英語力を伸ばすために絶対に避けるべき英語勉強法まとめ

この資料は、僕がオーストラリアのメルボルン大学に6ヶ月進学した後、10年以上英語を勉強してきた中で、絶対に避けるべき英語勉強法をまとめた資料です。

英語力が即伸びる人もいれば、僕のように、どれだけ勉強しても伸び悩む人が存在します。
そして英語が伸びても伸びなくても、その両者には必ず原因があります。

この資料が日の目を見る日があるのかはわかりませんが、僕と同じような悩みを抱える人が少しでも減ったらいいなと思ってます!

ボロボロ過ぎた僕の英語力

この動画は僕が英語初心者だった時の英語力とその1年後を比較したものですが、見て頂ければお分かりの通り、当初の僕の英語力は本当に壊滅的でした。
※「今の自分これ以上やばいです!」って人いたら、ぜひコメントください(切実)

英語初心者だった時の僕
  1. 何回見ても同じ単語が覚えられない
  2. 文法の意味が理解できない
  3. リスニングで一箇所詰まると後は全て聞き取れない
  4. 言いたいことはあるのに言葉が全く出てこない

この壊滅的な英語力で留学した半年後、僕はオーストラリアのメルボルン大学に進学。無事、卒業することができました。

スタート地点は人それぞれだと思いますが「この状態からでも英語を話せるようになるんだ!」と希望を持てると思うので、ぜひ見てみてください!

英語が「できる」と「できない」の違い

僕は「英語ができる」ということを、以下のように考えています。

英語ができるとは?

相手の話を理解し、自分の思いや考えを適切に伝えることのできる能力のこと。

「英語ができる」にも色々あると思いますが、英語は本来、人と人のコミュニケーションを取るための道具です。相手の言っていることが理解できなければ英語ができるとは言えないし、自分の気持ちを伝えることができないこともまた、「英語ができる」からは程遠いのだと思います。

特にこの資料を読んでいる人の多くは留学を考えているのだと思いますが、留学で最も大切になるのは、リスニングやスピーキングなど、人と意思疎通を取る上での「実践的な英語力」です。

この資料でも「実践的な英語力」に重点を置き、絶対に避けるべき英語勉強法についてお伝えしていきます!

絶対に避けるべき英語勉強法①:基礎を固めないまま応用

これは当然と言えば当然のことですが、英語の基礎力がなければ英語を使うことはできません。どんなに長くて複雑な英文も単語によって構成され、文法というルールに従って並んでいます。

実践的な英語力を身につけるのに、難しい単語を暗記したり、複雑で難解な文法を勉強する必要は一切ありませんが、基礎的な部分が抜けていては英語を使うことそのものが難しくなってしまいます。

英語が伸びない人は、漏れなく英語の基礎が抜け落ちています。
(留学当初の僕がそうです…)

例外はありません。

英語は単なるテクニックなどではありません。しっかりとした土台の上に大きなビルが建つように、「英語ができる」にも必ずちゃんとした基礎があるのです。

ちーや
中学校1年生レベルの英単語と英文法を、実際に使えるかどうか、今一度確かめてみてね!

絶対に避けるべき英語勉強法②:英語の音を後回し

日本の英語教育はリーディングやライティングなど、「文字ベース」での学習に重きが置かれています。「受験」で問われる内容の多くが文字ベースだからです。

学校教育の中で「発音」はあまり重要視されていないので、脳の中に「音のベース」が整っていないのです。

脳内に「英語の音」が正しく形成されていると、英語を英語で理解することに繋がり、日本語に変換することなく英語を使用することができるので、リスニングもスピーキングも伸びていきます。

しかし、日本の学校教育を通して英語を勉強する時、頭の中には自分で勝手に想像して作った「英語の音」を使用して学習を進めていくので、実際の英語に触れた時に全く別物のように聞こえたり、発音してしまったりするのです。

例えば、「This is an apple.」という、中学校1年生で習う超簡単な英文を、正しい発音で言える人はどれくらいいるでしょうか?通常であれば「ディス/イズ/アン/アップル」と、区切りながら発音すると思いますが、これをネイティヴが発音すると、感覚的には「ディスイザンアポー(Dis izan apple)」のように聞こえます。

※カタカナで表記するのはあまりよろしくないのですが、それくらい違うのです。

すごく簡単なものであっても英語の音を正しく理解していなければ、全く異なるように聞こえてしまうし、相手にも自分の言っていることが伝わりません。

「文字ベース」ではなく、「音ベース」で学習を進める必要があるのです!

絶対に避けるべき英語勉強法③:英語を日本語で理解する勉強法

英語力が伸びない人は、漏れなく「英語を日本語で理解」しようとしています。これも例外はありません。

前述の「英語の音」を正しく理解していることが前提にありますが、音のベースが整っていなければ英語の意味を理解することができないので、どうしても日本語のサポートが必要になるからです。

英語の音を聞いて、それを英語として理解しようとする時、脳内では「聴覚分野」と「理解分野」が繋がっていなければならないのですが、日本語で理解しようとしてしまうとこの脳内経路を阻害してしまうため、結果として、いつまで経っても「英語を英語で理解する」ことができなくなってしまいます。

「英語を英語で理解する」ためには、シャドーイングなどを通して「英語→日本語→英語」の日本語で理解するプロセスを排除し、「英語→英語」という「英語脳」に作り変える必要があるのです。

シャドーイングとは
英語音声の通りに英語を真似ていく英語勉強法のこと。

シャドーイングの勉強はすごくシンプルですが、そこから得られる学習効果は主に7つあります。

シャドーイング7つの学習効果

  1. リスニング力が圧倒的に伸びる
  2. スピーキング力が上達する
  3. リーディングスピードが飛躍する
  4. ライティング力が爆発的に伸びる
  5. 発音が綺麗になり、英語が伝わる
  6. イントネーションやアクセントが身につく
  7. 使える英語表現が爆増する

シャドーイングは英語を耳で聞いて実際に発音していく学習法なのでリスニングやスピーキングが伸びるのはもちろんのこと、リーディングやライティングも同時に伸ばす効果があります。

絶対に避けるべき英語勉強法④:見るだけ・聞くだけ

(出典:National Training Labaratory)

実践的な英語力を身につける上ではっきりと断言したいのは、英語を使えるようになるためには、実際に英語を使う必要がある、ということ。

近年、英語学習教材はたくさん世に出回りましたが「見るだけ」とか「聞き流すだけ」の英語教材で、実践的な英語力は身につかないのです。少しだけ以下の図を見てください。

この図は学習ピラミッドと呼ばれるもので、どんな学習をした時に実際に使えるようになったかという、知識定着の度合いを図にしたものです。面白いのは、点線で表している上と下の部分。上部の見たり、聞いたりするだけの受け身学習よりも、下部の積極的に使う学習法の方が、圧倒的に学習効率が高いことがわかります。

つまり、見るだけ・聞き流すだけのインプット学習法より、実際に使うアウトプット学習法の方が、実践的な英語力は身に付きやすいのです。

もちろん、アウトプットするためには、アウトプットするためのインプットが必要なのでどちらも大切なのですが、要はバランスです。インプットしたらすぐにアウトプットする!くらいの勢いで「1:1=インプット:アウトプット」を意識して、学習を進めるようにしてください!

絶対に避けるべき英語勉強法⑤:複数教材の使用

これは僕もやってしまっていたことですが、英語ができない人は決まって色んな英語教材に手を出してしまっています。特にリスニング教材などは同じ音声を聞いているとどうしても飽きてしまうんですよね。

ちーや
もうこの教材は完璧に聞き取れるようになったから、次に行こうかな・・・

と、新しい刺激を求めて浮気してしまうのです。

でも、英語力は同じ英文を聞き続けたり、シャドウイングし続ける方が脳科学的に伸びやすい、と言われています。「完璧に聞ける!」「もう暗唱できるくらいシャドウイングした!」という場合でも、継続して同じ英文を使用する方が、英語力は伸びていくのです。

ただし、僕はすごく怠惰な人間なので、どうしても英語学習のモチベが上がらないことがあるのですが、そういう時はすでにリスニングしまくって聞き取れない音は一切ない音声をずっと聞いたり、顎が外れるまでシャドウイングした英文を暗唱したりなど、気持ちが乗らない時にうまく利用しています。

取り組む時のハードルがかなり低いからです。

同じものを続けすぎることも英語学習のモチベを下げることになってしまうので、できる限り同じものを継続しつつ、少しずつ新しいものを取り入れるようにしていってください!

絶対に避けるべき英語勉強法⑥:日本語力を伸ばさない

脳科学的に、日本語で話し下手な人は、英語においても上手に話すことができない、と言われています。

難しい英単語をどれだけ暗記し、複雑な英文を使っていろんな表現を覚えたとしても、日本語で言えないことは英語でも話すことができません。これは、「考えること」自体が、脳内で日本語と英語で共通しているからです。

スピーキングを向上させるためには脳内の聴覚分野と伝達分野が神経で繋がっている必要があるのですが、脳科学ではこのことをフォノロジカルループと呼んでいます。英語を話す時も日本語で会話する時も、このフォノロジカルループの回路は同じものが使用されるため、日本語で論理的に話せない人は、英語でも同様に話せないのです。

絶対に避けるべき英語勉強法⑦:目的のない英語勉強

英語は終わりのない旅路だと言われています。どこまで突き進んでも良いし、いつ、どの場所で辞めたって良い。ただし、旅を辞めた場所に目的がなければ、結局は辞める意味もありません。

これまでいろんな人に出会いましたが、ゴールや目標なく英語を学ぶ人がすごく多い。「英語ができない」という危機感に近いコンプレックスと、その火に油を注いで炎上させるビジネス業界の影響によるものなのかなと思ったりします。

英語をできるようになりたいけど、やり方がわからない。簡単な方法はないものかと躍起になって探す。そこに「聞き流すだけ」という謳い文句で歩み寄る。「いずれグローバル化し、英語が必要になるから、英語力がないと生き抜けないよ」と。

でも、この時代の勢いに乗って旅に出たとして、その終着点はどこでしょうか?
また、どこかに辿り着いたとして、そこで何をするのでしょうか?

英語が超できるようになれ!とか、立派な夢を持て!とか、そんな説教を垂れるつもりはありません。

ただ、ほんの小さな、些細なことでも良いから、英語を使って、これまで自分が夢にも思わなかった、手の届かないと思っていたものを掴みに行くような、そんな意志が必要なんじゃないかな、と。

英語を使えるようになると可能性は大きく広がります。取れる選択肢も格段に多くなります。

  • 英語ができるようになったら、何がしたいですか?
  • 英語を使えるようになったら、どんな未来が待っていますか?
  • 今以上に笑って、誰かと喜びを共有して、人生をもっと楽しんでいますか?

英語学習=自分探しの旅」だと僕は思っていて、理想の自分に会いに行く旅でもあると思っています。なりたい自分を想像し、そこに英語がどんな役割を果たすのか、今一度考えてみてください!

絶対に避けるべき英語勉強法⑧:興味関心が伴わない勉強

何か自分の好きなことをする時、時間があっという間に過ぎていた、みたいな経験を誰しもしたことがあると思います。自分の興味関心あることであればいくらでも継続できるし、そうでない場合はいつまで経っても時間が進まない、終わらない、みたいな経験をしたこともきっとあると思います。

脳は自分の好きなことや、興味関心のあることに関しては積極的に吸収しようとする特性があります。「好きこそ物の上手なれ」とはよく言いますが、英語学習においても「好き」だったり「ワクワク」を取り入れることで、学習効率はすごく上がるのです。

(↑アルクさんとコラボした英語記事にも書きましたが…)

僕の場合、ビジネスの話はすごく大好きで、マーケティングやマネジメントテクニックなど、それがたとえ英語であったとしても全く苦ではありません。

「英語を学ぶ」のではなく、「英語で好きなことを学ぶ」感覚に切り替えると、英語力も同時並行で伸びていきます。

ちーや
英語学習を楽しみながら、英語力も一緒に伸ばしていってね!

英語力は、6ヶ月でも伸ばせる

僕は23歳から本格的に英語の勉強を始め、英語力ゼロの状態から留学しましたが、その半年後にオーストラリアのメルボルン大学に進学・卒業することができました。

6ヶ月でも英語力は伸びるし、海外大へ進学するレベルまで飛躍することも十分に可能です!

今回ご紹介した内容が全てだとは思わないし人それぞれにあった勉強法があると思いますが、少なくとも僕はこの方法で海外の大学を卒業できるくらいの英語力を身に付けることができました。紆余曲折あるだろうし、英語力が思ったように伸びなくて悩む時期もあると思いますが、英語力はやった分だけ返ってくるので、ぜひ実践してみてください!

※今回ご紹介した勉強法に関して質問があれば、インスタでコメントして頂ければ全力でお答えします!

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ちーや
僕の学習法を詰め込んだので、ぜひGetしてね!

1 個のコメント

  • 2年位英語意識して続けてきて、スラスラではなくフラフラな今、
    やっぱり普通に歯磨き 並みには話せないです
    おすすめ 勉強法はたくさん目にしますが 「やるな」的
    (強調)勉強法がとても興味深いです。

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