こんな疑問に答えます!
- 留学先で友達ができないと鬼辛い
- 留学で友達できない時に必要な4つのこと
- 留学で友達できない時に試すべき7つのコト
- 留学で友達できない時に絶対やってはいけないこと
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、最初は友達ができず、何度も枕を濡らしました。
留学当初猛烈に辛いのは、英語ができなくて悔しい想いをすることでも、仕事が見つからなくて不安になることでも、できないことばかりで自分の無力さを痛感することでもなく、友達ができなくて孤独になること(経験済)。
— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2018年11月27日
留学先で友達ができないと本当に辛いですよね!孤独すぎて「日本に帰りたい…」と思うことも少なくないですよね!そんな人は、ぜひ見てください!
留学先で友達ができないと鬼辛い
「留学は、一人で頑張るもの」
僕は留学前、こんなことを無意識に思い込んでいました。気合いで頑張れはきっと何とかなるし、自分であれば乗り越えられる。
どこからこんな根拠のない自信が湧き上がっていたのか今考えてみればすごく不思議なのですが、留学して感じたことは、全く違うものでした。
「孤独って、辛すぎる…」
日本ではすぐ近くに友達がいました。心配事があっても家族に連絡すればすぐに解決することができました。
でも、留学先には友達も、助けてくれる家族もいない。
一緒に励まし合う友達はおらず、何か問題があったとしても家族は留学先のことは一切知らないので、解決策もわからない。
全てが自己責任で突き進むことがこんなにも辛いものだとは、思ってもみませんでした。
留学で友達ができない3つの理由
留学で友達ができない理由は、主に3つあります。
- 英語が話せないので自分の気持ちを伝えられない
- 英語で間違うのが恥ずかしいから外に出られなくなる
- シャイなので自分の想いを素直に言えない
つまり、留学で友達ができない問題の根本は「英語力」と「内気な性格」です。
英語を上手に話すことができないので、自信もゼロ。
自信がないので自分から声をかけられないし、人と話すのを避け、最終的には家に籠りがちに。内気な性格にますます拍車をかけていきます。
結局のところ、英語を話す自信がないことが「留学で友達ができない」に繋がっているのです。
留学先で友達ができない時に必要な4つのこと
日本語で考えてみるとわかりやすいのですが、日本語が話せるからといって友達を作れるわけではないですよね。同様に、留学先でも言語能力以外の要素も必要になるのです。
留学で友達できない時に必要なこと1:自分の目標やゴールを明確にしておく
留学先で友達を作る上で最もやってほしいことは、自分の目標やゴールを明確にしておくこと。
留学すると
- どのような理由で留学に来たのか
- どんなことを目標にしているのか
- 今後どのようなことに挑戦したいのか
など、目標やゴールに関する話が頻繁に登場します。
その時に明確なゴールがあると、同じ目標や想いを持っている人と繋がりやすいし、仲良くなれる可能性も大きくなります。
僕が今のハウスメイトに出会ったのはかれこれ5年前ですが、仲良くなったきっかけは「メルボルンの大学に進学したい」という共通のゴールがあったからです。
それを話した後は一緒に図書館に篭って勉強することも増え、距離をますます縮まっていきました。
今ではメルボルンの親友の一人です!
留学で友達できない時に必要なこと2:趣味を見つけておく
目標と同じように、共通の話があると仲良くなりやすいからです。
例えば、僕はコーヒーが大好きなので、メルボルンのカフェについて話し出すと割と止まらなくなってしまうのですが(迷惑w)、コーヒー好きの人はかなり高確率で食いついてくれるし、一緒にコーヒー飲みに行こうか!と話を進展させやすくなります。
日本語であっても知らないことは話せないように、英語においても頭の中にないことは聞けないし、話せません。
しかし、自分の趣味のことであればすでに知っていることなので話しやすいし、相手の言っていることも理解しやすいので「あれ、英語できるじゃんw」と、無駄に自信を持つことができます。
『英語話す時は自信持って!』に疑問を持ってる人へ。
ある研究によると、自信のある人ほどスピーキング力が高くなりコミュ力や会話力が伸びる一方、不安が大きい人の上達は遅く、言葉や文法をより間違いやすいことがわかってます。
なので『あれ、俺英語話せるんじゃね?w』という勘違いは超最強です。 pic.twitter.com/8SricxjqXu— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2019年4月2日
留学で友達できない時に必要なこと3:笑顔と愛嬌
そして留学で友達を作る上で最も大切なのは、笑顔と愛嬌を振りまくこと。
これは冗談ではなく、仏頂面の無表情に人は集まってこないからです。
クラスの人気者だった人のことを想像してみたら良いと思うのですが、みんな明るく、人の話に耳を傾け、笑顔で対応している姿が思い浮かびませんか?
人は、輝いている人のところに集まりたがるのです!
ノリがすごく苦手!という人もいるかもしれませんが、その場合は「自分だったらどういう人と一緒にいたいと思うか」を考えてみると良いと思います。
話を「うん、うん、そうだね」と何も言わずに聞いてくれる人なのか、それともよくアドバイスをくれる人なのか、それは人それぞれだと思います。
いずれにせよ、愛嬌や笑顔は友達を作る上では必ず必須になるので、ノリが苦手な人はまずは笑うことから始めてみてください!
留学で友達できない時に必要なこと4:最低限の英語力
とは言え、留学先で友達を作る上では、やはり最低限の英語力はあった方が良いと思います。
使える単語が多い、表現できる範囲が広いということは、それだけ伝えられることが増える、ということ。友達を作る上では深い話をできた方が自分の想いや気持ちを伝えることができるので、その分通じ合える部分も多くなるからです。
話す中で「え、それどういう意味?」と会話が詰まる頻度が多ければ自分の考えを上手に伝えられないだろうし、話が噛み合わなくて共感されにくくなります。
相手もこちらの言っていることを予想しながら話をしなければならないので、会話するハードルも上がることに。
完璧な英語を話す必要はありませんが、最低限の英語力は必要なのではないかと思います。
留学先で友達できない時の7つのコツ
ここでは実際に僕がやっていた友達を作る方法を7つご紹介します!
留学先で友達できない時のコツ1:日本人コミュニティに飛び込む
「〜留学先で日本人の友達は作るべき〜」でも詳しく書いていますが、留学では日本人のサポートは必要だと僕は考えています。
- 英語を使う機会を増やせる
- 現地の人しか知らない情報を得られる
- トラブルに遭ってもアドバイスをもらえる可能性がある
- 精神的に救われることが多い
特に1、2に関しては友達を作る機会になる場合があります。
例えば、「日本人」と言っても様々で、留学に来たばかりの人もいれば長年住んでいる人などバックグラウンドは十人十色です。長年住んでいる人と一緒にいるとネイティヴの人と繋がることが多いし、その場に一人でも海外の人がいればそこで使用される言語は英語になります。
友達の繋がりがさらに友達を呼び、輪は一気に広がることに。
日本人の繋がりは、大切にすべきだと思うのです。
留学先で友達できない時のコツ2:大学の日本語クラブ (Japanese Club)に参加する
これはかなり裏技だと思うのですが、現地の大学の日本語クラブに行くと、割と高確率でネイティヴの友達を作ることができます。
日本の大学の英会話サークルを想像するとわかりやすいのですが、英語を話す目的であるとはいえ、その大半は日本語になりますよね。英語でわからない部分はどうしても日本語になるし、日本語の方が楽なので、思わず使いたくなってしまうのです。
同様に、留学先の日本語クラブでも日本語を話す目的であってもその半分以上は英語になるのです。
そして、日本語クラブが友達を作る上ですごくメリットなのは、日本語を話したい人が多いので向こうから積極的に声をかけてくれること。
僕はメンタルチキンなので自分から話しかけることに基本的に抵抗があるのですが、そんな僕でも友達を作ることができたので、マジでオススメです!
留学先で友達できない時のコツ3:アルバイトする
オーストラリアでは学生であっても週20時間まで働くことができます。
時給も20ドルと割と高く、生活費くらいは余裕で賄うことができるので僕も大学に通いながらカフェで働いていました。アルバイトするとそこで働く従業員と仲良くなりやすいし、お店に来るお客さんとも繋がることができます。
特にローカルのカフェで働くとフォーマル過ぎず、カジュアルすぎないお店が多いので、店員とお客が気軽に話す雰囲気があります。
ローカルで働くって最初はすごく勇気がいるし、慣れないうちはストレスも多いとは思いますが、慣れてくるとそこから友達の輪が広がることがあるので、生活が落ち着いたらぜひチャレンジしてみてください!
留学先で友達できない時のコツ4:アクティビティ系のサークルに参加する
僕は趣味でフットサルをずっとやってきたのですが、それがきっかけでメルボルン大学主催のフットサルリーグに参加することになりました。
フットサルにはいろんな人が参加するので、普段であれば繋がることのできない人とも友達になることができました。
身体を動かすアクティビティ系は英語力をあまり必要としないので仲良くなりやすく、また、自分の得意とするものであれば「教える」ということもできるので、結果として英語力が伸びるきっかけにもなります。
留学先で友達できない時のコツ5: ホームステイする
僕は留学してからの1年間、ずっとホームステイしていました。
ホストマザー自身はギリシアからの移民で在住歴は50年でしたが、その娘、息子家族はガッツリオーストラリア生まれの豪育ちだったので、環境は完全に「ネイティヴ英語」でした。
ホストシスターズ(当時高校生)の爆速英語を毎日聞いたことで僕のリスニング力は爆伸び、ハウスパーティに来る人もネイティヴだったので、そこでも英語を使う機会がたくさんありました。
海外大とか元から頭良かったんでしょ?とか、英語最初からできたんでしょ?ってよく言われるけど、ドライアイに鞭打って本を大量に漁り読み、苦笑されながら片言の英語を必死に使い倒し、ホストシスターズ(高校生)の爆速英語を白目になりながら毎日聞いた。
簡単に言うけど、すんげー勉強したんだからなw pic.twitter.com/rllDh8Ynje— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) 2019年2月23日
ハウスパーティに何度も参加していると「顔なじみ」になるので会話することが増えるし、それがきっかけでカフェにお茶しに行ったり、一日弾丸のロードトリップに一緒に行ったりなど、現地ならではの経験もすることが出来ました。
留学先で友達できない時のコツ6: シェアハウスに住む
日本ではあまり聞かないかもしれませんが、シェアハウスは、家賃がかなり安かったり、部屋が広いなどのメリットに加え、友達ができやすいことも大きなメリット。
オーストラリアに来る留学生の大半はシェアハウスに住み、交流関係を広げていきます。
シェアハウスに住むといろんな国籍の人と1つ屋根の下で暮らすことになるので必然的に話す機会は増えるし、ハウスパーティをすることも多いので仲良くなりやすい環境でもあります。
留学先で友達できない時のコツ7: ボランティアに参加する
最後にオススメしたいのが、ボランティアです。
ボランティアにもいろんなものがあり、ゴミ拾いから花植え、フリーマーケットのお手伝いや子供と遊ぶレクレーション形式のものまで様々です。
僕は知人のホームステイ先に呼ばれて子供達と遊ぶボランティアに参加して来ましたが、普段関わることのない子供と話す英語はすごく新鮮で、「そうか、こんな簡単な英語でも良いんだ」と学びの多いものでした。
当然、ボランティアに参加している人たちとも話すので距離は近くなるし、共通の話題があると一気に話は盛り上がります。
また、ボランティアが友達を作るのに適しているのは、相手の話を真摯に聞いてくれる人が多いこと。
ボランティア精神のある人はホスピタリティ精神もかなり豊富なので、相手のことを理解しようという気持ちがより一層強いように思います。
留学先で友達できない時に絶対やってはいけないこと
「〜留学ぼっちの影響〜」でも詳しくお話ししていますが、留学先で一番辛いのは、友達ができずに孤独になることです。
英語が伝わらなくて歯痒い想いをしたり、話がわからなくて苦笑されたりすることももちろん悔しいし辛いのですが、孤独ほど寂しく、心にグサりと刺さる刃はありません。
そしてそういう状況が続くと、やはり焦ってしまう。
「このままじゃ…」という想いが重なり、一緒に居たくない人と無理やり友達になろうとしてしまいます。
孤独に耐えられず、寂しさと虚無感でそうしたくなる気持ちもわかるのですが、結局のところ一緒に居たくない人と無理やり友達でいようとすると、相手に合わせることが多くなるため、自分が疲弊してしまいます。
少し時間はかかるかもしれませんが、友達を作る際は、自分が素でいられるような、自分の気持ちを晒け出せるような人を見つけるようにしてください。
「留学で友達できない」は解消できる!
留学で友達ができないとすごく孤独で、今すぐ日本に帰りたい!と思うくらい辛いと思いますが、友達が一人でもできるだけで心はかなり楽になります。動かなくなればなるほど心は一人になっていってしまうので、少しずつで良いので、繋がりを作りにいってください!
動いていれば必ず誰かはあなたを見つけてくれますし、「留学先で友達できない」は絶対に解消できます!
できることからで良いので、少しずつ前に進んでください!