こんな疑問に答えます!
- 英語学習で関わってはいけない人TOP3
- 関わってはいけない人に共通していること
- 英語学習者に僕が伝えたいこと
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、留学当初は思ったように英語力が伸びず、すごく悩みました。
日本に帰ると、海外羨ましい!と言われるけど、英語が伝わらなくて悔しい想いをしたり、話わかんなくて苦笑されたり、アジアンってだけで上からモノ言われたり、日本なら当然にできることができなかったり。
楽しいこと以上にいろんなハードルがあることを、きっとみんな知らないんだろうなと思う。 pic.twitter.com/tOjO7OpcZv— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) May 30, 2018
英語力が伸びない原因は勉強面以外に人付き合いも実は大きく関係している場合があります。今回は英語学習で関わってはいけない人TOP3を発表していきます!好きなところから読んでみてください!
この記事の最後に記事内容を要約したYouTube動画を貼っています。文字よりも動画の方が頭に入りやすいな、という方は、記事下にあるYouTubeをどうぞー!
留学当初、僕は英語が全く話せなかった。
この動画は僕の5年前の英語力を紹介したものですが、ご覧頂ければお分かりの通り、留学当初、僕は英語が全くもって話せませんでした。
留学をすでに経験していた友人からは「英語力ゼロで留学したけど、伸びるから大丈夫!」とか、「何とかなるよ!」と言われてましたが、本当の意味で「英語力ゼロ」だった人は僕以外にいないのではないかというくらい、絶望的な英語力で留学しました。
スタート地点は人それぞれだと思いますが「この状態からでも英語を話せるようになるんだ!」と希望を持てると思うので、ぜひ見てみてください!
英語学習において”環境”はすごく大切
まずこの話を始める前に、1つだけ強調しておきたいことがあります。
特に英語学習において環境はすごく大切であり、関わる人を変えるだけで英語力の伸びも圧倒的に変わったりします。誰とどんな時間を過ごすのかによって、考えや行動が変わっていくからです。
とか言われちゃうと思うのですが、少しだけ考えてほしいんです。
- その付き合いはいつまで続きますか?
- そもそも他人を変えることはできますか?
後者に関しては、ほぼ高確率で答えはNoです。どう頑張っても他人を変えることはできないからです。でも他人を変えることができなくても、耳を傾けるべき相手だったり、付き合う相手っていうのは自分で決めることができると思うんです。
「いろんな人の意見を聞かなきゃ死んじゃうんです!」
って人にとっては無益だと思うので、この記事を今すぐに閉じてください。
でも多少なり関わりたくない、関わる必要のない人と自分の判断で関わってしまっている人は見る価値あると思うし、英語力に伸び悩んでるのは今自分の関わってる人が影響してることも少なくないです。
今回は僕がこれまで爆速で英語学習をしてきたり、いろんな人と出会ってきた経験から、英語力を伸ばす上でこんな人とだけは絶対に関わってはいけないTOP3を発表していきます!
英語学習で関わってはいけない人第3位: アクセントを指摘してくる人
- めっちゃ日本人アクセントやん
- 英語はネイティヴみたいじゃないとダメ
こういう人、周りにいませんか?口を開けば連呼してくる人。別にネイティヴを目指すのが悪いわけではないし、むしろそれ自体は超素晴らしいと思います。
問題は人の英語を嘲笑する人。
英語を頑張って上手に読もうとした時に笑われたり、言葉がうまく出てこなくて嘲笑されたりって学校で誰しも一度は経験してませんか?
ちなみに僕はあります。
もうそういう人は骨折した足で全力で走ってみたら良いと思ってるのですが、何なんでしょうね?あの「英語頑張ってるやつダサい」みたいな雰囲気。僕のハーフの友人もバカにされるのが嫌で、わざと日本語アクセントで英語を話していました。
英語が”上手”とは
英語の上手い下手に関して1つどうしても言いたいことがあります。日本人発音で英語を話している人のことを「英語下手くそ」だと思ってる人が多いのですが、それはとんだ勘違いです。
そもそも英語は言語なので伝わることが最も重要であり、大切なのは英語を使って自分の気持ちだったり考えをどれだけ多くの人に伝えられるかなので、日本語アクセントであっても伝わってる時点でもうそれは上手な英語なんです。関西弁とか九州弁も方言だしアクセント強めだけどしっかり日本語だし、関西弁とか九州弁を話す人は個性があって可愛いとか、めっちゃ素敵とか言われるわけじゃないですか。
まぁ僕の長崎弁が可愛いとか言われるわけないっちゃけど。
※ただの嫉妬
アクセントを笑う日本人ほど英語できないことが多いし、英語そこまで勉強してこなかったんだなってのが即バレてしまいます。もし英語をガッツリ勉強している人なら英語を習得する苦労を知っているので伝わる重要性ってのもわかっているし、そもそもアクセントが個性であることもちゃんと理解してます。
以前アクセントに関して動画を出したら結構反響あったのでもし時間あれば見て頂きたいのですが、この動画の中で僕のネイティヴの友人に日本語アクセントについてどう思うか聞いてみました。
答え)
日本語アクセントは知的に聞こえる。とてもInterectualである、と。
(恥じるな、日本人)
日本語アクセントを気にする人は多いですが通じれば何も問題はないし、ネイティヴはアクセントをそこまで気にしていません。
アクセントは、個性なのです!
英語学習で関わってはいけない人第2位: 求めてないアドバイスをしてくる人
いますよね、質問してないのにやたらアドバイスしてくる人!例えば、文法とか発音を会話の途中で急に訂正してくる人。「He don’t go there.」とか言うと「いや、He “Does not”ね」みたいな感じで爆速で訂正マン。
- 英語を少しかじった人
- 留学経験が多少ある人
- 海外経験が無駄にある人
上記3つの人に多い気がします。
しかもその大半が悪気なく親切心で無意識に言ってる場合が多いです。もし本当に理解のある人だったら話の内容がわかる限り急に会話を遮ることはしないし、無駄に訂正してきません。
共通語の英語を使う理由は自分の気持ちを伝えられるからであり、話が理解できる時点でもう十分だからです。
こういう人の心境の裏側にあるのって「この人よりも私の方が英語上手い」とか「私の方が英語知ってるから」っていう気持ちからくるエゴだったりマウントを取りたい場合が多いんです。
特に「あなたのために言ってるんだよ?」的な雰囲気を醸し出す人がマジで一番要注意で、是が非でも優位を保とうと意見を押し付けられることも少なくありません。
こんなことを言うと「いや、そんなんじゃ一生英語伸びないじゃん」とか「伝わらなかったらダメじゃん」と言う声が一定数湧いてくるのですが、それは仰る通りです。英語を勉強する上で「伝わる英語」は絶対に目指すべきだし、伝わらない英語は訂正されてしかるべきです。
ただ理解されてる会話の中で訂正する意味ってその人のエゴ以外に何なのでしょう?
僕ら日本人が日本語を正すんだったらまだ理解できますが、ネイティヴじゃない僕らが人の英語を訂正するってどの立場だろうと思うのです。
例えば、さっきの「He don’t go there」も日本人の感覚的には間違いで気持ち悪いのかもしれませんが、ネイティヴもこういうカジュアルな表現を結構使うので一概に「間違い」とは言い切れないんですよね。
もしネイティヴが「He don’t go there」って言ったら訂正しますか?きっとしないと思います。
伝わってるのに訂正してきたり無駄にアドバイスするっていうのは自分のエゴであり、もしくはマウントを取りたいと思ってる場合がかなり多いので、自分が上に立っていたい、またはあなたを屈服させたいと思っている人とは何を話しても無駄なのです。
英語学習で関わってはいけない人第1位: あなたの英語を笑う人
あなたの英語を笑う人は今後マジで関わらない方が良いと断言します。これは英語学習に関わらずです。
メンタル強い人だったら良いのかもしれませんが、僕の場合はネイティヴに聞き返される時の「Huh?」で心折れちゃうくらいガラスのハートだったので、笑われる度にめっちゃ凹んでました。
日本語を学ぶ🇦🇺友人と比較して英語を学ぶ日本人に足りないのは“自信“であり、間違えたくない気持ちが強すぎるように思う。
🇦🇺友人は基本伝われば良いと思ってるし、間違っても『いいか、よく聞け』と言わんばかりに堂々としているので、見習うべき。ちなみに僕は『Huh?』と聞き返されて心が折れた。
— ちーや🇦🇺メルボルン (@ChiyaMelbourne) April 30, 2020
これは僕がただ感情的に嫌だから関わるなと言ってるんじゃなく、ネガティヴなムードとか感情って人に伝染しやすいことがアメリカの研究で明らかになっているし、ルーマニアで行われた不安に関する研究でも不安は人に伝染しやすいことがわかってます。
※もし興味がある方は下のリンクから記事を覗いてみてください。
(参考:Online Social Networking and Mental Health)
「英語下手くそ」とかネガティヴなことを言われたり、本当に大丈夫なの?みたいな不安を煽ってこられると、本当は思ってないのにそういう風に思えてきちゃうんです。自分の中にだけ確固たる肯定できる理由があればそれで十分だし、それを他人に首を突っこまれる必要はないと思うんですよね。
だからそう言った点で「え、今更?」とか「何のために勉強するの?」という人も僕は同罪だと思ってます。
「ねーねー、英語勉強する必要あると思う?」とか自分から聞いた場合はまた別ですが、あなたのことを大切に思ってる人だったら「今更?」なんて絶対に言わないしむしろ何も言わずに応援してくれますよね。
ぶっちゃけ人との関係性を断ち切るって結構勇気いるじゃないですか。
僕、結構中身はめちゃめちゃビビリの寂しがり屋なのでこういうのって結構苦手だったりするのですが、英語力を最短で伸ばすのであればこう言ったノイズはできるだけ避けた方が良いし、経験上、弊害にしかなりません。
バカにされてその悔しさから超頑張れる場合もあると思いますが少なくとも僕はそういう人間ではなかったし、笑われたらやる気が一気に飛んでいって、その場で英語の勉強やめてしまっていました。「悔しいな」とか思うのだけど、恥ずかしさが真っ先に先行しちゃって、頑張ろうと思っても無理だったんです。
(↑留学当初、僕の壊滅的な英語をずっと聴き続けてくれたホストファミリー↑)
特にこういうことってすんごい頑張ってる時になぜか怒ることが多くて、例えば僕の友人も留学したいと思い立って少人数制の英会話教室に通っていたのですが、モチベがめちゃめちゃ高くなってた時に発音が悪すぎて、周りの人にすごく笑われたようです。
そしてそのまま英語のモチベも激落ち。
確かに英語は伝わるものでないといけないので理解し難い発音は矯正すべきですが、笑う必要はマジでどこにもないですよね。
あなたは赤ちゃんの頃から今みたいにべら棒に話せましたか?
ハイハイやヨチヨチ歩きをすっ飛ばして爆速で走れるようになりましたか?
英語を勉強する時もハイハイの時期は必ずあるしどんなに英語がペラッペラな人でもBe動詞で頭を悩ませた時期があるんです。
練習量さえ積み上げればできるようになるのが言語だし、あなたの英語を笑う人は自分が優位に立っていたいという自己顕示欲の現れなので、もうそういう人は一切無視でOKです。
関わってはいけない人の共通点
最後にもう1つだけ伝えたいことがあります。今回ご紹介した関わってはいけない人たちというのは、その言葉の裏側にはその人が隠していたい心境が現れてることが多いです。
日本人の英語アクセントを笑う人は、その人自身がアクセントにコンプレックスを持ってるし
会話中に文法を無駄に訂正してくる人は、間違えることがすごく怖い人だし
英語力でマウントを取る人ほど、そもそも自分の英語力に自信がありません。
だから自分よりも低い人をどうしても設定しないと不安でたまらないし、人と比較をしていないと自分は間違っていないんだって納得できないんです。
だからそんな人の踏み台になる必要はないし、あなたはあなたの思うように、突き進めば良いと思います。
結局のところ自分の足を引っ張るような人といても自分の気持ちまで持っていかれてしまうことも少なくないので、あなたの英語を笑う人からは徹底的に距離を置くようにしましょう!
あなたの英語を笑う人は、その周りにいる日本人
最後に、1つだけ心に留めておいてほしいことがあります。
あなたの英語を笑うのは、あなたの周りにいる日本人である
オーストラリアの大学を卒業し、メルボルンに5年住んで実際に感じることがですが、現地のネイティヴはアクセントをあまり気にしません。話が理解できる時点で十分であり、いろんなアクセントが飛び交うオーストラリアではそれが個性になるからです。
英語をネイティヴのように話せることは素晴らしいですが、英語は考えや気持ちを伝えるための手段であって「誰かに見せつけるためのもの」ではありません。
もしそういう人がいたら徹底的に距離を置き、ご自身の英語学習に集中できる環境を作ってください!
【YouTube動画で記事内容を簡単に解説!】