英語の長文を話すコツと5つのステップ!海外大でネイティヴに勝つための勉強法

ちーや
英語の長文を話せるようになりたい!でもどうしたら話せるようになるんだろう?具体的な勉強法が知りたい!

このような疑問に答えます!

この記事のポイント
  • 英語を長文化できるメリット
  • 英語を長文で話す5つのステップ
  • 僕が行なっていたトレーニング法
  • 長文化できない時の対処法

僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、最初は単語でしか会話ができなくてすごく悩みました。

単語でしか会話できない状況を打破したいですよね!できる限り詳細に自分の考えや想いを伝えるようになりたいですよね!そんな人は、ぜひ見てください!

本題に入る前に・・・

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ちーや
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英語の長文を話せるようになる3つのメリット

英語の長文を話せるようになるとかなりのメリットがあります。ここでは僕が経験した3つのメリットについてお伝えしていきます。

自分の考えや想いを自由に伝えられる

ここまで読んで頂いたあなたであればきっとお分かりだと思いますが、英語を長文化できるようになると細かい部分まで伝えることができるようになるので、相手とより深い話ができるようになります。

英語が短文で終わってしまったり、単語でしか会話ができないと情報のやり取りが少なくなってしまうので得られるものも小さくなってしまいますが、1度の会話のやり取りで多くの情報が行き来するので、会話自体がかなり楽しくなります。

最初は自分の考えや想いを伝えられないのが歯がゆくて何度も悔しい想いをしましたが、英語の長文化ができるようになってからは、会話が「苦」から「楽」になりました。

TOEFLやIELTSのスピーキング、ライティングスコアが伸びる

英語の長文化ができるようになると英語能力試験のスピーキングやライティングのスコアが伸びやすくなります。

「長文ばかりを使えば良い」ということではありませんが、少々複雑な英文を適切に使う能力は英語能力試験でも高く評価されます。独り言トレーニングや日記アウトプットをしているとスピーキングの場面でも瞬時に脳内で英作して使うことができるので、面接官の印象もすごく良くなります。

ただし、スピーキングもライティングもバランスなので、相手にどのような表現を用いればわかりやすいのか、伝わりやすいのかを優先的に考え、必要であれば長文を使用するようにしてくださいね!

友達ができやすくなる

そしてこれが一番大きなメリットだと僕は思っているのですが、英語の長文化ができるようになると友達ができやすくなります。

情報の行き違いが少なくなるので会話がスムーズになり、且つ深い話ができるようになるので、相手の気持ちに共感したり、または自分の熱意を相手に伝えたりと、心のキャチボールができるようになります。

もちろんこれは人によるし、どのような会話を行うかにもよるとは思いますが、表現できることが増えれば、相手の共感を得やすくなるので、友達は増えやすくなります。実際、僕は自由に自分の考えを伝えることができるようになってから、多くの友達ができました。

友達が増えると、留学生活は一気に広がりを見せます。留学は個人のものですが、より有意義にするのは友達だったりします。

ちーや
学びの大きい留学にするためにも、英語の長文化能力を鍛えまくって友達を増やしてね!

英語を長文を話す5つのステップ

ここでは英語を長文化できる5つのステップをご紹介します!僕はこの方法を使ってIELTSのスピーキングスコアが伸びたり、大学のディスカッションで深い議論ができるようになりました。単語だけで返答してしまっている人は、ぜひ参考にしてみてください!

1. 簡単で短い英文を作成する

まずは主語(S)と動詞(V)だけの簡単な英文を作ります。例えば以下のような英文です。

  • Can we meet up?
    (私たち、会える?)

中学校で習うような簡単な英文ですよね。どんな英文でもSVOCを使った 5文型に則って構成されているので、まずはこの骨格に沿って英文を作ってあげる必要があります。

ただし、これだけでは「どこで会ったら良いのか?」という情報が不足しているので、実際に出会うことができなくなってしまいます。

2. 場所の情報を追加する

「どこで会ったら良いのか?」という情報を先に作った英文に追加してみましょう。例えば、こんな感じです。

ラベル名
  • Can we meet up at the Blue Cat Café?
    (ブルーキャットカフェで会える?)

何となく形になってきましたね!とりあえず場所は特定できたので逸れることはなくなりましたが、日時が指定されていないので、このままではそのカフェでずっと待ち続けなければなりませんよね。

3. 時間の情報を追加する

場所の指定が終わったら、日時の情報を後ろに追加していきます。例えば、こんな感じです。

ラベル名
  • Can we meet up at the Blue Cat Café 2pm tomorrow?
    (明日の2時にブルーキャットカフェで会える?)

ここまで作ることができればもうスレ違いになることはないでしょう。でも相手の立場になって考えた時に、その目的って気になりますよね。「どうして明日会う必要があるのか?」という理由が知りたくなると思うのです。

4. 目的を追加する

場所、日時の指定が終わったら、その目的を英文の後ろに追加していきましょう。例えば、こんな感じです。

  • Can we meet up at the Blue Cat Café 2pm tomorrow to talk about the project?
    (このプロジェクトのことについて話したいから、明日の2時にブルーキャットカフェで会える?)

もうほぼ完璧ですよね。ここまでくると要点はほぼ抑えています。

しかし、この会話はどうやら職場の同僚同士の会話のようなので、人によってはどのプロジェクトの話なのか気になるかもしれません。

5. 目的の詳細情報を追加する

最後に、目的の詳細情報を追加していきましょう。例えば、こんな感じです。

  • Can we meet up at the Blue Cat Café 2pm tomorrow to talk about the project that you told me last week?(あなたが先週私に言ってたプロジェクトについて話したいから、明日の2時にブルーキャットカフェで会える?)

これで相手が疑問に思うことはおそらくもうないと思います。この最後の英文をいきなり作るのは難しいかもしれませんが、この5つのステップを辿ることで簡単に英文を長文化させることができます。

英語の長文化は、言い換えれば、情報の不足を補うこと、です。

英文の中で相手が疑問に思うことや、情報として足りない部分を英文に肉付けしていくことで、英文は長文化させることができるのです!

英語の長文を話すトレーニング法

上記5つのステップを使えば誰でも簡単に英語を長文化させることができますが、これだけでは「実際に話せる」ようにはなりません。少しだけ、下の図を見てください。

出典元:アメリカ国立訓練研究所(National Training Laboratories)

この図はどのような勉強を行った時に学習効果が高いのかを表したものですが、注目すべきは点線の上と下の部分。読んだり聞いたりするだけのインプット学習よりも、実際に話したり、人に教えるアウトプット学習の方が圧倒的に学習効果が高いことがわかります。

つまり、話せるようになるためには、実際に話さなければならないのです。

ここでは僕が実際に行なっていた「話せるようになる」2つのトレーニング方法について、お伝えしていきます!

英語の長文を話す方法1:独り言トレーニング

英語の長文を話せるようになるために一番効果的なのは「独り言」です。独り言はいろんなYouTuberや英語学習の著名人が推奨している方法ですが、英語の長文を話せるようになる方法としてもすごい効果を発揮します。

独り言トレーニングの手順は以下3つです。

独り言トレーニング3つのステップ
  1. トピックを決める
  2. できるだけ情報を付け加える
  3. 5秒以内に言えるまでひたすら繰り返す

まず初めに、必ずトピックを決めるようにしてください。トピックを決めなければ何について、どこまで話せば良いか分からなくなってしまうので、独り言の範囲が広くなってしまいます。

オススメなのは、今目の前にある何かについて解説すること。

話が飛躍しすぎず、且つ難しくなりすぎることもないので初学者にはオススメです!

次に、できるだけ情報を加えることですが、これに関しては先に説明した英語長文化の5つのステップを使って英文を組み立ててください。

そして最後に、最も大切なのが、何度も何度も繰り返し口に出して練習すること。

話せるようになるためには、実際に話すしかありません。英語の長文を自分の言葉として自由に使えるようにするためには、何度も使って脳に刷り込む必要があります。その1つの基準として、長文化させた英語を5秒以内に言い切る練習をすると、反射的に英文が口から出るようになります。

これを続けていくと自分が伝えたいことの大半は表現することができるようになるので、ぜひやってみてください!

英語の長文を話す方法2:日記アウトプット

2つ目にやってほしいことが、僕が「日記アウトプット」と読んでいるものです。その日にあったことや学んだこと、自分が人に伝えたいことなどを動画に撮り、日記形式で残していく方法です。

動画に撮ることで自分がどのような発音をしているのか、どのような文法的ミスをしていて、どんな単語を頻繁に使っているのかなど、独り言だけでは分からない部分に気付くことができます。

日記アウトプットの注意点
  • トピックを決めること
  • 最初はゆっくりで良い
  • 話す英文はできる限り長文を意識すること

日記アウトプットも必ずトピックを決め、話が広がりすぎないようにしてください。独り言以上に長い英文を扱うことになるので、トピックが決まっていなければ話に収拾がつかなくなってしまいます。

また、日記アウトプット内でも、できる限り英文を長文化させることを意識してください。日記アウトプットは英文を脳内で瞬時に英語の長文を作ることができるか、そしてそれを実際に言葉としてアウトプットできるかどうかをトレーニングするものでもあります。最初はゆっくり、スピードは気にしなくて良いので、英文を繋げられるだけ繋げていきましょう。

最初はかなり難しいですが、僕は留学当初これを毎日続けました。最終的にはIELTSのスピーキングスコア爆伸び、メルボルン大学へ進学・卒業。英語力がなかった僕も、ネイティヴの中で自分の考えを伝え、想いを自由に表現し、そして深い議論ができるようになりました。

ちーや
かなり効果的な方法だから、ぜひぜひ試してみてね!

英語の長文を話す時の5つのコツ

僕が英語を話す時に気を付けていたことは以下5つのことです。

英語を話す時のコツ
  1. まずは使えるフレーズや表現を増やす
  2. 文法は気にしすぎない
  3. ミスや間違いは気にしない
  4. 英語は英語で考える
  5. 日本語は周辺から中心、英語は中心から周辺を意識する
ちーや
1つずつ詳しく解説していくよ!

英語の長文を話す時のコツ1:使えるフレーズや表現を増やすこと

日常の会話の中で使われる英単語が決まっていると言われているように、英語のフレーズや表現も基本的に決まっています。例えば、オーストラリアのカフェでの会話。

少し会話調で砕けた表現になっていますが、カフェに行った時に挨拶やオーダーする時の流れなどはほぼ同じなので、以下のフレーズや表現を覚えておくと基本的に困りません。

カフェで使用する英語フレーズ
  1. Hi!/ How are you?/ How’s it going?
    (こんにちは!)

  2. Can I get table for 人数
    (~名用のテーブル空いてますか?)
  3. Can I please get ~/ I will have ~/ I would like to get~
    (〜をお願いします)

  4. To go (アメリカ)/ Take away(オーストラリア)
    (お持ち帰り)

  5. Eat in/ Have here
    (店内利用)

このように、場面に応じてフレーズを予め頭に入れておくと反射的に英語が口から出てくるようになります!

日常英会話フレーズ集おすすめの参考書:ネイティヴ英会話フレーズ集3240

実際に留学しているからこそわかるのですが、ここに載っているフレーズ集、日常会話の中でめちゃめちゃ使いますw

載っているフレーズを全て暗記し、反射的に使えるようになるまでシャドーイングを繰り返すと日常生活で困ることは穂tんどないと思います。

ちーや
中学・高校の教科書には載っていない生きた英語が載ってるから、留学前にやっておくと現地に行ってからすごく便利だよ!

英語の長文を話す時のコツ2:文法は気にしすぎないこと

僕は以前このようなTweetをしました。

英語は「配置の言語」と言われているように、英文法のルールに沿って並べられています。英文法が欠落すると言いたいことを正しく伝えることはできないし、リスニング力も総じて落ちてしまいます。

しかし、話す時は英文法を気にする必要はない、と思っています。

英文法を気にしすぎるあまり言葉に詰まってしまって、余計にスピーキングできなくなってしまうからです。

日本語を話す時に文法を気にすることはないように、正しい英文法を「意識的に」勉強し、「無意識に」使えるまでシャドーイングで脳に刷り込み、話す時はスピーキングすることだけに集中するようにしましょう!

英語の長文を話す時のコツ3:ミスや間違いは気にしないこと

僕ら日本人には「恥の文化」があるので、「英語間違ったらどうしよう…」とか「変な英語使って笑われたらどうしよう…」など、どうしても気になってしまいますが、英語力が爆伸びする人ほど何度も何度も失敗しています。

英語学習は地図のない旅のようなものなので、軌道修正しながらゴールを目指さなければなりません。

間違うことなく目的地まで真っ直ぐ進める人なんていないし、むしろ失敗した数だけゴールへと突き進むことができるのだと思います。

最初は知っている単語の羅列でも良いので、伝える姿勢を大切に、間違いを気にすることなく、ドンドン英語を話すようにしてください!

結局のところ、英語力は積み重ねなのです!

英語の長文を話す時のコツ4:英語は英語で考える

少しだけ下の図を見てください。

これは英語を学習する時に日本語を使うと脳内ではどのようなことが起きているのか、ということを表した図ですが、、英語を勉強する時に日本語を使ってしまうと英語能力の上達を阻害してしまう、と言われています。

英語と日本語では文法の順序が異なるので、日本語の解釈で英語を理解しようとすると日本語の語順で英語を作ろうとしてしまうので、英語を話す時にどうしても時間がかかってしまうからです。

英語を英語で理解し、英語の語順のまま話せるようになるためには、シャドーイングでのトレーニングが最も効果的だと言われています。

流れてきた音声をそのまま真似していくことで、「英語→英語」に脳の回路を作り変えることができるからです。

ちーや
シャドーイングの具体的なやり方や方法については下の記事に詳しくまとめてあるから、ぜひチェックしてみてね!

英語の長文を話す時のコツ5:日本語は周辺から中心、英語は中心から周辺を意識する

ここで問題です。下の図を見て、あなたならどのような英文を作るでしょうか?

僕であれば、こんな感じの英文を作ります。

The dog is running in front of the house.
(家の前で犬が走っています)

ここで注目してほしいのは、日本語と英語の語順の違い。

日本語はその周囲の状況から先に説明しているのに対し、英語は中心の対象物に焦点を当てていますよね。つまり、語順としては下のようになるんです。

これが「日本語は周辺から中心、英語は中心から周辺」と言われている理由です。

これは「英語を英語で理解する」のところと通じるものがありますが、英語を話す時は中心になっている対象(ここでは犬)から英文を作り、その後に場所や時間などの付加情報を追加していくと、上手に英文を作ることができます!

ちーや
英語と日本語では表現方法、モノの捉え方が違うから、まずは英語の捉え方で英文を作れるように練習していくと効率的に勉強できるよ!

英語の長文を話せない時の対処法

「会話の返答が単語ばっかり…」ってことありますよね。長文で話したい!と思っていてもつい短文や単語で返してしまうことって多いと思います。

日本語は省略の言語だと言われているように、日本語を使う時はある程度のことを省略しても伝わってしまうので、英語を話す時もその癖で省いてしまうことが多々あるのです。

しかし、英語で言葉を省いてしまうとニュアンスがかなり違うものになります。

例えば、メルボルン大学の図書館に最後まで居残っているとセキュリティの人が登場し、図書館から出るように指示されます。日本語であれば「出ますね」の一言で済みますが、英語で「Leave」とだけ言ってしまうと「出ろ!」と命令の意味になってしまいます。

英語を単語や短文で返答してしまっている場合は、できる限り省略形を使わず、フルセンテンスで英文を作るようにしてください。

「すぐに英文を作ることができるけど、とりあえず単語で返答した」という場合と「英文が作れないから単語で返答した」では大きく意味が異なるので、後者の場合は英語の長文化5つのステップを使って、できる限りフルセンテンスで英文を作成・返答する意識を持つようにしてください!

英文法に自信がない人は、以下の記事に英文法の勉強法を詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!

英語の長文は話すことができるようになる

最初は難しいことばかりで言葉は詰まるし、うまく表現できなくて悔しい想いをすることもたくさんあるとは思いますが、繰り返し練習していく過程の中で少しずつ英語は長文化できるようになっていくのだと思います。

5つのステップを使って、自由に英語を扱えるようになってくださいね!

また、僕が留学中に英語力を一気に伸ばした学習法については以下の記事に詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!

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