こんな疑問に答えます!
- オーストラリア留学でできるアルバイトの種類
- バイトできる時間
- バイトに必要な英語力
- バイトを始める前にすべきこと
- バイトを探す具体的な方法
- バイトを探す時に気を付けること
- 僕が留学中にローカルのカフェで採用された方法
- バイトした後のタックスリターンについて
- バイトした時のスーパーアニュエーション
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学し、大学に在学中、複数のカフェで働きました。
僕はメルボルンのカフェで5回働いた。最初は10回応募して1つも通ることはなかった僕だけど、あることをして6回中5回採用された。英語力や人脈、経験がない状態でもこの方法なら高確率で採用される。今回はそんな裏技的方法を 公開してます。https://t.co/lNSjhMkx8K pic.twitter.com/pTR3paHABz
— ちーや🇦🇺メルボルン (@chiyahenyMel) 2018年2月7日
最初は仕事をどのように探したら良いのかわかりませんよね!仕事が見つからないと不安になりますよね!そんな人は、ぜひ見てください!
オーストラリア留学でできるアルバイトの種類
多くの日本人学生が日本食のレストランで働いています。お寿司バーやラーメン屋、居酒屋や日本料理など、オーストラリアには多くの日本人経営レストランがあります。また、マッサージや運送、カフェやクリーナーなど、日本では中々できないような職種もあり、バイトから学べることもたくさんあります。
オーストラリアの時給も$18.93と高めなので、働く時間の長さによっては結構なお金を稼ぐことができます。
オーストラリア留学でバイトできる時間
オーストラリアの学生(語学学校、TAFE、専門学校、大学等に3ヶ月以上)は週に20時間まで働くことができます。時給も大体19ドルくらいなので、20時間フルで働くと…
・20時間×19ドル=380ドル/週
・380×4週間=1520ドル/月
バイトの種類によっては20ドルを超える仕事もあるし、週末やパブリックホリデーになると時給が倍になるところもあるので、アルバイトだけで2000ドルを超えることも少なくありません。メルボルンにおいては家賃の平均が700ドル〜800ドルなので、食費を入れても生活費は十分に賄うことができます。
オーストラリア留学のバイトに必要な英語力
「オーストラリア留学でバイトする」ことを考えると、高い英語レベルが必要なのかもしれないと思うかもしれませんが、実際は、どの職種を選ぶかによります。
例えば、日本人経営の日本食レストラン(ジャパレス)であれば基本的に使うのは日本語で、働くスタッフが全員日本人という場合もあるので、日本語だけで事足りる場合も多々あります。実際、ワーキングホリデーで仕事をしている人は、ジャパレスと家の往復だけで日常が終わり、「もはや日本語しか使っていない…」と言っている人も結構います。
一方、ローカルのカフェやベビーシッターなどは、比較的高い英語力が求められることが多く、面接の時点で落とされてしまうことも多いので、ハードルは高めです。特にサービス業は接客しなければならないので丁寧な英語が求められます。
僕は複数のローカルのカフェで働きましたが、カフェの場所によってお客さんの層が全然違うので、超丁寧な接客をしなければならないカフェもあれば、よりフランクな会話が必要なカフェまで様々でした。
全てのバイトで英語力が求められるわけではないので、最初は自分に合ったものを選び、職歴と自信をつけていくことが大切です!
オーストラリア留学でバイトを始める前にすべきこと
ワーキングホリデーで働く人を含め、オーストラリアで就労する人はタックスファイルナンバー(TFN:納税者番号)の取得が必要になります。ネットから簡単に申請が可能で、申請後は手元に届くのに2週間から1ヶ月ほど必要になるので、渡豪してすぐに働かなければならない人は、現地に到着後すぐに申請するようにしてください!
また、働く前に履歴書を作成する必要があり、これを持ってお店に直接行って応募したり、ネットで履歴書を送って仕事を見つけます。オーストラリアでアルバイトする際は履歴書がかなり重要なので、しっかりと作り込んでください!
オーストラリア留学でバイトを探す3つの方法
ここでは仕事を探す3つの方法について具体的にお伝えしていきます!「どれか」ではなく、「どれも」使って仕事を探すようにしてください!
1. ネットの求人で探す
オーストラリアで仕事を探す場合、以下のサイトから仕事を見つけるのが一般的です。
日豪プレス
日本人を対象にした募集が多く、日本人経営のジャパレスが主に掲載されています。留学に来たばかりで英語に自信がなかったり、とりあえず職歴を積みたい方にはすごくオススメです!
ただし、オーストラリアにいる多くの学生が応募するのでメッセージを送っても連絡が返ってこないことが多々あります。僕も何度か応募しましたが、5件に1件返信がもらえれば良い方だと思います。投稿日時が新しいものから順に送ると返信をもらいやすいのでぜひ試してみてください。
伝言ネット
伝言ネットも日本人を対象にした仕事が多く掲載されているサイトですが、日豪プレスと異なるのは、メルボルンに特化したサイトである、ということ。メルボルンでバイトを募集している仕事がリアルタイムで掲載されています。
メルボルン在住者のみが応募するので、日豪プレスほど競争率は高くないと思います。
たまにローカルのカフェの情報も載っていますが、応募が殺到してすぐに埋まってしまうので、伝言ネットで仕事探しをする時は小まめにチェックするようにしてください!
Gumtree
Gumtreeは中古物品の直接販売で有名なサイトですが、仕事探しもすることができます。日豪プレスや伝言ネットとは異なり、オーストラリア人経営のカフェやその他運搬業、クリーナー、ベビーシッターなど、いろんな求人広告が掲載されています。
日豪プレスや伝言ネット以上に返信が返ってきにくいので、できる限り多くメッセージを送る必要があります。
メッセージを送った後は人によっては1週間後に返信が来ることもあるので、気長に待ちましょう。
また、バイトのトライアルやインタビューなどを受けることも多く、英語力がある前提で募集がかけられているので、難易度は少し高めです。その職種で働いた経験があるのか等も重要になるので、応募してメッセージが返ってきたからと言って必ず採用されるわけではありません。
Gumtree経由で採用されることは結構稀なのですが、採用されるとわりと好条件で働くことができるので、挑戦する価値は十分にあると思います!
2. メールでレジュメを送る
これも結構な常套手段で、お店のHPに行き、お問い合わせフォームから直接レジュメを送る方法です。仕事を募集しているカフェやレストランであれば結構な確率で返信が返ってきます。
送るメールの内容とレジュメを作っておけばテンプレートとして使い回しができるので、かなりの数の仕事に応募できます。
返信が来たらそのままトライアル+面接を受けて採用が決まります。人によっては一日に複数応募し、採用された中から自分に合ったものを選ぶ人もいます。採用側も僕らが仕事を蹴ることは十分に承知しているので、その前提で採用を出そうとします。
送って損はないので、ドンドン送ってみてください!
3. 手渡しでレジュメを渡しにいく
3つ目の方法として多くの人がやっているのが、直接お店にレジュメを渡しに行く方法です。ローカルのカフェに行くと、オーストラリア人が自分のレジュメを持って直接渡しに行っている光景をよく目にします。
人気のカフェなどは当然ながら応募が殺到しますし、現地のオーストラリア人との競争の中で戦わなければならないので、英語力と相当なコミュ力、そしてかなりの愛嬌がないと、仕事を勝ち取るのは控えめに言っても難易度高めです。
採用率が高くなるオーストラリアのレジュメの書き方とテンプレートに関しては以下の記事に詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!
オーストラリア留学でバイトを探す時に気を付けること
バイトに応募する際に気を付けなければならないことが2つあります。
1つ目は、弾かれること前提で応募すること。
アプライ(応募)しても基本的には落ちます。弾かれる度に落ち込んでいたらメンタルはもちませんし、落ちたとしても仕事はそこだけではありません。基本的にみんな落ちること前提で数を打つので、1回落ちてもどんどんアプライしていってください!
そして最も気をつけなければならないのは、悪徳なジャパレスの存在。
ジャパレスの中には英語が話せないことをいいことに、低い時給で働かせようとするレストランも少なくありません。契約内容をちゃんと確認しておかないと辞めさせてもらえなかったり、働き始める時にボンド(前金)を払わされたりするので、注意が必要です。
働く前にボンドを取るところは確実に悪徳ジャパレスなので、ボンドを要求された場合は辞退するか、フェアワークに即刻駆け込みましょう!
僕が留学中にローカルのカフェで採用された方法
僕は留学中、複数のカフェで働きました。最初はどこにアプライしても弾かれてばかりだった僕ですが、途中からほぼ全ての応募で採用されることになりました(6アプライ中、5つ採用)。
ローカルのカフェで採用される時に大切なのは、そのカフェの常連になること。
お得意さんになることでそのお店のオーナーと仲良くなれる可能性が高くなります。採用されるかどうかって、言ってしまえば、いかにそのお店のオーナーの信頼を得ることができるかどうかです。
何回も通って自分を覚えてもらい、会話をし、そのお店のことを知る。お客さんとして接しているのでこちらの英語が多少不自由でも向こうは気にしないんですよね。ある程度会話を重ねれば信頼がたまり、そのお店のメニューや店員の動きなども知ることができるのでトライアルを受けさせてもらいやすいのです。
豪のローカルカフェで雇われる方法
・いきなりアプライしない
・郊外のカフェを選ぶ
・そのカフェに頻繁に通う
・毎回同じコーヒーを頼み自分を覚えてもらう
・カフェコンセプトの理解
・オーナーと仲良くなる
・スタッフの動きを見ておく
・メニューの暗記結局のところ、信頼があれば雇われます。
— ちーや🇦🇺メルボルン (@chiyahenyMel) 2019年1月8日
僕がローカルのカフェで高確率で採用された方法に関しては以下の動画にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!
オーストラリア留学でバイトした後のタックスリターン(Tax Return)
タックスリターン(Tax Return)とは、確定申告のことです。
その年に稼いだお金や使った額に関して、税金の申告をしなければなりません。オーストラリアではワーキングホリデーであっても、学生であっても、この手続きは基本的に個人で行います。
「Return」と聞くとお金が戻ってくるイメージを持ちがちですが、多く納め過ぎた場合は返金されても、逆に少なすぎると追加課税の対象になる場合があるので注意してくださいね!
オーストラリア留学でバイトした時のスーパーアニュエーション
スーパーアニュエーションとは、オーストラリアの年金制度のことです。
1ヶ月の収入が450ドル以上ある場合、雇用主(オーナー)はこの年金制度に基づき、給料の10%ほどを雇用者の口座に一定額を積み立てる義務があり、退職する時まで運用されていきます(収入が450ドル以下、または18歳未満の場合は対象外)。
積み立てられた資金はあくまで「運用」されるので、運用実績が悪ければ返金される額も少なくなります。スーパーアニュエーションはどこのファンドでどのような運用をされるのかによって大きく異なるので(株式、債券、定期預金など)、自分にどのようなものが合っているのかをしっかりと考えるようにしてください!
スーパーアニュエーション用の口座はいくつか持つことができますが、オーストラリアの口座は維持に結構なお金がかかり、且つ返金申請の際の手続きがすごく面倒になるので、帰国することが前提の場合は1つの口座にまとめておくことをオススメします!
オーストラリア留学でバイトすることはできる!
留学には莫大なお金が必要になるのですごく悩みどころだとは思いますが、オーストラリアであれば賃金が比較的高いので、アルバイトだけでも生活費以上のお金を稼ぐことができます。
最初はハードルが高いかもしれませんが、アルバイトすることができれば金銭的な余裕はできるし、英語力への自信もついていくので、ぜひチャレンジしてみてください!
ちなみにですが、僕が留学中に英語力を伸ばした勉強法を以下の記事に詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!