こんな疑問に答えます!
- 喜ばれるお土産選び6つのコツ
- ホストファミリーが喜ぶオススメお土産11選
- お土産を渡すタイミング
- お土産を渡す時の英語フレーズ集
- お土産を渡した後の英語フレーズ集
- お土産費用ってどれくらい?
僕はオーストラリアのメルボルン大学へ進学・卒業しましたが、留学当初の1年間はずっとホームステイをしていました。今でも月に1回は必ずファミリーランチをするほど、良好な関係を築くことができました。
今日はホストマザーの家にFamily Lunchへ。僕が行く時は必ず何を食べたいのかを聞き、すごい時は2日かけてご飯を準備している.
『メルボルンに来てもう5年ね。私はあなたの豪のママになれたかしら』
この母がいなければ僕の留学生活がこんなにも充実することはなかった.
母への感謝と愛が止まらない. pic.twitter.com/Jqw8AdQrbB— ちーや🇦🇺メルボルン (@chiyahenyMel) 2019年4月5日
ホストファミリーとの距離が縮まれば留学生活はかなり有意義なものになります!お土産をせっかく持って行くなら喜んでほしいですよね!仲良くなるきっかけにしたいですよね!そんな人は、ぜひ見てください!
オーストラリア留学のホームステイ先へのお土産選びのコツ
ここではホームステイ先へのお土産を選ぶ際のコツや気をつけるべきポイントについて詳しく解説していきます!喜ばれるアイテムを持っていきたい人は、ぜひ参考にしてみてください!
ホームステイ先のお土産選びのコツ1:家族構成や年齢を必ず確認する
ホームステイする場合、基本的には渡航する前にステイ先の情報をもらうことができます。その時に、性別や年齢、何人暮らしで、どのような家族構成なのかを必ず確認するようにしてください。
年齢によって、喜ばれるものはマジで異なるからです!(白目)
特に性別や年齢はお土産を選ぶ際にとても重要で、高校生に子供用のアイテムをプレゼントしても全然喜ばれないのが容易に想像できますよね。
年齢や性別を確認せずにプレゼントを選ぶと不必要なものを選んでしまう可能性がすごく高くなるので、事前に必ず確認するようにしてください!
ホームステイ先のお土産選びのコツ2:お土産を渡した先のことを考える
お土産を渡す最も大きな理由は、ホストとの距離を縮めること。言い換えれば、お土産で会話のきっかけを作ることにあります。
そのプレゼントを渡した時にホストはどんな反応をするのか、誰に何を渡すとどのような会話になるのかを想像しながら買うと、基本的に外すことはないと思います。
これを考えるためには家族構成や年齢を事前に確認する必要があり、相手のことを知らずに喜ばれるアイテムを選ぶのは、宝くじを引きに行くようなもの。
完全に運任せになってしまいます。
家族情報を見れば大体のことはわかるので、その情報に応じてお土産を選ぶようにしてください!
ホームステイ先のお土産選びのコツ3:できるだけ消耗品を選ぶ
ホームステイを長年受け入れているホストであればお土産の置き場に困っている可能性が十分にあります。「自分のことを覚えておいてもらいたい!」という気持ちから富士山の掛け軸や日本人形を渡している人も多いのですが、家の内装に合わない場合はやはり家の奥にしまわれてしまいます。
僕のホストファミリーはギリシア出身で家の内装もギリシア風の白一色だったので、日本人形はどう考えても合いません。
(真っ白な家に日本人形置いてあったら割とシュールですよね。笑)
自分の気持ちではなく、そのプレゼントを受け取ったホストがどう思うのかを考えるようにしましょう!
ホームステイ先のお土産選びのコツ4:賞味期限はできるだけ長いものを選ぶ
また、賞味期限が短いものもNGです。常に家にいるホストであれば問題ないのかもしれませんが、親は共働きで、子供は学校へ出かけるなど、家にあまりいない家族であれば時間はすごく限られています。
実際、僕のホストマザーの娘の家庭でもホームステイを受け入れていたのですが、どちらも共働きですごく忙しく日中に家にいることはほとんどありません。
せっかく持って行ったお土産が「賞味期限で食べられなかった…」みたいな状況になったらマジで悲しいですよね。目の前で捨てられたらもうメンタル崩壊どころではなくなりますよね!
ホームステイ先も悪気があるわけではないので、賞味期限はできる限り長いものを選ぶようにしましょう!
ホームステイ先のお土産選びのコツ5:宗教的なものは選ばない
これは割と気をつけるべきポイントだと僕は考えているのですが、人それぞれ育った場所の文化があり、その文化は歴史的背景を色濃く含んでいます。日本に住んでいればそこまで意識することはきっとないかもしれませんが、宗教的なものはそういった歴史的背景から来ていることが多く、ほんの些細なことが失礼になる可能性もあります。
「日本的なものを!」と、お守りや絵馬などをプレゼントに持っていく人が結構多いのですが、文化的なものの背景には宗教が絡んでいることが多く、お守りや絵馬も例外ではありません。
自分はそんなつもりはなくても宗教的価値観の押し付けになる可能性があるため、できる限り避けるようにしてください!
ホームステイ先のお土産選びのコツ6:オーストラリアに持ち込み可能なものを選ぶ
オーストラリアには特有の動植物が多く、BSEなどの細菌から環境を保護するために、缶詰以外の肉製品、リンゴやバナナの果物や野菜、そしてお米やポップコーンなどの種子類は持ち込み禁止になっています。また、殻の付いている未加工のナッツも持ち込み禁止となっているので注意が必要です(殻がないもの、加工、包装されているものは可能)。
検閲で引っかかってせっかくのお土産が没収されたという体験談は嫌という程聞きます。缶詰やお米は持っていくだけでも大変だしナッツは割とお値段張ることが多いので、没収とかすごくショックですよね!
オーストラリアへの食品を持ち込む際は事前に必ず確認するようにしてください!
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産11選
ここではホストファミリーに喜ばれるオススメのアイテムをご紹介します!
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産1:日本のお菓子
基本的にどの家庭でも喜ばれます。特に日本のチョコレートはかなり人気で、女の子がいる家庭ではすごく盛り上がります。
僕はホストシスターズが2人(当時15歳)いるということで小分けのチョコをサンタのような袋に入れて持参しましたが、めちゃめちゃ喜ばれました(僕が外国人にハグをされたのはこの時が初めてですwww)。中でもカントリーマアムはすごく反応が良く、オーストラリアでは柔らかいクッキーはホームメイドでない限りあまり食べる機会はないので、超喜ばれました。
ここで気をつけなければならないのは、文化。
僕の知人は「タコせんべい」をお土産に持って行ったのですが、「たこ」は西洋文化では「悪魔」のような存在なので基本的に食べないし、どちらかというと毛嫌いされます。「美味しいけど、これ何のお菓子?」と聞かれてタコと答えた瞬間、嗚咽したそうです。
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産2:日本のお茶
日本のお茶はオーストラリアでもすごく人気です。T2という有名なお茶屋さんがあり、メルボルンでも日本のお茶は手に入るのですが、かなり高い。
日本の3~4倍は値段はるので、持って行くとすごく喜ばれます!
基本的にはどの家庭にもティーポットは置いてありますが、ティーパックの方が使い勝手は良いでしょう。特に共働きで子供がいる忙しいホストの場合はお茶を淹れるのも一苦労なので、ティーパックであればそういった面にも配慮できるのではないかと思います!
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産3:日本のお酒
オーストラリアでは日本のお酒やすごく人気で、特にウィスキーはシティの至る所で見かけます。ウィスキー文化もあるので、バーに行ったら「山崎」や「響」ほぼ置いてあります。お酒を持参すると一緒に飲んで距離を縮めるという荒技を使うことができるので(笑)、お酒が好きな人にはもってこいのアイテムだと思います。
ただし、人によっては洋酒の方が好きだったり、日本からオーストラリアに持ってくる時にスーツケースの中で割れてしまうリスクもなくはないので、お酒好きの人のみチャレンジしてみてください!
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産4:日本の洋菓子
日本の洋菓子はオーストラリアでもすごく人気です!
僕は出身が長崎なのでカステラを持って行ったのですが、すごく喜ばれました。友人はバアムクーヘンなどのパウンドケーキをお土産にしていましたが、あまりに気に入られて日本に帰る度に「あのバアムクーヘン買ってきて!お願い!」と頼まれるようになったそうです。
ただし、生クリームの入ったものは賞味期限が近いことが多いので、できる限り避けるようにしてください!
また、洋菓子といっても考えなければならないのは文化面で、僕の知人は「うなぎパイ」を持参したのですが、「うなぎ」に超拒否反応を示されたそうです。「タコせんべい」同様、洋菓子は洋菓子でも、動物などが使用されているものは極力持って行かない方が良いと思います。
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産5:日本語の書いてあるTシャツ
メルボルンでは街中で日本語の書かれた服をよく見かけます。以前メルボルンセントラルステーション付近の交差点で「お前はもうすでに死んでいる」と言う黒地に白文字で書かれたパーカーを見た時は我が目を疑いました。その他にも「ゴジラ」や「イチゴを食べなさい」、「月に代わって、お仕置きよ」など、シュールなTシャツも結構見かけます。
ただし、ウケるのは若い世代で、且つ男の子に限ります。
女の子で日本語の書かれたTシャツを着た人はあまり見たことがなく、どちらかというと男子の方が興味をそそりやすいようなので、家族構成を確認した時に当てはまる人がいれば、ぜひ考えてみてください!
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産6:日本製の便利な文房具
僕のホストマザーは料理がすごく好きだと予め聞いていたので、日常で使えるものが良いかと思い、ウェアラブルメモで有名な「WEMO」を送りました。
腕に巻くWEMOは油性のボールペンで書いても手で簡単に落ちるようになっていますが、水などでは落ちないようになっています。忘れ物をしないようにと毎回メモする癖があったホストマザーは、WEMOに買い物リストを書いたり、その日にやるべきことを書いたりなど、かなり重宝してくれました。
また、知人は最近便利グッズとして超人気の万能クリップ「cheero CLIP」をプレゼントしたところ、使い勝手がかなり良いとすごく喜ばれたそうです!パッと見は使い方が分からないので、説明することをきっかけに会話を始めることができるのですごくオススメです!
文房具をお土産にする際に気をつけなければならないのは、あくまで「特徴的」で「便利」なものを選ぶこと。
オーストラリアの文房具も年々進化していて、大抵のものは手に入るようになっています。珍しくないものを持参してもあまり喜んでもらえないことがあるので、注意してください!
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産7:日本製の歯ブラシ
日本にいたらきっと気付くことはあまりないかもしれませんが、日本の歯ブラシってマジで高性能です。細いので奥の部分までしっかり届き、程よく硬く、そしてかなり長持ちします。最近はダイソーなど、日本の小物を販売するお店が増えてきてはいますが、日本の薬局に売っている歯ブラシは未だに見たことがありません。
僕も母親に勧められて半信半疑でプレゼントしましたが、これがバカウケ。
「歯磨きってこんなに気持ち良くなるんだね!」と大絶賛されました。正直これは予想外すぎてプレゼントした僕の方が驚きだったのですが、ホストには意外なものがウケるんだな、と思いました。
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産8:ホッカイロ
オーストラリアは南国のイメージが強いかもしれませんが、場所によってはかなり寒くなります。特に、シドニーやメルボルンの冬は3度ほどまで冷え込むこともあり、思っている以上に超寒くなります。
(留学当初、防寒着を持っていなかった僕はマジで凍えました…。)
ダイソーにもホッカイロは売っているのですが、サイズがかなり小さく、持続時間が短いので、日本で買ったものをプレゼントすると喜ばれます!
また、ホッカイロではありませんが、ユニクロのウルトラライトダウンもかなり喜ばれます。(オーストラリアでも手に入りますが、日本よりもはるかに高い…)
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産9:折り紙や塗り絵
小さい子供がいる家庭では定番のお土産です。この2つのアイテムを使うと子供が興味を引くので、会話のネタになるし、一緒に遊ぶきっかけを作ることができます。荷物としてもすごく軽いしかさばらないので、持っていく側にもすごくありがたいアイテムです。
ただ、子供によっては折り紙や塗り絵を好まない場合もあるので、こればっかりは正直運のような気がします。
もし気に入ってもらえなくても、生活の中で子供の好きなおもちゃやアニメなどきっとわかってくるので、現地で何か些細なものを調達して一緒に遊ぶと良いのではないかと思います!
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産10:日本の絵柄の描かれたショットグラス
オーストラリアではウィスキーがすごく人気で、小さくて置き場所にも困らないので、ショットグラスを持っていくとすごく喜ばれます。
僕はホストファザーにショットグラスを持参したのですが、「お酒は好きなのか?」と聞かれ、「大好きだよ」と答えると、すかさずギリシアのお酒を持って来て一緒に飲むことになりました。
お酒の力とは凄まじく、どんなに拙い英語でも「ヤバい、僕の英語、通じてるんじゃね?www」と変な勘違いと自信から、ドンドン英語を話すようになります。それがきっかけでファザーとの距離は縮まり、毎晩2時間はずっと話をしていました。
お酒が強い人は、ぜひ試してみてください!
オーストラリア留学でホームステイ先が絶対喜ぶお土産11:日本の整髪料、またはコスメ
日本の整髪料はオーストラリアでも手に入るのですが、控えめに言ってもかなり高い。日本の3倍くらいの値段になります。ホストに若い男の子がいればきっと喜ぶし、日常的に使うものなので邪魔にもなりません。
また、コスメ品も同じです。メルボルンでは韓国のお肌パックが超流行っていますが、日本のパックもすごく人気です。最近では歌舞伎の隈取りフェイスパックが超人気で、SNSにアップしているオージーも結構見かけるので、20代〜50代の女性がホストにいる場合は、持参すると喜ばれる可能性が非常に高くなります。
ただし、リップやファンデーションなどは際どいところ。
化粧品は人によって好みが大きく分かれるため、気に入るものでなければ不要のものになってしまいます。その点、パックであれば好みはあまり関係なく結構万能なので、すごくオススメです!
オーストラリア留学でホームステイ先にお土産を渡すタイミング
これは賛否両論ありますが、家に着いたらできる限りすぐに渡した方が良いのではないかと思います。着いてすぐに会話が途切れ、微妙な空気感で過ごすのはまぁまぁなストレスですよね。
お土産を持っていく理由は、ホストとの距離を縮めることなので、着いたらすぐに渡して会話をスタートさせた方が後々よりも良いのではないかと思います。
ホストにお土産を渡す時の英語フレーズ集
お土産を渡す時はできるだけ自然に、そして手際良く渡す必要があります。以下の英文を使うと違和感なく渡すことができるので、渡航前に覚えておくとすぐに使えて便利です!
- This is for you.
- It is just a small thing but I hope you like it.
- Have you tried (Japanese pound cake)?
お土産を渡すと「Thank you very much.」または「You are so kind.」などの返事がくると思うので、以下の文で返答すると良いでしょう。
- My pleasure!
- You are welcome!
- I’m so glad you like it.
オーストラリア留学のホームステイ先へのお土産費用
お土産の費用は家族が何人なのか、誰に、どのようなものを送るかによりますが、高くても5000円くらいで十分だと思います。お酒を酌み交わしたい等の目的がある場合は別ですが、お金をかけすぎてもホストが気を遣ってしまう可能性があるので、できるだけ軽めのものを渡すようにしてください!
ホームステイ先へのお土産はホストファミリーとの距離を縮める!
大切なのは、会話のきっかけを作ること、です。
ホストとの距離を縮めるためにはどうすれば良いのか、どんなアイテムを渡せば、どのような会話になるのかを想像すると、喜ばれるアイテムは見つかるのではないかと思います!
ホストファミリーは留学においてはすごく重要で、仲良くなることができれば誰よりも強い味方になります。お土産でその最初の一歩を踏み出してくださいね!