、という人でも気軽に取り組むことができるようになっています。
留学で英語フレーズがスラスラ話せるようになるおすすめの教材:7+English
そして短期留学の人に僕が圧倒的にオススメしたいのが、この「7+English」です。
- 留学前に圧倒的即戦力が身に付く
- 英語が口からサッと出てくるようになる
- 1日20分から英語学習が可能
- インプットとアウトプットが同時にできる
- 短時間で大量に使える英語をアウトプットできる
- 1日に勉強する内容が決まっているので取り組みやすい
- 短期留学者にオススメ
これのすごいところは、インプットとアウトプットが同時にできてしまうところ。英語フレーズ集は基本的に覚えて暗記することがメインなので「使う」ことができないというのが欠点ですが、この教材はそれを上手にカバーし、留学先で実際に使える実践力を養えるようプログラムされています。
例えば、僕ら英語勉強中の人は「英語を話す時に先に日本語で考え、英文に置き換えて話す」という過程を通常とおりますが、実際の会話では日本語で考えていては会話スピードに追いつくことができません。このプログラムでは「英語を英語で考える」ことができるよう、「使う」ことに重点を置いて学習プログラムが設計されています。
日本語音声→英語音声→倍速再生
これが通常モードですが、このプログラムには続いて復習モードがついており、そこで大量にアウトプットすることができます。
日本語音声→空白3秒→英語音声
日本語音声と英語音声の間に3秒間の空白があり、英語の答えが流れる前に英文を言い終えるようトレーニングしていきます。これができるようになると「日本語→英語」だった脳内回路が「英語→英語」に変化していくので、英語で話しかけられてもサッと意識せずに英語が出てくるようになるのです!
(↑僕のスマホの画面↑)
僕はこれを留学の3ヶ月前に購入し、上の写真のようにスマホに入れて隙間時間に大量にアウトプットしていました。確かに1日20分でも効果はかなり期待できますが、僕はすごく不安だったので毎日1時間ずっとこれをやってました。1つの科目は1分程度で終わるので、ほんのちょっとした隙間時間を使いたい人にはすごくオススメです!
オーストラリアに5年生活しているのでわかるのですが、日常の中で使用するフレーズやパターンは基本的に決まっていて、七田式ではそれを60パターンにまとめてあるので1日1パターンを使えるようにするという設定で60日でプログラムされています。
留学前に短期間で「使える英語」を身に付けたい人は、マジで使ってみてください!60日続けた後、きっと驚くと思います…。
英語学習プログラムを実践した後の僕の英語力
上記2つの英語学習プログラムを実践した後、僕のスピーキング力は動画内で解説しているくらいまでには伸ばすことができました。その他にも…
- 毎日膨大なリーディング
- 毎日大量のディスカッション
- プレゼンの準備
- エッセイの執筆
など、以前の自分では考えられないような英語環境を乗り切るくらいの英語力は身に付けることができました。
- 今度こそ本気で英語を話せるようになりたい人
- 短期間で圧倒的に成果を出したい人
- 隙間時間を上手に使いたい人
は、ぜひ活用してみてください!
留学前に英単語を覚える方法
また、ワカラナイ単語が出てきたらGoogleの画像検索にかけることをオススメします。この図は「Polyglots」という単語を画像検索した時に出て来たイメージですが、パッと見で「複数言語」というのがわかると思います。
自分の好きな分野のことは専門性が高くなればなるほどそれに見合う単語帳を見つけるのはかなり難しくなるので、出くわす度に画像検索でイメージと一緒に暗記すると「使うための単語」を最短で覚えられるのでオススメです!
留学前準備に読むべきオススメの英語学習参考書!
ここでは僕が留学前に読んですごく参考になった本をまとめて3つご紹介します!
留学前準備の英語勉強はすごく大切!
留学前にしっかり準備しているかどうかで留学後英語力がどれくらい伸びるのかも大きく変わってきます。英語力は日本にいても伸ばすことができるので、留学先でしかできない経験に使ってほしいな、と。
留学前の準備を徹底し、留学生活そのものを有意義にしてください!
【YouTube動画で記事内容を簡単に解説!】