そんな疑問に答えます。
- 留学が不安になる一番の理由
- 留学の不安を解消する方法
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、最初は英語力に全く自信がなく、留学が不安で不安で仕方ありませんでした。
留学前、目標はあるのにどうしても頑張れない時があって、毎日英語を1時間聞くと決めても続かず、言い訳しては逃げる自分がすごく嫌だった。
でも半ばヤケ糞で『とりあえず30秒』聞くようにしたら勢いで続くようになった。
大きなことよりも小さな助走を積重ねた方が続くので、自分に甘い人にオススメ!— ちーや🇦🇺メルボルン (@chiyahenyMel) 2019年1月18日
英語ができないと留学が怖くなりますよね!ちゃんと生きていけるのか不安になりますよね!そんな人は、ぜひ見てください!
留学が不安になる一番の理由は英語力!
留学が不安になる一番の理由は英語力です。
英語ができなければ友達を作ることも学校の授業についていくことも厳しくなるし、銀行でキャッシュカードを作ったり、家を探したりすることなど、日常のほんのちょっとしたことでもすごくハードルが高くなってしまうからです。
特に友達を作ることができなければ留学先で孤独になり、留学そのものが楽しくなくなってしまうことがあるので、一人にならないためにも「英語力」はすごく必須になるのだと思います。
海外留学ではBroken Englishは普通
何においてもそうですが、どんなに英語ができる人であっても最初から聞いたり、話せたりできたわけではありません。僕もメルボルン大学を卒業しましたが、英語がわからないなんてことは結構あります。特に病院でよく聞くHuman Science系や法学関連の話は本当に無知なので、専門用語が出てきたら完全に目が泳ぎます。(泣)
発音やアクセントも今は少しマシになりましたが、最初は誰も聞き取ってくれないほど本当に酷いもので、シャドウイング等を何度も繰り返し練習し、ようやくまともなものになりました。
海外留学すると自分の英語力の低さに愕然とするし、Broken Englishを使うと「笑われるんじゃないかな・・・」と恥ずかしくなることもあると思います。特に僕ら日本人は間違いを正す教育を受けているので、「間違い=ダメなもの」という考えを持っています。日本にいれば言葉が通じない、なんて経験をすることはほとんどないので、人に自分の話を理解してもらえないという状況がすごく怖いんですよね。
そもそも間違えることなく英語力を伸ばせる人なんていないし、留学する人みんなが同じ不安を抱えながら海外へ飛び出します。
今現在の英語力が低いから、Broken Englishだからと言って、気にする必要はないのです!
留学先で正しい英語を使えなくても大丈夫!
日本は現代では珍しいくらい移民が少ない国です。オーストラリアなどその他の国には多くの人がいろんな国から移住してきていて、様々なアクセントが日常的に飛び交っています。
カフェで働いていた時はブラジル、韓国、ベネズエラ、インド、ネパール、ドイツ、フランス、そして僕日本人という、完全に多国籍の環境でした。そこでネイティヴのように話す人はカフェのボスだけ。みんなそれぞれのアクセントで自由に話していました。
アクセントがあっても何も気にしないし、むしろそのアクセントを自分のアイデンティティにしている人もたくさんいます。現地の人もアクセントがあって当然、完璧な英語を話せるわけではないことをわかっているので、英語を間違えても対応にはかなり慣れています。
大抵の人はちゃんとわかろうとしてくれるので、そこまで気にする必要はありません。
ただし、心に留めておいてほしいのは、人によっては「ノンネイティヴかよ、面倒くせーな」と思う人も少なからずいて、差別主義を振りかざす人も中にはいます。どんどん少なくなってきてはいますが、いざそういう人に出くわすと地味にショックを受けるので、そういう人もいるんだということを頭に入れつつも、「そういう人は少数派だから!」と自分の背中を押すようにしてください!
日本にいる外国人留学生も最初は不安で、かなり苦労する
この大学生達には心底腹が立ったのですが、日本で働く外国人も海外ではかなり苦労するのです。特に日本は覚えなければならないことが多く、アルバイトするだけでも一苦労です。
ドイツ人やイタリア人、スペイン人など、ラテン系の言語を母語とする人たちは確かに英語の上達も早いですが、それは本人の努力あってのもので、留学当初はかなり苦労しています。韓国語と日本語が似ているからといって韓国語を学ぶのが簡単かと言われれば、決してそうではありませんよね。
言語の習得は誰であっても苦労するもので、それを克服するための留学でもあると思うのです。特に日本では英語を使用する頻度は海外と比較すると少ないし、日常の中で外国人と出会うことも中々ないので、英語を使う機会もそこまで多くはないと思います。
英語が原因で留学が不安になるかもしれませんが、誰であっても不安になるものなのです。
留学で大切なのは、不安を消し去るほど英語を使うこと
オーストラリアに4年住み、海外の大学を卒業した経験から、英語力は結局のところ、以下のことで決まると考えています。
「英語力=触れた頻度+使った回数」
英語力は英語をどれだけ見聞きし、どのくらい使えているのかで決まります。英語を聞けるようになりたければ聞くしかないし、話せるようになるには話さなければなりません。
そして留学の大きな不安は英語力不足からくることが多いので、英語をこれでもかというくらい聞いて、顎が外れるくらいまで使い倒すことができれば、自分の英語力に少しずつ自信がついていきます。英語力への自信は留学への期待に変わり、そして次第に留学の充実度へと直結していきます。
留学で大切なのは、不安を消し去るほど英語を使うこと。
不安な時ほど英語を使っていき、自分の中の不安を消し去っていきましょう!
留学中英語力が伸びない人の特徴
留学中に英語力が伸びない人は以下のループにはまっている傾向にあります。
英語がわからない
↓
英語を話すのが怖くなる
↓
生活範囲が狭まる
↓
英語を使わない
↓
英語力が伸びない
英語力において「自信」ってすごく大切で、「私の英語、悪くないかも!」とか「伝わる!話せるよ!」と思い込むだけで、自分の中の英語力は最大限発揮されます。
留学あるあるですが、英語がわからないと自分の話す内容に自信がなくなり、英語を使うことが怖くなります。それが続くと、できる限り英語を使わないように行動しようとするので、人が集まる場に行かなかったり、授業中に英語を話さないようになるなど、行動が狭まります。そして英語をさらに使わなくなり、結果として英語が全く伸びないループに入っていきます。
留学の不安を打ち消すために必要なのは、英語を使うこと。
使って使って、使い倒すこと。
留学を有意義なものにするのか、そうでないものにするのかは、留学期間中に英語力をどれだけ上げることができるのかによるのだと思います。貴重な留学生活を充実させるためにも、英語はドンドン使っていきましょう!
その他、英語ができない人の特徴に関しては以下の記事に詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!
英語力を上げることで、留学の不安は消すことができる!
僕も留学前は英語力に自信がなくて留学自体が不安になったこともたくさんありましたが、英語力を上げて自信を付けることで不安を消し去ることができました。留学が不安でどうしようもない人、留学生活を充実させたい人は、ご自身の英語力を向上させるところから始めてみてください!
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留学前の英語学習法について以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!