
こんな疑問に答えます!
- 英語の長文を早く読むために必要な4つのこと
- 英語の長文を早く読む方法!
- 英文を速読する時の5つのステップ
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、最初は英語力が思うように伸びず、すごく悩みました。
僕が初めてホストマザーに会った時
🙍『飛行機で疲れたの?』
僕『ううん』
🙍『お腹空いたの?』
僕『ううん』
🙍『静かだけど、どうしたの?』
僕『いや、英語に自信なくて…』
🙍『私はね、あなたの英語に興味はないの。あなたの話が聞きたいだけ』その日から英語の間違いを気にしなくなった。 pic.twitter.com/3PJCUh5e17
— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) March 14, 2019
元々英語が得意ではなかった僕ですが、今回ご紹介する方法を使うことで海外大で毎日課される膨大なリーディングも読みこなせるようになりました。
英語のリーディング力を伸ばしたい方、英語を速読できるようになりたい人は、ぜひ見てください!
英語ペラペラになりたいと思い始めた時の僕の英語力
この動画は僕が英語初心者だった時の英語力とその1年後を比較したものですが、見て頂ければお分かりの通り、当初の僕の英語力は本当に壊滅的でした。
※「今の自分これ以上やばいです!」って人いたら、ぜひコメントください(切実)
- 何回見ても同じ単語が覚えられない
- 文法の意味が理解できない
- リスニングで一箇所詰まると後は全て聞き取れない
- 言いたいことはあるのに言葉が全く出てこない
この壊滅的な英語力で留学した半年後、僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学。無事、卒業することができました。
スタート地点は人それぞれだと思いますが「この状態からでも英語を話せるようになるんだ!」と希望を持てると思うので、ぜひ見てみてください!

英語の長文を早く読むために必要な4つのこと

僕の経験上、英語の長文を高速で読み解くためには以下4つのことが必要になります。
- 英単語力
- 英文法力
- 構文読解力
- 発音
この要素が1つでも欠落すると英文を読むスピードは圧倒的に落ちると言われています。

英語の長文を早く読むために必要はこと1:英単語力
どんなに複雑で長い長文も英単語という細かい単語から構成されています。英単語は英語の土台となるものなので、英単語力が欠落していれば理解できる範囲は狭くなるし、読むスピードも圧倒的に落ちてしまいます。
一般的に、大学受験で必要な英単語数は6000〜7000語と言われており、留学の場合は、僕の経験上、少なくとも約3000語ほどが必要になります。
(留学ではいかに「使えるか」が重要になるため)

基準としては英文を見た瞬間に英語の意味が理解できる状態にまで持っていく必要があり、言い換えれば、日本語を聞いてすぐに意味を理解できるような状態のこと。
つまり、英語の長文を早く読むためには、英語を英語のまま理解できることが必要になるのです。
わからない単語があると「あれ、これなんだっけ…」と考える時間が必要になり英文を読むスピードは落ちてしまうので、即座に意味を理解できるくらいの単語の土台は作っておく必要があります。

英語の長文を早く読むために必要はこと2:英文法力
英単語力と同様、英文法力が欠落していても長文を早く読むことはできません。どんな英文も英単語によって構成され、英文法というルールによって並んでいるからです。
「英語は配置の言語」と言われるくらい、同じ単語であっても置かれる場所によって意味合いが大きく変わります。例えば…
- Blue is my favorite colour.
- I like Blue.
- I want to get the blue shirt.
「Blue」という単語は同じですが、主語、目的語、形容詞と、置かれる位置によってその意味合いが変わっています。

英文法を勉強せずに英語の長文を読むことは、いわば地図を持たずに迷路を突き進むようなもの。一向に目的地へはたどり着けなくなります。
必要な文法は自分が思っているほど多くはないので、まずは基礎的な5文型から徹底的に鍛えることがすごく大切です。

英語の長文を早く読むために必要はこと3:構文読解力
「〜英文法と構文の違い〜」でも詳しくお伝えしていますが、英文法が単語や語句を規則的に並べるルールであるのに対し、構文は英文法のルールによって並べられた英文を読みとって理解するための「武器」になるものです。
英文法を勉強する人は多いのですが、英文それ自体を読み解く練習をしていないために長文読解で詰まってしまうことが多いのです。
(昔の僕です)

野球の打ち方を知っていても実際のボールを打てるわけではないように、英文法のルールを使って実際に読み解く練習が必要になります。
構文力はある種、英文を形作る骨格のようなものなので、パターン化することができれば「あ、またこのパターンね、ふむふむ」と、頭の中で一瞬で理解できるので、結果として長文を読むスピードが圧倒的に早くなるのです。

英語の長文を早く読むために必要はこと4:発音
そして一番見落としがちなのが、「発音」です。発音が欠落すると英文を速読した時に自分が知っているものとは異なる単語のように思え、頭の中に英文の意味が入ってこないからです。
例えば、日本でいうマクドナルドは英語では「メクドーナ」のように聞こえるので、初めて聞くと全く別物のように聞こえます。これは自分の知っている英単語の音と実際の音が一致していないので、英語が全く異なるものとして認識されていることが原因です。

英語の長文を早く読み進めていくということは、英語を頭の中で復唱していくことと同じなので脳の中では「音」に変換されます。
つまり、その音に詰まってしまうと「これ、なんだっけ?」と、速読スピードが落ちてしまう、ということ。
この英語の「音」の認識スピードや反応速度を上げるのが「発音」なのです。

英語の発音を鍛える方法は下の記事にまとめてるから、英単語や英文法の勉強と並行してやるとすごく効果的だよ!
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