こんな疑問に答えます。
- 留学で友達を作る9つのコツ
- 留学先で友達を作りやすい4つの場所
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しました。留学当初は友達が1人もいませんでしたが、現地でたくさんの経験をし、最終的には友達もたくさん作ることができました。
まさかの100人超え誕生日パーティ。
幸せでした。記憶全くないけど。笑 pic.twitter.com/88186A4Wgw— ちーや🇦🇺メルボルン (@chiyahenyMel) 2017年10月7日
留学先で友達ができるのかすごく不安ですよね。友達ができるかどうかで留学の良し悪しが決まると言っても過言ではないと思います。これから留学を考えている人は、ぜひ見てください!
オーストラリア留学で友達を作る9つの方法とコツ
ここでは留学先で友達を作るための9つのコツをお伝えします!現地で友達を増やしたい人は、必見です!
留学先で友達を作るきっかけは自分の「Hi」
何事においても最初の一歩が踏み出しにくいもの。人との会話は特に緊張しますよね。
でも、海外ではその勇気を振り絞るだけでチャンスが大きく広がります!
日本では知らない人に声をかけることは結構ハードルが高いものですが、海外では比較的気楽に話しかけます。
カフェでコーヒーを飲んでいたら隣に座っていた日本好きのオージーに急に声をかけられたり、電車で目の前に座っているおじさんと目が合って不意にウィンクされたり、ビーチを歩いていたら現地の人に「観光?」と声をかけられ、聞いてもいないのにオススメの場所を教えてくれたり(笑)。
日本では想像もつかないほど、いろんな人から声をかけられます。そういう文化が背景にあるのであって、「声をかける人=変な人」になるわけではないのです。
逆に言えば、こちらから声をかけてもそこまで違和感はない、ということ。
特に同じイベントに参加している人であれば声をかけることが結構普通にあるので、友達を作りやすくなります。たったの2文字、されど2文字です。気になる人がいたら積極的に声をかけてみてください!
留学先のイベントやアクティビティに積極的に参加
イベントやアクティビティには積極的に参加するようにしてください!僕は語学学校が主催していたExcursion(修学旅行のようなもの)でグランピアンズ(Grampians)に行ったことがあるのですが、そこで全く関わったことのない人たちと仲良くなることができました。
その他にも、僕はメルボルン大学のフットサルリーグに参加していました。大学以外の人も参加していたので、現地の社会人として働いている人とも繋がることができました。
自分のコミュニティから1歩外に出てみると、普通に過ごしていては出会うことのできない人と繋がる可能性が非常に高くなるし、共通の話題やトピックで会話することができるので友達をすごく作りやすくなります。
大学や語学学校に通っている人は校内の掲示板に情報がたくさんあるので、ぜひ利用してみてください!
留学先で友達を作るなら日本のことは理解しておくべき
僕が留学して一番痛感したことは、日本のことを何も知らない、ということ。
海外であれば日本のことは結構話題に上がります。観光やアニメ文化だけでなく、政治や経済のことについても興味を持っている人がたくさんいます。
僕が大学で専攻した開発学は国際関係についても深く掘り下げるので、それぞれの国がどのような立場に立っているのか等、政治的、経済的な面からアプローチしていきます。特に日本は国際的にとても重要な立ち位置にいるため、あらゆるトピックで日本は質問の的になりました。
全ての学問は繋がっていると言いますが、ある講義では環境学の話から日本の政治について議論が飛躍したこともあります。環境学に無知な僕よりも、その一線で活躍してきた海外の学生の方が日本について詳しく、逆に彼らから日本のことをたくさん学びました。
僕に日本についての知識がもっとあれば、より深い議論ができたのではないかな、と思います。
海外に飛び出すと「日本人」として見られることが多くなります。特に最近は、2020年に開催される東京オリンピックもあってか「日本文化」への注目度が高まっていますし、仲良くなればなるほど、時事ネタや文化の話題を掘り下げて話す人が多いと思います。留学先が大学であればなおさらです。
日本の伝統文化や政治、最近のトレンドなど、英語で説明できるようになっていれば、お互いの文化について話し合うことができますし、何よりコミュニケーションの幅が広がります。自国の文化を理解することこそ、相手を理解するための第一歩なのだと思います!
留学先で自分の趣味を英語で伝える準備をしておく
相手から質問されること、聞かれることは基本的に毎回同じです。自分の生い立ちに関する話は初対面であればほぼ確実に行いますし、どこで生まれ、どんな経験をし、どのような経緯で留学するにいたったのかも質問の定番です。
そして一番話題になりやすいのが、自分の趣味に関すること。
どんなことが好きで、どのような情熱を持っているのかなど、興味津々で聞いてくれる人が日本と比べるとかなり多いと思います。運が良ければ「好き」に関する新しい情報をもらえたり、その人の友達を紹介してくれることもあります。
僕がフットサルに参加することができたのも、友達がフットサルをやっている知人を紹介してくれたことがきっかけでした。その他ビシネスの話をすることも多く、いろんな人と繋がって自分では気付かないアドバイスを頂いたこともあります。
「自分」を曝け出す勇気も、現地で友達を作るためには必要なのだと思います!
留学先では相手のことを考えると友達を作りやすい
これは日本においても同じことですが、「友達」は2人いて初めて成り立つものです。自分の気持ちだけをぶつけるだけが「友達」ではありませんし、現地で友達を作る場合であっても相手の気持ちを考えることがすごく大切になります。
日本で外国人の友達を作りたい!って時に大切なこと
・友達=無料英語講師じゃない
・友達=一緒にいて楽しい人
・英語ばかり使う
・自分の話が多い
・英語の先に共通するもの英語ネイティヴの友達がほしい=英語話せるなら誰でも良い!に聞こえるので、相手のことをちゃんと考えることがすごく大切。
— ちーや🇦🇺メルボルン (@chiyahenyMel) 2019年2月12日
Twitterでも呟きましたが、自分のことばかり話をする人よりも、相手の気持ちを気遣える人の方が印象良いですよね。「話し上手は聞き上手」と言われるように、相手のことをいかに引き出せば良いのかを考えると好感を持たれやすくなります!
留学先で出会う友達の国籍や人種、価値観、文化の差を受け入れる
これはすごく当然のことですが、相手のことを自分の物差しで測らないことがすごく大切です。日本では「中東=テロ」とか「海外=危ない」みたいな漠然としたイメージを持っている人が多いのですが、全員が全員危ないわけではないですし、人の価値観も個性も、そして考え方も人によってかなり異なります。
特にオーストラリアは人種のるつぼなのでいろんな国籍、人種の人がたくさんいて、1つのコミュニティで共存しています。人の流入がこれからドンドン加速していく世界で人の「差」を受け入れていくことは友達を作る上でもすごく大切なことです。
最初から壁を作るのではなく、一度話してみて相手の考え方や価値観を聞いてみると「そっか、そういう風に考えてたんだね!」と納得できることも少なくないので、心広く、いろんな価値観を受け入れるようにしてください!
留学先で日本人と固まって日本語だけで話さない
これは短期留学でやりがちなことなのですが、日本人だけで固まって、日本語だけを話しているところに現地の友達は中々できません。ちょっとだけ想像してみてほしいのですが、日本にいる外国人が外国人だけで固まって彼らの言語で話をしていたら、その輪の中に入りにくいですよね!
同様に、留学先で日本人だけで固まっていると現地の友達は出来にくいし、コミュニティはそこで止まってしまいます。日本人のコミュニティもすごく大切ですが、1歩外に出て自分が属していない新しい場所へ足を運んでみてください!
それが難しい場合は、日本人同士でいる時も英語を使う努力すると人は寄ってきます。特に語学学校にいる場合は「英語を話している」というだけで「疎外感」がなくなるので、すごくオススメです!
留学先のホストファミリーと仲良く!
そして見落としがちなのが、ホストファミリーとの関係です。ホストファミリーは留学で一番身近な現地の人です。ホストファミリーは「家族」なので友達ではありませんが、ホストファミリー経由で仲良くなった友達はたくさんいます。
ホストファミリーによってはハウスパーティをするところもあり、現地の人がたくさん集まります。自分と歳が近ければ仲良くなりやすいし、そこからまた輪が広がることもあります。
留学先で友達を作りたい大きな理由が「英語力」だと思いますが、ホストファミリーはネイティヴであることが多く、仮にボロボロの英語を話したとしても正しく修正してくれるので、その点ではすごく良い見方だと思います。僕の場合、ホストシスターズ(当時高校生)の爆速英語を毎日白目になりながら聞いて会話していたため、最初の半年で英語力がかなり伸びました(しんどかった・・・)。
ホストとの繋がりは留学においてはすごく重要なので、大切にするようにしてくださいね!
オーストラリア留学で友達を超作りやすい4つの場所
ここでは友達を作りやすい4つの場所を紹介します!どこで友達を作ったら良いかわからない!という人は、ぜひ参考にしてみてください!
大学の日本語サークル(Japanese Club)
結構見落としがちなのが、大学の日本語サークルです。現地の大学生だけでなく、外部からでも入ることができます。日本語に興味のある人が集まるので話題は尽きないし、人との距離も近いのですごく仲良くなりやすいのです。
「日本語メインで使うのかな・・・」と思っていましたが、日本の英会話サークルで日本語がメインに使われるのと同様に、日本語サークルでも英語がメインで使われます。友達もできて、英語も使える。飛び込む勇気は必要かもしれませんが、一石二鳥なので、ぜひトライしてみてください!
大学や語学学校のオリエンテーション
これ、すごく重要です。特にこれから大学や語学学校に通う人はその後の生活がかかっているので、絶対に行くようにしてください!
僕は電車が大幅に遅れた影響で大学のオリエンテーションに参加することができませんでした。授業に行くとすでにみんな固まっていて、完全に出遅れてしまいました。
語学学校においてはコミュニティがより狭くなるので、最初の出だしはすごく大切です。僕のようにオリエンテーションに遅刻しないよう、早めに行くようにしてくださいね(泣)。
シェアハウスに住む
シェアハウスは同じ屋根の下で共同生活することになるので、必然的に距離が近くなります。性格や考え方が合わない場合もあるため本当に人によりけりですが、シェアハウスで一生涯の友達を見つけることができるかもしれません。
僕の住んでいるメルボルンでは東西南北いろんな場所にシェアハウスがあるので、日本と比べると比較的簡単に見つけることができると思います。
ただし、日本人だけが住んでいるシェアハウスも多いので、現地の友達を見つけたい場合はそういった家は避けた方が良いのではないかと思います!
ランゲージエクスチェンジ(Language Exchange)
一般的な方法ですが、結構無難に友達ができます。言語を学びたい人が集まるので目的が一致していて、向こうも話しかけなければ友達ができないことはわかっているので、結構頻繁に声をかけられます。
ただし、出会い目的で来ている人もたくさんいて、変な人に捕まってしまった、という人も少なくないので、いろんな意味で注意が必要です!
カフェで働く
そして最後にオススメなのが、カフェで働くこと。正直どんな仕事でも良いとは思うのですが、カフェの方がカジュアルに、そして自然に友達になることができます。一緒に働いている人はもちろんのこと、お客さんとも会話をする機会が増えるので、思わぬところで人の繋がりが増えたりします。
オーストラリアの学生であれば週に20時間しか働けないという規則があるので、仕事だけを重点的に行うことはちょっと難しいですが、上記3つのことと組み合わせて、上手に人脈を増やしていってくださいね!
留学で友達は作ることができる!
最初は知り合いが誰もいない状態から始めなければならないことが多いのですごく不安になると思うし、「実際に友達できるのかな…」と考えることもあるかと思いますが、1歩踏み出す勇気とフットワークの軽さがあれば、友達は作ることができます!
まずは「Hi」と声をかけること。そして相手のことを考え、行動すること。
友達は留学をより一層有意義なものにするので、ぜひ頑張ってくださいね!
ちょっと宣伝です!
留学前の英語上達法に関しては以下の記事に詳しく書いているので、ぜひ参考にしてみてください!