すごく頑張ってきた努力も虚しく、大学受験で全落ち。すごく辛いですよね!僕も高3・浪人共に全落ちを経験し、その時の辛さや悔しさは今でも忘れることができません。
僕が偏差値30製造機だった時、周りは大学進学を諦めろと言った。編入決意して短大に行った時、ある教授から鼻で笑われた。海外大に進学する時、先はないと脅された。起業する時、リスキーだから考え直せと散々止められた。
でもわかったんだよね。
自分も自分の道も、肯定するのは結局自分なんだ、と。— ちーや🇦🇺メルボルン (@chiyahenyMel) 2018年10月26日
この記事では
- 大学受験に全落ちするとどんな心境になるのか?
- 大学全落ち後に海外留学の選択肢はありなのか?
- 大学全落ち後に考えられる留学3つの選択肢
- 海外の大学に入学する方法
- 海外大進学にかかる費用
全落ち経験者であればわかると思いますが、自分一人だけ周りから取り残されたような危機感に近い恐怖を感じますよね!自分の全てが否定されているようで、すごく悲しくなりますよね!「人生これからだよ!」なんて友達のアドバイスも全く参考になりませんよね!そんな人は、ぜひ見てください!
大学受験に全落ちすると自己否定が止まらない
楽しい花の大学生活を夢見ていた中での全落ち。「不合格」の3文字ばかりを見ていると「自分はダメな人間なんだ」とか「負け犬」などのレッテルを貼られているような気がして、周りと比較すればするほど、自分に自信が持てなくなっていきますよね。
僕の場合、高校3年生の時も、浪人した後も、「不合格」だったのは僕だけでした。自分1人だけ世界の隅っこに取り残されたような気がして、自分の無力さと悔しさに収拾をつけることができませんでした。
大学受験に全落ちして一番辛い瞬間というのは、落ちた現実そのものよりも、自分を応援してくれている誰かに「全落ち」という不甲斐ない結果を伝える時。
必死に応援してくれていた母に合わせる顔は思い付かなかったし、頭の中は真っ白で今後どうすべきなのかもわかりませんでした。
全落ちが決まった帰り道、長崎の海が一望できる見晴らしの良い防波堤に座り、向こう側の見えない海の先を見ながら波の音を聞いていました。今更もがいたところで「全落ち」という結果を変えることができないのはわかっていましたが、悔しさと情けなさ、自分の無力さに対する虚無感、そしてこれからの訪れる将来への不安で、涙が止まりませんでした。
(↑僕が一人泣きした場所↑)
僕が大学受験で全落ちしたのは、約6年前の話になります。当時はそれがすごくコンプレックスで夜も眠れなかったし、周りと比べられるのが嫌で友達の集まりにも顔を出せませんでした。
しかし、人は自分が思っている以上に強いもので、どれだけ精神的に苦痛だったことでも、それを忘却するようにできています。
今ご自身が6年前の自分を振り返った時に、その当時の悩みを覚えているでしょうか?きっと何であんなに悩んでいたのか、どうしてそこまで考え込む必要があったのかなど、当時の自分に対して思うところがきっとあると思います。その過去が自分を支える確かなものであったとしても、今となっては大した問題ではなくなっていることが少なくないのです。
「学歴」はあなたにとって何ですか?
とは言え、日本社会に生きることに根を張れば張るほど、受験失敗はその後のキャリアに大きく影響するものです。学歴が未だに色濃く残る日本では、「受験での失敗は受験でしか挽回できない」と考える人が多いと思います。実際僕も浪人後、京都の小さな短大に進学し、編入試験を通して同志社大学に入学しました。高校3年生、浪人の2年間、そして短大で勉強に勤しんだ2年間を総合すると、約4年。1人の大学生活が終了する膨大な時間を費やして、僕はようやく自分の納得できる大学へと進学したわけです。
しかし、同志社大学に入学した時、1つの疑問が残りました。
納得のいく大学に入学して、一般的には「学歴のある」大学を卒業して、その後どうなるのだろう?と。
4年を使ってただスタートラインに立っただけで、僕自身が何か特別なものを得たわけではないし、周りは僕が必死に学歴を取ろうと踠いている4年の間に別の道へと進んでいて、僕はまだ取り残されたままでした。
僕には「国際機関を通して開発に携わる」という夢があります。そのためには何が必要なのかを本当に考えられていたのだろうか、と、その時初めて自分の進路と今後の将来展望を考えるようになりました。
自分の夢や目標を持っていたとしても「学歴」だけに目が眩んでしまうと自分の中での目的意識が薄れ、最終的には執念のようなものだけが残ってしまいます。仮にその執念で踏ん張ったとしても、それを達成した後に押し寄せるのは何とも言えない虚無感だけです。
日本での就職を考えた時に、「学歴」は確かにプラスになります。学歴を持っていて損はきっとないのだろうと思います。
しかし、それが本当に今自分のやりたいことに繋がるのでしょうか?
僕の場合、国際機関を通して開発に携わりたいのであれば、一刻も早く日本を飛び出し、圧倒的な英語力と開発に伴うスキルを身につける必要がありましたが、「学歴」に目が眩み、4年という膨大な時間と莫大なお金を使った先にあったのは、周りへの劣等感と自分のこれまでに対する虚無感だけでした。
今一度自分の胸に手を置いて、真剣に考えてほしいと思います。
「学歴」を取ることが、本当にあなたのやりたいことですか?
大学全落ち後に「海外留学」という選択肢
僕が4年という時間をかけ、ようやくスタート地点に立った頃、周りの友人たちの多くは海外へ飛び出し、自分の今後の可能性へと邁進していました。友人たちが海外で人生を謳歌している姿をTwitterやFacebookで見るたびに
と、思うようになりました。
僕の中にも「留学したい」とか「海外に行ってみたい」という気持ちは小さい頃からずっとあって、僕が踠いている間に何の苦労もなく自由に世界を練り歩いてるように見えた彼らに、正直嫉妬のようなものが少なからずあったのだと思います。
あまりにも器の小さい、何とも救えない人間だったと思うのですがwww
「学歴」を得ても、僕自身が変わったわけではない。「学歴」が自分のやりたいことに直結しているわけでもない。ただ、スタートラインに立っただけ。
それを考えた時に、猛烈に思ったのです。
受験で全落ちしても、それを受験で挽回するのではなく、やりたいことや自分の目標のために海外に飛び出せばよかった、と。
「学歴」に執着するあまり、僕には外を見る余裕がありませんでした。海外に飛び出し、海外の大学に進学・卒業した今だからこそわかる事ですが、海外に出ることができれば、大学受験で犯してしまった大半の失敗は挽回することができるし、その後の自分の未来を大きく拓くことにも繋がります。
大学受験に失敗すると大半の場合は浪人するか、編入などの選択肢を考えると思いますが、受験全落ちの後に海外へ留学する、という新しい選択肢があっても良いと思うのです!野球がダメでもサッカーでは戦えるかもしれません。数学がダメでも、音楽なら勝てるかもしれません。
市場が異なれば、自分のポジションはいくらでも変わります。
内がダメでも、外では勝てるかもしれないのです!
【次ページ:大学全落ち後の留学、3つの選択肢】
今、大学受験真っ只中の者です。
受験の結果が思うようにいかず、落ち込んでいる日々です。
しかし、ひそかに海外の大学に進学したいと思っていて、色々検索をしてみるとこのサイトを見つけました。
本当にちーやさんと同じ経験をしていてびっくりしました…!私も、国際関係の勉強をしたいと考えています!!
このサイトを読んですごく励みというか、希望を持てた気がします
本当にありがとうございました
(普段はこんなコメントなど書かないのですが、共感の嵐というか何というかとても感動したのでコメントせずにはいられませんでした笑)