【文法編】ちーや式 英文法勉強法

https://youtu.be/IdoHCE6X0vY

 

今回は「英文法の勉強法」について詳しく解説していきます。

これまでの講座で「英語を話すこと全体」について深ぼって話をしてきましたが、今回はその前段の話、「英文法をどうやって勉強していけば良いのか」ということを僕の経験から深掘っていければと思ってます。

今回ご紹介する勉強法はこれまでの講座、特に「瞬間英作文」の内容に紐づいたものになるので、まだその講座を見ていない人は、まずそちらを見てからこちらの内容を進めるようにしてください。今回の内容も僕がやっていたことをベースにすごく深掘った内容になっているので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

 

まず初めに、「英文法が理解できる」とはどういった状態なのか、ということを明確にしておきたいと思います。

ここで言う「英文法が理解できる」とは、以下2つのことができるようになること、だと考えています。

「英文法が理解できる」とは?

①その文法の意味を人に言葉で説明できる
②その文法を使って英語を実際に使用(書く・話す)できる

これができるようになることを目指すという基準で、今回は解説していけたらと思っています。

<英文法の重要性>

まずはこの図を見てください。この図は、「どの英語の能力が、どの要素によって作られているのか」を表した図です。

英語は「単語」によって構成され、「文法」によって配列が決まっている言語なのですが、「単語」が分かっていたとしても、「英文法」が欠落していると英文の意味を正確に理解することも、自分の想いを伝えることもできません。例えば、この例文を見てください。

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  • 「Apple yesterday the me gave my that is friend this.」
  • 「りんご昨日私に私のくれた友達これが」
    [/gray_box]

全く意味が分かりませんよね。それぞれの単語は日本語なのに、全体としての文は最早日本語ではないですよね。では、こう変化するとどうでしょうか?

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  • 「This is the apple that my friend gave me yesterday」
  • (これが昨日私の友達がくれたりんごです)
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こちらはすんなり意味が入ってくると思います。これが、文法の力です。

要は、単語が分かっていても、フレーズを理解していても、「文法力」が欠落していると英語ではなくなってしまうわけです。また、「英文法」が欠落していると、当然ながら長文などが続くリスニングやスピーキング、そしてライティング能力も上達しなくなってしまいます。

 

英文法が分からない理由は、整理すると主に “4つ” あります。どれか1つでも当てはまっていると英語を理解することができなくなるので、まずは自分のどこに穴があるのかを確認してみてください。

理由①:ルール(配置)を理解していない

「瞬間英作文編」の講座を復習している人であればもうすでに頭に入ってると思いますが、英語は「配置にすごく厳しい言語」でしたよね?単語の置かれる場所によって、その「役割」が大きく変わってしまうからです。

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  • Blue is my favorite colour.
  • I like blue.
  • I want to get the blue shirt.
    [/gray_box]

「Blue」という単語はどの文でも使用されていますが、1番目は「主語」、2番目は「目的語」、3番目は「形容詞」という役割で使われています。使われている単語が同じでも「置かれる場所」によってその役割が異なるので、英語は “配置がとても重要な言語” と言われています。そして、英語の配置(ルール)を理解していないと、英文を理解することはできません。

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  • Apple yesterday the me gave my that is friend this.
    (りんご昨日私に私のくれた友達これが)
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先ほどのこの英文のように意味を成さない英文になってしまうからです。ここも復習ですが、英語の配置のルールになるのが「5文型」と呼ばれるものでしたね。

5文型

S + V
S + V + C
S + V + O
S + V + O + O
S + V + O + C

ここの根幹さえ理解していれば、英語能力は基本的に伸びていきやすいです。留学当初の僕みたいに「I cafe go」とか言ってる状態だと英語力が伸びることはないってことですね。

理由②:区切りが見えていない

英語の5文型が分かっていても英文を理解できない場合があります。その大きな原因の1つは「英文を文法的な理由を元に区切れないこと」。

文法的なルールを理解していても、「どの部分が、どのような役割を果たしているのか」を分かっていなければ英文を区切ることはできません。英文を区切ることができないということは、「英文の繋がりが見えていない」ということであって、結果として「英語がワカラナイ」になってしまいます。例えば、この英文、

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  • He studies at the library for an exam tomorrow and she swims in the afternoon.
    [/gray_box]

結構長い英文ですし、パッと見どこから理解して良いのか分かりづらいですよね。では、こんな感じで見てみるとどうでしょうか?

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  • He studies at the library for an exam tomorrow and she swims in the afternoon.
    (彼は明日のテストのために図書館で勉強し、彼女は午後に泳ぎます)
    [/gray_box]

「最も言いたいこと」が一発で明確に分かりますよね。この英文の中で最もコアになっている部分は「主語」と「動詞」の部分、つまり「He, Studies, She, swims」、この4つです。この区切りが見えるようになると英文の中身がパッと理解しやすくなります。

この区切りになるものが構文であり、SVOC、なわけですね。

ちなみに「英文法」と「構文」の違いについても触れておくと、英文法は「配置によって英語に意味付けをするもの」。そして構文は「英文の意味を理解する際の武器のようなもの」です。英文法それ単体では英文の意味を理解することはできないので、構文のスキルも同時にトレーニングする必要があります。構文というのは、これまで勉強してきた「変形パターン」と言い換えることもできます。要は、「 “変形パターン” を理解して入れ替える練習が必要になる」ということです。

理由③:単語の役割を理解していない

これは結構見落としがちな部分なのですが、単語の役割をある程度分かっていないと「英文法それ自体を理解することができない場合」が結構あります。

例えば、「that」という単語は基本的に「代名詞」として最初に登場するものですよね。「前の文を説明する英文を新しく作る」という役割を持っています。その他にも「Attractive」などの “ive” が付く単語は「形容詞」になる、と分かっていないと、配置のルールが分かっていてもその単語をそこへ持ってくることができなくなります。例えば、「Attractive」を英文の中で使うなら、

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  • He is attractive.
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といった感じで、be動詞の後ろの形容詞の位置に配置されるわけですが、その単語が形容詞という事をそもそも知らなければ、英文の中に置けないですよね。「I cafe go」が再来するわけです、、、。

単語を覚える際に、どういった使い方ができるのか等も一緒に覚えてなければいけない理由がここにあります。ただし、単語全ての使い方等を覚える必要はありません。一番オススメなのは、英語の「接頭辞」を覚えること。「接頭辞」というのは「Attractive」の “ive” といった単語の前や後ろに付くもののことを指すのですが、そこが分かっていれば、単語の意味を知らなくても配置を予測することができるようになります。単語を覚える時にもかなりの時短になるのですごくオススメです!

「接頭辞」については、僕が勉強する時にメモってたノートが残ってたのでそちらのPDFをこの動画の下に載せておきます。

接頭辞は60個ほどあるのですが、英単語2万語をゼロからやるよりも圧倒的に効率的なのでぜひ参考にしてみてください。

理由④:英文法の要点がわかっていない+繋がっていない

そもそも論になってしまうのですが、英文法の要点やポイントが頭の中で整理できていなければ、英文法を理解することは難しいです。

「学習することは、切ること」とよく言われますが、ポイントを1つ1つ整理できるかどうかがとても重要になります。英文法がわかっていない人の大きな特徴の1つは「英文法の要点が繋がっていないこと」です。例えば、この例文を見てください。

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問題:()に当てはまる適切な語句を選びなさい。

  • John is a ().

(A: attractive B: kindly C: running D: doctor)
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この問題を見た時に、英文法を理解している人であれば頭の中ではこのような思考の流れがパッと浮かびます。

<思考の流れ>

この文はS(主語) V(述語)が整っているから次に来るのはO(目的語)かC(補語)だな

Be動詞が来ているからC(補語)が必要なのかな

もしC(補語)が来るなら、名詞か形容詞しかこないね

()の前に前置詞aが来ている

なるほど、名詞しかこないからdoctorかな

「John = doctor」で主語の説明をしてるから、あってるね

ということで、答えは「D」という結論に辿り着きます。すごく綺麗な流れですよね。しかし、英文法が理解できない人は、この1つ1つのポイントや要点が繋がっていないわけです。例えば、

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Be動詞が来ているからC(補語)が必要なのかな

もしC(補語)が来るなら、名詞か形容詞しかこないね
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といった感じで、Be動詞の後ろにはC(補語)が来ることを理解していない場合は、「C(補語)に名詞か形容詞しかこない」という情報と結びつきません。つまり、「A→B」という情報に繋がりが見えていないので、論理的な解釈や考えができないのです。僕もロジックすごく苦手なのですごく分かります!

この時にオススメなのは、「ポイントを整理して箇条書きにし、その後ポイント同士を繋げてみること」です。繋がった流れを見てすんなりと理解できればOKですが、理解できていない場合は「なぜその繋がりが見えないのか?」ということを重点的に考えてみてください。英文法の学習を進める上で、多くの人が全てを1から学び直しがちですが、本来勉強は分からない部分だけを重点的に強化していくもののことを言います。シャドーイングする際に、苦手な音を把握してその部分だけを重点的に潰した方法と同じですね。英文法も同様に、分かる部分はそのままサラッと流して「ワカラナイ・理解できていないところ」を重点的に勉強していってください。

 

<英文法勉強法>

①英文の主要要素を理解する:名詞、動詞、副詞
②変形パターンを覚える
③変形パターンそれぞれの練習問題を解く
④苦手な文法を調べる
⑤英文法一人レクチャー
⑥録画する

英文法の具体的な勉強法は以上のように6ステップあるのですが、①〜③までは「瞬間英作文編」で行った内容と同じになっています。ここまではこれまでの内容で復習してもらえたらと思いますが、問題はその後になります。「練習問題を解いたけど、いまいち理解できてないな」という部分、やっていけば少なからずあると思います。その際は、その変形パターンに関係する文法項目の部分だけをググったり、Chat GPT等で確認していきます。繰り返すようですが、すでに分かっている部分は次に出会っても理解できる可能性が高いので、分からない部分だけを調べるようにしてください。

そして大事なのは、ステップ⑤の「一人レクチャー」です。自分が自分の先生となって、その文法について解説し、その文法を実際に用いた英文を作ってレクチャーする、というものです。「アウトプット編」のセクションで「人に教えることで一番学習効率が高くなる」ということをお伝えしたと思うのですが、そちらの応用になります。「1人レクチャー」を行うことで、英文法を覚える2つのポイントを簡単に満たすことができます。

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  • その文法の意味を言葉で説明する。
  • それに付随する例文を作成し、超具体的に解説する。
    [/gray_box]

この2つの流れでレクチャーを構成すると文法の理解がグッと進みます。勉強している文法のトピックをいきなり「覚える」って結構難しいんですよね、、、。だから僕みたいな挫折人間が量産されるわけなんですが、まずはその文法が意味するところを「理解する」ことに重点を置いてください。僕の場合は、その文法の要点を簡単に箇条書きでまとめて、そのポイントについて説明できるようにしていました。その後、箇条書きにしたポイント同士の繋がりを見つけてまとめていきました。例えば、SVCの構文についてまとめる時は、

<まとめ方の例>
例文1「You are Chiya.」
例文2「He is fantastic!」
・ポイント1: 補語(C)は主語(S)を説明するもの
→ChiyaはYouが誰なのかを説明、Fantasticは彼がどんな人物なのかを説明
・ポイント2: 補語(C)は「名詞」か「形容詞」しか取らない
→Chiya = 名詞、Fantastic = 形容詞
・ポイント3: 補語(C)は主語(S)と一致する
→You = Chiya, He = Fantastic

といった感じです。箇条書きにするポイントは、参考書を使っている場合は直接書き込んでも良いですし、ポストイットなどを使用して参考書やノートに貼り付けるのでもOKです。基本的に箇条書きにしたポイント同士は論理的な繋がりを持っているので、説明する時に言葉に詰まる際は「〇〇だから、△△」というような感じでポイント同士の論理的な繋がりを探してみてください。先ほどの例文であれば、

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  • 補語(C)は主語(S)を説明するものでないといけないので、主語(S)と一致しなければならない。
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といった感じですね。文法の意味が理解できたら、実際にその文法を使用した英文を作ってみます。例文を作る時のコツは、参考書に載っている英文を日常生活で使えそうな表現に変換することです。現実味があるので頭の中に残りやすくなりますし、実際に使える表現として自分の英語力そのものになります。また、その日に覚えた単語をできる限り使用するようにすると、単語力と文法力同時に伸ばすことができるのですごくオススメです!

「1人レクチャー」での英作の例としては、

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  • She is the one that I told you before.
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という例文があったとしたら、

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  • 〈 This is the café 〉 that I told you before.
    [/gray_box]

このような感じで入れ込んでいくイメージです。変形パターンのところで英文を入れ替えた練習がありましたが、まさにそれですよね。こういったものを、色んな例を使って繰り返し入れ込む練習を行ってみてください。

最後に、できた英文法まとめを使って一人レクチャーしている様子を動画で撮影していきます。「実際に人に教えること」を想定して動画を撮影していきます。これはアウトプットの比重を多くするためです。しっかりと言葉で説明できる、人に教えられる、ということは頭の中でしっかりと整理ができている、理解できている、ということなので、学習効率を極限まで上げるために行います。最初はうまく話せなかったり、支離滅裂で「何言ってんだろう自分」と笑けてくると思いますが、繰り返していくと説明がどんどん上手になっていきますし、話が上手になるにつれて理解度も比例して上がってくるので、ぜひやってみてください。

 

僕、文法が本当に苦手だったのですが、この6ステップを繰り返したおかげで「実践で使える文法力」というものがかなり飛躍したので、ぜひぜひ参考にしてみてください。「こんな感じで撮影しました!」的なものがあれば、ぜひ共有もらえると、すごく嬉しいです!

それでは今回の講座、「英文法勉強編」の内容は以上となります。お疲れ様でした。

 


⬇️接頭辞60まとめは下記からダウンロード可能です!⬇️