【2025年決定版】留学前の英語学習ロードマップ!初心者がやるべき7のコト

ちーや
留学前に英語力を伸ばしたい!でも何から始めたら良いんだろう?具体的な英語学習のロードマップが知りたい!

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • 留学前に英語を話せるようになるために優先すべきこと
  • 中学英語の基礎からやり直す際のコツ
  • 具体的な英語学習のステップ

僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業しましたが、留学当初の英語力は壊滅的。英語力ゼロの状態から英語の勉強を開始しました。

「英語の勉強って、まずは単語と文法を固めるべき」と言われがちですが(これは間違い無いのですが)、実は“発音”を優先的に鍛えた方が、結果的に最短距離で“使える英語力”を身に付けることができます。発音を後回しにすると、

  • 単語も文法も簡単なのに、聞いても分からない
  • ちゃんと英語話してるのに、なぜか通じない

といった壁に延々と苦しむ可能性がすごく高いです。

特に、留学先では実践力が求められます。ネイティヴのスピードで話される講義、クラスメートとのディスカッション、アルバイト先での接客。いずれも「音」がわかっていないと挫折しやすく、クラスの隅っこで笑うカカシになる未来が待っています(←僕w)。

この記事では、「喉発音と呼吸法」を土台に置く発音学習を中心としたロードマップをご紹介します。単語や文法の基礎固めも必要ですが、「最優先は発音」と割り切った方が、スピーキング・リスニング・リーディングすべてが効率的に伸びます。ぜひ最後まで読んでみてください!

ちーや
かなり長いので、好きなところから読んでいってね!
本題に入る前に・・・

╋━━━━━━━━╋

🎉LINE限定 🎉
無料豪華特典6個!

英語学習歴10年オーストラリア留学6年
構想1年以上をかけて作成した、英語学習スターターコンテンツを無料でプレゼントします!

プレゼント内容
  • 1ヶ月で4000語暗記した勉強法
  • 【暗記効率2倍】英単語を暗記する際の8つのコツ
  • 海外大に半年で合格した時の英文法勉強法
  • 英語が聞き取れない本当の理由
  • 英語を話せるようになるための3つの条件
  • 【英語が自由自在に作れる】3つの英作文パターン

※「アプリで開く」を押してください
╋━━━━━━━━╋

ちーや
僕の英語学習法を詰め込んだので、ぜひGetしてね!

留学当初、僕の英語力は壊滅的だった。

この動画は僕が英語初心者だった時の英語力とその1年後を比較したものですが、見て頂ければお分かりの通り、当初の僕の英語力は本当に壊滅的でした。

※「今の自分これ以上やばいです!」って人いたら、ぜひコメントください(切実)

英語初心者だった時の僕

  1. 何回見ても同じ単語が覚えられない
  2. 文法の意味が理解できない
  3. リスニングで一箇所詰まると後は全て聞き取れない
  4. 言いたいことはあるのに言葉が全く出てこない

この壊滅的な英語力で留学した半年後、僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学。無事、卒業することができました。

スタート地点は人それぞれだと思いますが「この状態からでも英語を話せるようになるんだ!」と希望を持てると思うので、ぜひ見てみてください!

ちーや
当時の英語力、本当にヤバかったな…(笑)

英語力は、発音から矯正するとマジで最短

僕は6ヶ月でオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業し、トータルで6年ほどオーストラリアに滞在しました。また、これまで50人以上に英語を教え海外大進学にご一緒させてもらったのですが、そこで分かったことは「発音を優先的に矯正した人は、英語力が著しく伸びる」ということ。

まずは3つの前提についてご紹介します!

1. 「音」を先に獲得できると、学習負荷が激減する

英語は日本語とは口や舌の使い方が大きく異なります。空気量や喉の奥の響き方が違うため、英単語を文字だけで覚えても、いざ使おうとすると発音がまったく噛み合わないことが多いです。

ところが、最初*英語特有の音(喉発音や呼吸法)をインストールしてしまえば、単語や文法を暗記するときにも「スペルだけでなく、正確な音のイメージ」がセットになります。結果的に、スピーキングやリスニングへ繋がる段階で無駄に苦労しなくて済むのです。

2. ネイティヴとの会話で聞き返されるリスクが下がる

「海外で英語を話すと笑われたり、相手が“??”という反応をする」という声をよく聞きます。それは単語選びや文法の問題というよりも、音が原因で何を言っているか判別できない場合がほとんど。

たとえば、seatとsh*tをどちらもテキトーに発音していると、相手には正確な意味が伝わりません。音の差異をしっかり認識していると、こういった誤爆が起きず(誤爆しすぎw)、留学先のコミュニケーションが断然ラクになります。

3. 最終的なゴール(英語脳)を形づくりやすい

発音を押さえると、英語を英語のまま理解する土台ができます。「聞いた英語を日本語に変換→さらに英語に戻す」という遠回りがなくなり、頭の中では英語をダイレクトに処理できるようになるわけです。

留学先では、たくさんのディスカッションやレポート作成などを短時間でこなす必要があります。「英語を日本語に訳す→考える→英語に戻す」だと圧倒的に時間が足りません。発音重視の学習が「英語脳」を最短で育てる近道となります!

発音が“英語習得において重要”と言われる7の理由

ここで改めて、発音が大事だと言われる背景を確認しておきましょう。多くの人が「発音が大切なのは分かってるけど…」と口にしますが、もう一度“なぜ”重要なのかを言語化しておきます!

1. 言語習得において、実は音の獲得が脳的に先

文字より音を先に覚えたほうが、言語習得は圧倒的に早いと言われています。子どもが読み書きできなくても話せるのは、まさに音を先に身につけているから。子供だけでなく、音を先に身に付けている人は実際に英語力習得スピードが非常に早いです!

また、音を脳内に正確にマッピングできているとその後の文法や単語の入力(インプット)が増えても、混乱が起きにくいと言われていますし、脳科学の視点では、“正しい発音”をする過程で、口や舌を動かす指令を出す部分も活性化することがわかっています。

要は、脳内でイメージしたものを音に変換しやすくなる=英語が英語としてパッと出てきやすくなる、ということです!

2. スピーキング能力が飛躍する

英語を話すとき、頭の中では「単語・文法の選択」「何を言うか(内容)」など複数の処理を同時に行っています。ここで“発音が不安”だと、次のような追加負荷がかかります。「この単語、どう発音するんだっけ? 舌の位置は?喉の響きは?「通じるかな…」と不安がよぎって「何を話すか」よりも「正しい音」ばかり気になってしまいます。

発音に確信が持てると音の心配は最小限に抑えられるので、「何を伝えるか」「どう主張を組み立てるか」に脳のキャパシティをしっかり使えて、伝えたいことがスムーズに口から出てくるようになります。

3. リスニング力が上がる

「自分で発音できる音は、実際に聞いても聞き取れる」と言われています。「英語が聞き取れる=ネイティヴの発音と頭の中にある音が一致している」ということだからです。

「マクドナルド」とカタカナ英語で覚えている人は多いですが、実際の発音は「メクドゥナ」のような発音。正しい音が認識できていればネイティヴの速い英語でも拾える音が格段に増えていきます。

4. リーディングまでラクになる

今この記事を音読しながら読んでいる人は少ないと思いますが(笑)、人は文章を読む時に「頭の中で発音しながら読んでる」んですよね。
頭の中での発音が正しい場合、Appleという音とリンゴのイメージが頭で繋がるように、発音した英語をその意味に変換するスピードが向上するので、読解スピードがグンッと上がります!

5. 適切なフィードバックを受けやすい

人は、自分の声を聞くときに耳や骨を通して聞いているので、実際に他人が聞いている音とズレています。さらに英語学習を進めると「自分は正しい音を出してるはず」と思い込みやすくなり(←僕ですw)、細かい発音ミスを見落としてしまうことも往々にしてあります。

発音を鍛えていれば自分の英語音声を録音して客観的に確認したり、ネイティヴ講師の指摘を直感的に受け入れやすくなるので、結果として、短いスパンで発音を修正できます。これは英会話だけでなく、リスニングやスピーキング全般の向上にも大きく影響すると個人的には考えています!

6. 母国語の影響から抜け出せる

英語を話すときに日本語脳が働く一番の原因は、「カタカナ音で覚えてしまっている」ことにあります。たとえば、「Apple=アップル」と認識していると、実際に英語で聞いたときに「æ」や「ə」の音に気づけず、“アップルじゃない音”に感じて理解が遅れるわけです。

ところが、発音トレーニングを通して「英語らしい音」を身体で覚えていると、単語を見たり聞いたりした際、脳内の日本語変換を挟まずにダイレクトに“英語の音→意味”へと繋げやすくなります(ここは③で説明した内容と同じですね)。日本語特有の音やリズムに引きずられなくなり、スピーキングだけでなくリスニングやリーディングも“英語のまま理解”できるようになっていきます!

7. 自信がつく

これははっきり断言しますが、スピーキングでビクビクしてしまうのは、確実にリスニングができないことによるところが大きいです!発音できるものは聞き取れる、と、説明しましたが、逆を言えば、発音できないものは聞き取れない、ということ。

「Huh?(何て言ったの?)」と聞き返されて、僕はメンタルが崩壊しましたw

しかし、発音を鍛えていれば相手の話は聞き取れるので、意味わからない発言をすることも大幅に減りますし、下手くそな発音で笑われることも鬼減ります。また、「君、オーストラリア育ちなの?」と言われる機会が増えると、ますます英語を頑張ろうという気持ちになります(←単純w)

また、これは冗談ではなく、自信を持って話せる人の方が英語力は伸びやすいです!上のTweetのグラフを見ていただけたらわかりますが、文法等の間違いを気にしながら話している人はやはり英語力の上達は遅い傾向にあります。

つまり、割と真面目に「英語習得においてメンタルは大事」ということ。

発音鍛えるだけで言語学習という観点からも、そしてメンタル面でも(笑)メリットが大きいので、ぜひ優先的に鍛えてください。

留学前に英語力が伸びるロードマップ

ここでは“発音を最優先で鍛える”ことを軸にした学習ロードマップを、7つのステップに分けて解説します!単語や文法も必要ですが、「最優先は発音」の視点で進めると、スピーキング・リスニング・リーディングが効率的に伸びていきます。

ぜひ、留学前の英語力アップに役立ててください。

ちーや
自分に当てはめて読んでみてね!

留学前ロードマップ①:目標・ゴール設定

「Youは何しに留学へ?」と同じくらい、英語学習の目的って聞かれますよね(正直、うんざりですよね、わかります…w)。
でも人間ってすごい生き物で、目標を設定するとそこへ向かって真っ直ぐ突き進むことがわかっています。

目標設定せずに「がむしゃらに勉強してればそのうち伸びる!」と考えている人は多いですが、「マジで英語話せるようになろ!」とガチで考えるようになると脳は自然にそこへ意識を向けるようになり、行動も徐々に変わっていきます。

僕はトータルでオーストラリアにほぼ6年いましたが、留学中に英語力が飛躍する人は「1年後はペラペラやでw」と変に勘違いしている人の方が多いように思います。

英語をこれから勉強する上で設定すべき目標は3つあります。

3つの目標

  1. 長期的なゴール
  2. 短期目標
  3. 行動設定

ゴールから逆算して短期間で達成すべきことを決め、具体的にやるべきことをリストアップすると達成率が上がり、モチベーションも高く保つことができるようになります。

特に重要なのは、3つ目の行動設定。

行動設定とは、短期目標を達成するために設定すべき自分ルールや具体的な行動計画のこと。
一種の習慣のようなものです。行動設定をする時のポイントは以下4つです。

行動設定する時のポイント

  1. 時間制限を設定する
  2. できる限り余裕を持たせる
  3. 同じ勉強は継続して行わない
  4. できるだけ数値化する
  5. 楽しみの要素を追加する

行動設定を考える時はどうすれば短期目標を達成できるかを考えると逆算して設定すると割と上手な行動計画を立てられるのですが、その際、「この行動を習慣化すれば短期目標を達成できる」と思えるようなものに設定すること、「今日は単語を20個覚える!」など数値化すること、そしてそこに面白さや楽しみの要素を追加するとモチベーションを高く維持することができるのでオススメです!

留学前ロードマップ②:基礎(単語・文法)を「使える形」で固める

「単語や文法を覚えるだけで英語力は上がる!」と思われがちですが、暗記だけに終始すると、いざ使う場面で口から出てこないという問題がよく起こります。とくに留学先で実際に話すことを想定すると、発音・イメージ・使い道をセットで習得するのが大切です。

長期・短期目標に合った教材を選ぶ

  • 例1
    留学で日常会話を中心に使うなら、中学〜高校レベルの単語1500〜2000語をカバーする教材を徹底。

  • 例2
    大学でアカデミック英語を扱う人は、TOEFL/IELTS用の単語帳を活用しつつ、発音記号をチェック&音読。

“使える形にする3つのコツ”
  1. 声に出す(発音セット)
    英単語帳を読むとき、必ず音声(辞書アプリやGoogle検索)を聴いて発音を真似る。

  2. 短い英文を作る
    単語を覚えたら例文を作り、できれば動画を撮影して自分の発音を確認する。

  3. 文法ポイントも音読
    be動詞や助動詞などを学んだら、例文を音読して発音と文脈を紐づける。

文法は「全分野」ではなく「頻出項目」を中心に

  • 時制(現在形・過去形・進行形・完了形)
  • 助動詞(can, may, should など)
  • 基本的な疑問文・否定文・関係代名詞・比較・仮定

これらを一通り使えれば、留学先での日常や講義でも“最低限通じる英語”が作れます。特に、完了形(have + 過去分詞)は会話で出る頻度が高いので、発音と合わせてしっかり練習してください!

ちーや
英文法の基礎については下記記事でも超詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてね!

留学前ロードマップ③:喉発音と呼吸法(英語の音の土台作り)

留学先で“カタカナ英語”になってしまい、通じづらいと悩む人は多いですが、根本原因は喉を使っていないことにある場合が多いです。英語は口先だけではなく、喉の奥で響かせる+大きく息を吐くのが基本。これを学ぶと、リダクションやリンキングにも自然に対応できるようになります。

僕も最初はすぐ息が止まり、単語の最後が聞き取られず「Huh?」と聞き返されがちだったんですが、この“喉発音”を意識したらかなり改善しました。

あくび&息を吐く練習

  1. あくびをする → 喉が開く感覚をつかむ
    「あ〜」という息が喉の深い部分から出る感じをまず理解する。

  2. 息を出し続けながら声を出す
    「はぁ〜」と吐き続けつつ、単語やフレーズを口に出す。息が途切れないように意識する。
“ワンポイント例”
  • 短フレーズ練習:「I’m hungry」「I need coffee」など、日常で使いそうなもの。

  • 録音チェック:ビフォーアフターを比べると、驚くほど響きが違うのを実感できると思います!

息を吐く量を多めに

喉発音が上手くいかなかったり噛んでしまう人は、息を吐く量を大袈裟でも良いのでかなり多めに吐いてみてください!

実際に英語は日本語よりも息を吐く量が多いと言われていて、息を多めに吐くだけで滑舌が周りやすくなったり、声がより太くなったりするので(お腹の底から発声しているイメージ)、より英語らしい発音になります!

留学前ロードマップ④:リダクション/リンキング・リエゾン

※ちょっとここ重要なので、少し厚めに話ます!

英語は単語が繋がったときに音が変化する言語です。文法的には正しいのに「なぜか通じない」とき、原因はリダクションやリンキング、イントネーションであることが多いです!

リダクション(音が省略される現象)

「リダクション」は「音の省略」ですね。リダクションはものすごく頻繁に出てきます。例えば単語レベルだと、

[gray_box” title]

  • listen
  • often
  • whistle
  • Christmas
    [/gray_box]

これらの単語は全て “t” の発音が抜けてますよね。また、

[gray_box” title]

  • know
  • knight
    [/gray_box]

これらは “k” が抜けています。

[gray_box” title]

  • mountain
  • certain
    [/gray_box]

これも地域によりますが “t” がはっきり発音されずに「‘n」といった感じで発音されたりします。他にも、

[gray_box” title]

  • plumber
  • thumb
    [/gray_box]

これらは “b” が消えますし、フレーズでも

[gray_box” title]

  • give me → gimme
  • let me → lemme
    [/gray_box]

というような発音になったりします。つまり発音されてないのです。知ってる単語や表現なのに英語が聞き取れない理由は、 “ネイティヴが発音しやすいように音を省略しているから” です。発音されてない音はどう頑張っても聞き取れません。

僕らが相手の英語を聞く時、無意識に「相手は正しい英語の音で話すだろう」と思っているのです。だから正しい音が来ると頭の中で準備をしますが、あるはずの音が無いので別の単語だと認識してしまい、英語がわからない・聞き取れない、になるというわけです。

よくこの対処法として、1つ1つの単語のリダクションを覚えていくというパワープレーで頑張る人がいるんですけど(僕です。)、結構時間がかかってしまいます。

数学を勉強する時にいきなり問題から解かないですよね。先に公式を習ってから問題を解いた方が応用が効きます。リダクションにも応用できる法則が一定あるので、まずはそれを頭に入れていきましょう。

リダクションの法則

最初に重要になってくるのが「子音」と呼ばれるものです。「あ、い、う、え、お」が母音、それ以外の全ての音、「か」「ち」「へ」「も」などは全て子音になります。この子音が続く時に、1つ前の子音を省略する傾向にあります。

例えば、「Probably」、「たぶん」という意味でよく使われる単語ですが、友達と話す時は「Probly」というように言ったりします。「Probably」には「b」が2つ近距離に固まってますよね。「bという子音」が2つ重なっているので、1つ前の子音を省略しているわけです。

リンキング・リエゾン(子音と母音/母音同士が繋がる)

重要要素2つ目は「リンキング・リエゾン」です。

説明に入る前に、「発音」はそもそも2種類に分けられることをご存知でしょうか?

発音の種類

  • 1つ目は、単語それ自体の発音。
  • 2つ目は、単語が連結した塊・文章の発音

ここで英語がややこしいのは、「単語単体の発音」と「塊で繋がった時の発音」が違うことです。例えば文章になると、

[gray_box” title]

  • This is an apple.
    →「Thisizan(ðɪs ɪz ən ˈæpəl)」
  • What is her name?
    →「What’ser」
  • He lives in New York.
    →「livsin」
    [/gray_box]

という発音になります。明らかに元の発音とは全然違いますよね!この文章や塊になった時に音が変化する理由が「リンキング」「リエゾン」と呼ばれるもので、単語と単語の音が繋がって元の音とは違ったものに変化するわけです。

聞き取る時はすごく難しいのですが、法則自体はそこまで難しくありません。

「1つ目の単語の最後の音」と「2つ目の単語の最初の音」が繋がる。

これだけです。この繋がり方で重要な法則が2つあるので、具体的に説明していきます。

リンキングの法則①

リンキングの法則の1つ目は「子音+母音の繋がり」です。

具体的には、1つ目の単語の最後の子音「k、m、t、v」といったものと、2つ目の単語の最初の母音「a、i、u、e、o」が繋がることです。例えば、「This is an apple.」の場合、Thisの “s” とisの “i” がくっ付いて「thisi」になります。また、「is」と「an」がくっ付いて「izan」になります。繋げると、「thisizan-apple」という発音になる、という感じです。

結構出てはくるのですが、そこまで重要ではなく、どちらかというと「1つ目の単語の最後の子音」と「2つ目の単語の最初の母音」が繋がることが最も大切です。

リンキングの法則②

リンキングの法則2つ目は、「母音と母音の繋がり」です。

1つ目の単語の最後の音が母音で、且つ、2つ目の単語の最初の音も母音の場合、 “w” または “y” の音に変わることが結構多いです。例えば、「go around」の場合、goの「oʊ(u「ウ」に近い音)」とaroundの “a” が繋がって「goʊw əˈraʊnd(ゴーゥアラウン」という “w” の音に近い状態になります。

他にも「grow up」はgrowの「oʊ(u「ウ」に近い音)」とupの “ʌ「ア」” がくっ付いて「groʊw ʌpg(グローゥアップ」と “w” に近い音になります(ゥア=ワに近い音になります)。

また、”y「イ」” のような音になる場合もあり、例えば「my arm」は、myの「y(ɪ)」という音とarmの “a” がくっ付き、「maɪy ɑrm(マィアーム)」になる、といった感じです。「may I」なども「y(ɪ)」とIの “a” が繋がって[meɪy aɪ]になります。

発音する時にも、 “w” や “y” を適切に混ぜることで口が回りやすくなり、スムーズに話せるのですごく便利です。リンキングにも色々あるのですが、一旦この2つの法則を抑えていれば大部分はカバーできると思います!

留学前ロードマップ⑤:ディクテーション

ディクテーションとは
英語音声を聞いて英文を書き出す練習。

リーディングで使用した英文でシャドーイングまで持っていくのが王道なのですが、ある程度できるようになったら別の英文でテキストを一切見たことがないもので「今自分がどれだけ聞けるのか」、そして「聞けない部分はどこなのか」を確認する作業としてディクテーションを使うと、聞けない音を重点的に見つけることができるので、すごく効果的です!

ディクテーションのやり方は以下4つのステップです!

英語初心者ディクテーション法

  1. テキストを見ずに英語音声を聞く
  2. 聞き取れない部分だけを英文に書き起こす
  3. 英語音声をもう一度聞いて書き起こした英語を確認する
  4. テキストを見て確認

ここで大切なのは、聞き取れない部分だけをディクテーションすること。

全文を書いた方が良いという人も多いのですが、それだと何時間あっても時間は足りないし、聞ける音は放っておいても聞けます。ここでの目的は苦手な音を探すことなので、英文を書き起こすことが目的にならないようにしてください。

留学前ロードマップ⑥:シャドーイング

また、聞き取れない部分がわかったらシャドーイングで徹底的にアウトプットしていきます!

シャドーイングとは
英語をリスニングしながら音声通りに真似する練習方法のこと。

シャドーイングを行うと以下7つの学習効果があります。

シャドーイングが英語力にもたらす学習効果

  1. リスニング力が圧倒的に伸びる
  2. スピーキング力が上達する
  3. リーディングスピードが飛躍する
  4. ライティング力が爆発的に伸びる
  5. 発音が綺麗になり、英語が伝わる
  6. イントネーションやアクセントが身につく
  7. 使える英語表現が爆増する

シャドーイングを行うことで英語脳の土台を作れることはもちろんのこと、英語の全技能(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)を一気に伸ばすことができます!

ここで大切なのは、聞き取れない部分だけを重点的にシャドーイングしていくこと。

英文全てをシャドーイングするのも良いのですが、すでに聞き取れる部分は何度聞いても聞き取れるので、あえてシャドーイングする必要はないんですよね。聞き取れない音はほぼ毎回同じなので、そこのみを重点的に鍛えていった方が英語の聞き取りレベルはより早く上達していくのでオススメです!

留学前ロードマップ⑦:ネイティヴフィードバック

英語を勉強し始めたばかりの時は特に自分の発音が正しいのかどうか判断しづらいです。音の聞き取りが得意ではない人にとっては、結構な地獄です(経験済)。できるだけ早めの段階で「自分の発音の間違い」に気付いて適切な英語の音を把握できていた方が「音の獲得」は圧倒的に早いです。

異なる音が一旦染み付いてしまうと、そこから抜け出すのってすごく大変で矯正するのにもかなり苦労します。リスニングを行う時も「聞いた英語の音」と「脳内にある音」が一致しないので、相手の英語が分からない原因に繋がってしまいます。要は結構後々面倒になるので、早めの段階で間違いを把握しておくことがすごく大切です。

↑これを思い出しましょう↑

「自分の発音」はどう頑張っても自分自身では気づけない部分があります。復習になりますが、自分の発音を自分の耳で聞く時は耳の中の骨などの障害物を通した音が聞こえているので、他の人が聞く音とは少しズレてしまいます。これが原因で、動画などで自分の声を聞いた時に想像と全く違う声でドン引きする、みたいなことが起きるという事です。

自分で自分の発音を矯正するのは限界があり、最後はどうしても客観的な意見が必要になるので、ネイティヴの確認は必ず行ってください!

留学前に、英語力は伸ばせる!

僕は23歳から本格的に英語の勉強を始め、英語力ゼロの状態から留学しましたが、その半年後にオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業することができました。

短期間で英語はペラペラになれるし、英語で僕の人生も大きく変わりました!

今回ご紹介した内容が全てだとは思わないし人それぞれにあった勉強法があると思いますが、少なくとも僕はこの方法で海外の大学を卒業できるくらいの英語力を身に付けることができました。

紆余曲折あるだろうし、英語力が思ったように伸びなくて悩む時期もあると思いますが、英語力はやった分だけ返ってくるので、ぜひ継続してみてください!

╋━━━━━━━━╋

🎉LINE限定 🎉
無料豪華特典6個!

英語学習歴10年オーストラリア留学6年
構想1年以上をかけて作成した、英語学習スターターコンテンツを無料でプレゼントします!

プレゼント内容

  • 1ヶ月で4000語暗記した勉強法
  • 【暗記効率2倍】英単語を暗記する際の8つのコツ
  • 海外大に半年で合格した時の英文法勉強法
  • 英語が聞き取れない本当の理由
  • 英語を話せるようになるための3つの条件
  • 【英語が自由自在に作れる】3つの英作文パターン

※「アプリで開く」を押してください
╋━━━━━━━━╋

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

two × 3 =

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)