こんな疑問に答えます!
- 留学前の僕の英語力
- 留学の目的の重要性
- 僕が留学した本当の目的
- 留学の目的の作り方
- 留学の目的がない人へ
僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、留学前は目的がわからず、すごく悩みました。
留学すると
『Youは何しに留学へ?』
と頻繁に聞かれるし、目的がない=留学する価値ない、と思われることも少なくない。
もちろん目標を持つに越したことはないのだけど、最初から真っ直ぐ走れる人ばかりではないと思う。“目標がない=たくさん挑戦できるチャンスである”
と声を大にして叫びたい。
— ちーや🇦🇺ハーバードへ (@ChiyaMelbourne) June 13, 2021
この記事では、僕が留学した本当の目的について書いています。かなり長めですが、僕の留学の目的の全てを詰め込んでいるので、留学で失敗したくない人だけ、読んでください!
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留学の目的がなく、血迷っていた時の英語力
この動画は僕が英語初心者だった時の英語力とその1年後を比較したものですが、見て頂ければお分かりの通り、当初の僕の英語力は本当に壊滅的でした。
※「今の自分これ以上やばいです!」って人いたら、ぜひコメントください(切実)
- 何回見ても同じ単語が覚えられない
- 文法の意味が理解できない
- リスニングで一箇所詰まると後は全て聞き取れない
- 言いたいことはあるのに言葉が全く出てこない
この壊滅的な英語力で留学した半年後、僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学。無事、卒業することができました。
スタート地点は人それぞれだと思いますが「この状態からでも英語を話せるようになるんだ!」と希望を持てると思うので、ぜひ見てみてください!
留学に目的が重要な3つの理由
留学においては、納得のいく結果を得られた人(俗に言う、留学成功)もいれば、そうでない人もいます。その大きな違いは、留学の目的が明確かどうか。留学の目的をしっかりと設定している人の方が、満足のいく留学になるケースが多いです。
留学に目的が重要な理由①:留学先で得られるものが大きくなる
留学を納得いくものにするためには、明確な目的がある方が良いです!
英語力の向上等を目的にする人は多いですが、単に留学するだけでは英語力は思うように伸びないからです。例えば、10年間オーストラリアに住んでも英語力がほとんど向上しない人達を、僕はこれまでたくさん見てきました。
一方で、具体的な目標を持っている留学生は、目標達成までのプロセス(ステップ)も明確なので、目的を達成して帰国する人が多いです。
留学に目的が重要な理由②:留学は履歴書上は空白の期間
就活を行う人は面接で留学の経験を話すことが多いと思いますが、ただ「海外にいた」だけでは評価されないことが多いです。
理由は前述の通り、「留学するだけ・海外にいる=何かを得た」わけではないから。
留学期間中にどのようなことに挑戦をし、どんなことを経験をしたのか。そしてそこからどういったことを学んだのか。挑戦や経験があってこそ、留学の意義や価値は大きくなります!
留学に目的が重要な理由③:留学先で目的があると、投資対効果が高くなりやすい
留学はお金も時間も膨大にかかる、人生において大きな投資になります。留学で得られた挑戦や経験が、後のキャリアにも大きく響いてくるからです!その投資に対して最も効果が大きくなるのは、目的があった時だと思います。
例えば僕の場合、オーストラリアへ留学したのは、メルボルン大学へ進学するためでした。
(留学当初の英語力は皆無だったけど、、、泣)
目的があったから英語の勉強も頑張れたし、何を・いつ・どのようにやるべきなのか、等、具体的な行動指針も決めることができました。
目標を決めなければ「ゴールに必要なこと」を考えることもしないし、行動を取ることもできないのだと思います!
僕が留学した本当の目的
僕が留学した目的は主に10個あります。それぞれ優先度は違うものの、全て必要だと感じたものばかりです。
ちーやの留学の目的①:海外大(メルボルン大学)への進学/キャリアアップ
海外の大学は基本的に日本の大学よりも世界ランキングが上です。世界ランキングの基準はそのランキングによって異なりますが、日本の大学はその入試レベルと比較すると圧倒的に世界ランキングから遠いものがあります。
QS Top University Rankings 2023によると、メルボルン大学は13位ですが、東京大学は32位となっています。また、オーストラリアのトップスクール(Group of 8)でもあるモナッシュ大学もメルボルンにあり、37位にランクインしています。
専攻上、各国の外交官と机を並べて勉強することができることも魅力の1つ。考え方はもちろんのこと、モノの見方や価値観等、財産になるものをたくさん得ることができました。
人生のキャリア戦略において、メルボルン大学に進学して本当によかったなと思っています!
ちーやの留学の目的②:英語力/(母国語含む)言語力の向上
メルボルン大学への進学が大きな目的だったものの、その手段となる英語力の向上も留学の大きな目的でした。もちろん、日本でも勉強できることはあるのですが、実際にアウトプットする量や頻度を考えると、それが日常の中で行われる環境はすごく魅力的でした。
現地にいるとネイティヴと接する頻度も多いので、発音やイントネーション等、大きく向上するきっかけとなりました。
また、英語力は最終的に母国語力(=日本語力)に依存する、と言われています。日本語で話せないことは英語でも話すことは難しいからです。例えば、僕は法律系の話は日本語でもすごく苦手なのですが、英語においてもうまく話すことはできません。知識もリテラシーもない(=話せることがない)からです。
これに気付いて以降、本を大量に読むようになりました。その結果、日本語能力も大幅に向上。日本語におけるコミュニケーション能力も大幅に飛躍しました。
日本語能力が向上するにつれて英語力も急激に伸び、メルボルン大学を卒業する程度のレベルくらいには到達することができました!
ちーやの留学の目的③:異文化適応能力(=バイカルチャー)/異文化理解力の向上
僕は、生まれも育ちも日本。しかも長崎のド田舎で育ちました。周りに海外の人がいる環境ではなかったため、考え方や価値観等きっと偏っているし、視点も狭いのだろうなと思っていました。視点や視野(=想像力)は、その人の行動範囲を決めます。スティーブ・ジョブスがiPhoneを想像したからiPhoneが誕生したように、想像することができないことは、行動に移すことはできないからです。
当時の僕は、視点・視野の広さ(想像力の強さ)が人生の豊かさを決める1つの要因だと考えており、他の文化に触れることは自分の価値観を大きく拡張するものなのではないかと思っていました。
実際留学は、異なる文化に触れる絶好の機会です。特にオーストラリアにはいろんな人種の人たちがいるので、あらゆるところで異文化に触れることができます。これまでになかった価値観に触れることで、これまで見えていなかった部分(見ようとしていなかった部分)にも気付けるようになったし、行動範囲が圧倒的に広がりました!
ちーやの留学の目的④:柔軟な思考力の獲得
②と被る部分ではありますが、留学先では本当にいろんな人に出会します。上の写真は地下鉄で出会った光景ですが、電車にバイクで乗り込んできた人がいましたw
(後々話を聞いたのですが、途中まで電車で乗ってからバイクを走らせた方が安いし、早く着くから、とのことでした。笑)
日本では考えられないような非常識なことも、海外では当然のように起きます。日本にいた頃の僕であれば、非常識だな!と思っていたでしょうが、オーストラリアに留学してからは「そんなこともあるよね」と、柔軟に考えられるようになりました(どちらかと言うと、受け入れに近いw)
異文化理解の延長線上で、異なる視点や考え方を理解することで、自分の考え方を見直す機会が増えます。結果、問題解決力や創造力が大幅に高まるわけです!
ちーやの留学の目的⑤:チャレンジマインド/行動力が身につく
留学には基本、締め切りがあります。1ヶ月〜1年、またはそれ以上等、人によってその期間は異なりますが、留学先では、留学先でしかできないことをしよう!と考える人も多いので、必然的に行動範囲も広くなります。
日本であればチャレンジできないことも、海外マジック(ディズニーマジック的なw)にかかることで、頑張ろうと思える人も少なくないと思います!
- 自分の知らないコミュニティに飛び込む
- 自分が経験したことない職種へアプライしてみる(僕の場合、カフェ)
- 全く知らない場所へ遠出してみる
- SNSを始めてみる
- 自分で事業を立ち上げてみる
困難な状況に立ち向かい、解決する力が身に付くことで、自信も大きく成長すると考えていました!
ちーやの留学の目的⑥:やり遂げる忍耐力
(これは最初から目的だったというよりは、結果的にそうなった、という部分が大きいのですが、、、)留学の理想と現実は大きく異なります。日本では当然にできることができなかったり、ほんの些細なことでも壁に感じたりなど、楽しいことよりも辛いことの方が多いのが留学です。
思い描いていたものと大きく異なると「こんなはずじゃないのに…」と考えてしまうし、「もうずっとこのままかもしれない…」と、自分でもよくわからない漠然とした不安に襲われることも少なくないと思います。
僕が留学の辛さに耐えられた理由は、後悔したくなかったから。
必死に応援してくれている母のことを考えると、どうしても逃げるという選択肢を取ることができませんでした。僕が受験に失敗し、不本意ながらも短大に行くことになった時、母はこんなことを言っていました。
「どこに行ってもあなた次第だから、自分に負けないようにね」
結局のところ、1番の敵は自分自身なのだと思います。
英語力がないのも傷付くのが怖くて英語環境に飛び込めないからです。変な奴だと思われたくなくて、友達の会話に入っていけないからです。間違うことが怖くて、仕方ないからです。
でも、本当に頑張って得た失敗には必ず意味があるし、それは経験として自分の人生の土台となっていきます。自分に負けないよう、将来の自分に「頑張ったね」と言われるよう、頑張りたいなと思ったことを今でも覚えています。
壁にぶつかる過程の中で、結果として、忍耐力が身に付いていくのだと思います!
ちーやの留学の目的⑦:日本の良さがわかる
留学すると、日本を客観的に見つめ直すことができるようになります!例えば、日本は世界一安全な国と言われています。カフェで荷物を席に置いて注文にいきますが、海外では盗難の可能性があるので絶対にやりません。
また、日本の電車やバス等の公共交通機関は基本的に時間通りに来ますが、オーストラリアでは定刻通りに来ないどころか、突然電子掲示板から表示が消えることもあります(つまり、急に運休になる)。
オーストラリアに住んでる人ならきっとわかる。
切ろうとしても切れ目さえ中々入らないその図太さ。
かと言って無理に引っ張れば変なところでブチ切れる理不尽さ。
そしてお皿に全くへばりつかない、機能を完全に放棄したその傲慢さ。つまり何が言いたいかというと、
“日本のサランラップは最強”
— ちーや🇦🇺ハーバードへ (@ChiyaMelbourne) June 6, 2020
その他にも、メルボルンはLGBTQに対して寛容的であり、その点、文化が先に進んでいますし、海外の職場文化においても、日本の過労文化が問題視されることは多く、長時間労働や有給休暇の取得率の低さが際立つことも少なくありません。
内側にいたら見えないことも、外に出ることで客観的に見えるようになることは、人生の判断材料が増える、ということ。ひいては、人生戦略において重要な要素だろうな、と、留学前の僕は考えていました!
ちーやの留学の目的⑧:世界課題を考える機会が増える
当時の僕は、国際機関で働くことを夢見ており、その手段として開発学を専攻していたのですが、僕のコースにはいろんなバックグラウンドを持った人たちがたくさんいました。国際機関で働くにあたって世界課題についての理解を深める必要があったし、友人ができれば必然と世界課題に関する会話も増えるだろうと考えていました。
実際、友人たちの経験からあらゆる話を聞けたし、教科書には載っていないようなリアルな事情も知ることができました。
開発学は、いろんな角度から物事を考える学問である、と、僕は考えているのですが、いろんなバックグラウンドを持つ友人たちのおかげで、その見方・視点がより世界規模(グローバル)になったなと、今振り返ると思います!
いろんな考え方がありますし、「全員が全員、世界課題を持つべき」とは思っていません。ただ、考え方がグローバルになると見えてくるものも増えるし、「あ、こういった部分にも関係してくるのか!」と新しい発見になったりするので、個人的には非常におもしろいな、と。
まだまだ自分には知らない世界があることに、僕はすごくワクワクしました!
ちーやの留学の目的⑨:自立スキルが身に付く
留学先では、受け身だと確実に詰みます。情報は何も入ってこないし、何か起こっても全ては自己責任です。掃除や洗濯、食事はもちろんのこと、健康の管理や金銭面の管理等、自分に関することは全て自分で行う必要があります。
僕は、できるだけ早く親元から離れて自立していけるようになりたかったので、その点、僕のことを誰も知らない留学は最適な環境だと考えていました。
【1日の英語学習ルーティン】
これから英語勉強を頑張る方へ。
いろんな学習法を試しては挫折してきましたが、僕の英語力が鬼伸びた時の効果的な1日のルーティンがこれだったので、もし良かったら使ってください。※〇〇したら効果あった!とか、オススメのルーティン等あればぜひ教えてください🙇♂️ pic.twitter.com/vRurIDr3BJ
— ちーや🇦🇺ハーバードへ (@ChiyaMelbourne) April 4, 2021
自立する上で最も僕の財産になっているのは、タイムマネジメント。メルボルン大学の学業のレベルが高いことはある程度覚悟していましたが、いざ中に入り、学生が猛烈な勢いで勉強している姿を見て驚愕しました。
「図書館で勉強しているのは僕一人」が日常だった日本とは異なり、空いてる席を探すのに一苦労するほど、みんなガリガリ勉強しているのです。
(出典:大学経営・政策研究センター「全国大学生調査」、NSSEデータより筆者作成)
この図はアメリカの大学生が1週間にどれくらい勉強するのかを表した図ですが、40%以上の学生が10時間以上勉強していて、6~10時間勉強している人を含めると70%に近い数字になります。
これはアメリカの学生の勉強時間ですが、メルボルン大学でもほぼ同じ。
海外の大学では1科目でも落とすと卒業できない(再履修すればOK、ただしお金が莫大にかかる)ので必死に勉強するし、次の授業までに読まなければならない文献が大量にあるので毎日白目になりながら頑張ります。日本では教授の話を聞くだけで授業が終わりますが、海外では学生が主体となって授業を作ることが多いので、読んでいなければディスカッションできないのでお話になりません。
大量の文献を読むだけでも一苦労ですが、それ以外にもプレゼンやエッセイ、グループ課題の準備など、やるべきことが毎日山積みで、ひどい時は5日間家に帰れないこともありました。
海外大のホントをお伝えしよう。
・1セメスター4科目
・1科目あたり事前に読む文献が最低8つ→トータル32
・授業内Discussion最低1時間→応用クラスは2時間
・プレゼン準備
・assignmentが1科目あたり最低2つ→トータル8つ
・1科目でも落としたら卒業できない→白目留学キラキラどこ行った。。。 https://t.co/DORkEiBnBG
— ちーや🇦🇺ハーバードへ (@ChiyaMelbourne) February 12, 2019
「あれほど勉強することはきっとないだろうな…」と自信を持って言えるくらい、メルボルン大学で大量に勉強したわけなのですが、おかげでタイムマネジメント能力が著しく飛躍しました。
このスキルはいまだに僕の財産となっています!
ちーやの留学の目的⑩:人との出会い/繋がりが増える
留学先では、本当に多くの友人に出会いました。みんな個性があり、得意分野があり、バックグラウンドも多種多様。そんなあらゆる分野の最前線にいる友人と繋がれたことは、今後の僕の人生においても確実に財産です。
(先日、5年間一緒に住んだハウスメイトの結婚式にいきました)
世界のどこに行っても友人がいて、それぞれの分野に最前線で活躍している人たちがいること。そしれそれを見て、僕自身も頑張ろう!と思えること。正直、留学のメインの目的では考えていなかったのですが、今振り返ると、これが一番の財産かもしれません。
留学の目的の作り方
留学で英語力が伸びやすい人は英語力の先に明確な目的や目標があります。自分がなぜ留学に来たのか、その目的は何なのかを今一度考えてみてください。留学の目的や目標を考える時のポイントは以下9つです。
少し難しいと思うので、僕の例をご紹介します!
ここまで目標を落とし込むと1日にやるべきことが明確に見えるので、ぜひやってみてください!
留学の目的がわからない全ての人へ
実を言うと、メルボルン大学を卒業した直後、僕は一度目指すべきものを見失ったことがあります。自分が本当は何をしたいのか、このまま目的もないまま就職して良いのか等、いろんな考えが錯綜し、何を目標に生きるのか、自分は何を軸に進んでいくのか、かなり迷走していた時期があります。
自己分析や啓発本を読み漁るなど、一般的に良いと言われるありとあらゆる方法を試し、目標を見つけようと必死でした。目標に向かって邁進している人がすごく輝いて見え、何もできずその場でジッと留まってる自分が情けなく思えて仕方ありませんでした。
でも、どれだけ考えても、目標は見つからなかった。
考えれば考えるほど思考は停止し、動けなくなりました。どんなアイデアも煮詰まり、結局その先に何があるのか見えず、思考がそこから進まなくなってしまったのです。
以前、友人とカフェに行った際、「ウサギがカメに負けてしまったのは、そのゴールへの目的や意味を見出せなかったからだよね」と、友人がボソッと言葉を溢しましたが、目標がない時や目指すべき場所が見えない時ほど、自分の存在意義を疑うことはないのだと、この時初めて痛感しました。自分に価値はないのではないかと思え、目標を探せば探すほど自己否定が止まらなくなり、最終的には「僕は何のために生きているのか」という極論まで考えが進むこともありました。
その頃の生活と言えば、起きて、ご飯を食べて、寝るという何の変化もない毎日がただ過ぎていくだけ。部屋から一歩も出ず、一言も会話しない日もありました。
(正直な話、僕はこの時の記憶があまりありません)
僕は基本的に人生全面ポジティヴで生きているので(自分の中では…)、大半の物事は笑って乗り越えられる自信があります。壁にぶつかっても時間が立つにつれ冷静になり、別の新しい考えが浮かび、そして前に進む。それがこれまでの人生ではデフォルトでした。
でも、この時だけは何をどう頑張っても前に進めなかった。いくら考えても何も思い浮かばず、時間が経っても何も解決しない。ただただ、生産性のない無駄な一日が流れていくだけでした。 人間、何もない部屋にいるとあまりに窮屈で精神的に3時間と保たないというのは有名な話ですが、感覚的にはまさにそれ。
僕は、人生で初めて、“苦しい”と思いました。 何も変化がなく、終わりが見える兆しもない。そんな日々が半年くらい経過した頃、僕はとうとう考えることを辞めました。 半分諦めと開き直りでしたが、前を向けたきっかけは友人のある一言でした。
「目標って、見つけるものなの?」
些細で、そして何気ない一言が、誰かの背中を押すことは往々にしてあります。この言葉で、「目標=見つけるべき」という思考の根幹にあった大前提そのものを考え直すことになりました。やりたいことや目標は探しても見つかるものじゃないと思うようになったし、「目標を持って生きなければならない」というのも、誰が決めたんだろう、と考えるようになりました。
“自分”のまま進み、その延長線上のどこかで目標が見つかったらそれで良い。
そう思うようになってから、気持ちがすごく楽になりました。 僕は“僕”でいれる道を歩みたい。“僕”という人間そのものが生きる道となれば良いし、“僕”の経験が誰かの背中を押せるものであればすごく嬉しいな、と。 そして始めたのが、Twitterです。
ただ僕の中で忘却されることを待つだけだった失敗経験が、Twitterでは誰かの背中を押せる。僕は、僕自身の可能性に蓋をし、心から向き合うことから逃げていたのかもしれない、と思いました。 僕の生き甲斐とは、やりたいこととは、生きる道とは、この先にあるのだと思えて仕方ありませんでした。もし人生の中でビビッと電撃が走る瞬間があるとすれば、僕にとってはそれがこの時だったように思います。 “より多くの人の背中を押し、そして僕自身も押される人間になりたい” これが僕の指針となり、新しい目標になりました。
そして今は、“個性が輝ける場所を作ること”が僕の夢になっています。 自分のことは、自分が一番理解していません。自分の可能性に蓋をしているのも、実は自分自身だったりします。目標が簡単に見つかる時もあれば、どれだけ模索しても見つからないこともあります。見つからない時は一度そこから離れ、自分が楽しいなと思うことや、苦に感じないことだけをやってみても良いと思うのです。
迷路での行き止まりは、その名の通り行き止まり。同じルール上で考えている限り、壁を壊すとか穴を掘るなんて発想は思い付きません。
それに、“目標を見つけること“が目標になったって良いと僕は思っています。 経験上、明確な目標を持って突き進んでいる人よりも、夢を見つけることに悩んでいる人の方が圧倒的に多いし、生きる指針が見つかるだけでもう十分素晴らしい、と、心から思うのです。 できることなら目的を持って行動した方が良いのだろうし、ゴールなしに突き進めば無駄な時間もたくさん使うかもしれません。遠回りだってするかもしれない。
でも、遠回り全てが悪い結果に働くとは限らない。
一般的な正解をずっと考え続ければ“自分”を見失うだろうし、どれだけ思い悩んでも「1日」はみんな平等に過ぎていきます。 楽しんだからこそ見つかる目標もきっとある。
批判を恐れずに言えることがあるとすれば、「目標がないことは決して悪いことではない」ということ。そして「目標がないというのは、むしろいろんなことに挑戦できるチャンスである」ということ。
目標なんて、生きる中で見つけていけば良いし、いくらでも変わったって良いのです。
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