3分スピーチの作成ステップについて

3分スピーチ作成ステップ
  1. トピックを選ぶ
  2. 日本語で言いたいことを箇条書きにする
  3. 構成フォーマットに、2で箇条書きにしたい内容を当てはめる
  4. 各ポイントを英文に変換していく

※1英文を作成する際、講座で練習している英語表現を極力使うようにすると定着がグッと早くなります
※2最初は自分の力で捻り出せるだけの英文を作成し、その後Chat GPT等で文法や表現を確認する(最初からAIを使わない)

下記でより具体的に解説していきます!

3分スピーチ作成ステップ①:トピックを選ぶ

前提:興味×英語で語りやすい×聞き手に役立つ —— この 3 つがそろうと話しやすいです。

もしトピックが思い付かない場合は、下記の中から選んでいただいてOKです!

  • 好きなカフェとその理由
  • 最近ハマっている映画やドラマについて
  • 近い将来にやりたいこと
  • お気に入りのレストランとその料理
  • 週末の過ごし方
  • ペットについて(飼いたい、飼いたくない等)
  • 読書の習慣や好きな本 好きな音楽
  • 子供の頃の思い出
  • 最近の趣味や新しく挑戦したいこと
  • 家族や友人について
  • 通勤・通学の方法(会社への行き方、何をして過ごしているか等)
  • 健康や運動に関すること
  • 最近の買ったものや欲しいもの
  • 語学学習の経験や方法
  • 自分の生まれた街や住んでいる場所について
  • 得意な料理について
  • 幼い頃の夢と現在の夢
  • 幸せを感じる瞬間や小さな楽しみ
  • 自分の性格や人との関わり方
  • SNSの使い方や影響(好きなインフルエンサー等)
  • 昨日の一日について
  • 旅行したい場所
  • 学生時代の思い出
  • 最近学んだ新しいことやスキル
  • 最近出会った人について
  • 英語を勉強する目的や理由
  • これまでの自分について
  • 最近の気になるニュースや出来事
  • 将来のキャリアプランや目標

3分スピーチ作成ステップ②:日本語で言いたいことを箇条書きにする

例)「毎朝の勉強ルーティンについて」

  • 夜の学習は残業や誘惑で崩壊するし、朝起きるきっかけになる
  • 朝勉強することで1つ小さな勝利(成功体験)になり幸福度が上がる
  • 朝勉強すると記憶に定着しやすい

3分スピーチ作成ステップ③:構成フォーマットに②で箇条書きした内容を当てはめる

  1. イントロ:スピーチタイトルとメインで話したいこと
     I would like to share 〜
  2. 背景:なぜこの話をしたいのか
     When I first tried to…
  3. ポイント①:言いたいことの補強①
     The first thing I found was〜
  4. ポイント②:言いたいことの補強②
     Another thing that struck me is…
  5. ポイント③:言いたいことの補強③
     Finally,〜
  6. 要約・結論
     So if I am struggling with… just remember…

3分スピーチ作成ステップ③:各ポイントを英文に変換していく

イントロ
Studying in the morning has its advantages.

背景
Studying after work is easy to collapse before it even starts.

ポイント①
Evening study sessions often collapse under overtime and late-night temptations, but scheduling them for dawn gives me a clear reason to get out of bed.

ポイント②
Finishing even a short lesson before breakfast counts as a small victory and boosts my happiness for the rest of the day.

ポイント③
What I study in the early hours settles into long-term memory more easily.

結論
Studying in the morning before breakfast boosts my happiness.

<3分スピーチの例>

Studying in the morning has its advantages. But most of us still squeeze our English practice into exhausted evenings—or skip it altogether. Let me show you why flipping the schedule changed everything for me.

Back when I tried to study after work, the plan collapsed before it even started. Overtime e-mails piled up, Netflix kept whispering my name, and by midnight my textbook was still untouched. I realized the problem wasn’t motivation; it was timing.

The first thing I found was that evening study often fails because overtime and late-night distractions get in the way. When I move the session to early morning, nothing competes for my time, so I actually focus on sitting down and studying.

Another thing that makes me study in the morning is that finishing even a short lesson before breakfast feels like a small win and boosts my mood for the whole day. Psychologists call this a success spiral—one early victory sparks healthier, more productive choices everywhere else.

Finally, what I study in the early hours settles into long-term memory more easily. A University of Sussex study found that it is consolidated up to 25% faster during the next sleep cycle, so morning study lets tonight’s sleep keep teaching you.

If studying late at night just frustrates me, I will switch to morning practice acts like an alarm clock, lifts my mood, and helps the lessons stick better.

 


(日本語訳)
朝学習には大きなメリットがあります。ところが多くの場合、疲れ切った夜に無理やり英語を詰め込み、結局やらずに終わってしまいがちです。私が学習時間を朝に“ひっくり返した”ことで、すべてが変わった理由をお伝えします。

かつて仕事終わりに勉強しようとした頃は、計画が始まる前に崩壊していました。残業メールが次々と届き、Netflixが誘惑し、気づけば夜中になってもテキストは開かれないまま。問題はやる気ではなく「時間帯」でした。

まず分かったのは、夜の勉強が失敗しやすいのは、残業や深夜の誘惑が邪魔をするからだということ。勉強を朝に変更すると、他の予定とバッティングせず、机に向かうことだけに集中できます。

さらに、朝食前にたとえ短い勉強でも終えると“小さな成功”となり、その日一日の気分がグッと上がります。心理学ではこれを「サクセス・スパイラル」と呼び、早い段階の成功が健康的で生産的な選択を連鎖的に引き起こすとされています。

最後に、早朝に学んだ内容は長期記憶に定着しやすいこと。サセックス大学の研究によれば、起床後2時間以内に復習した情報は、その夜の睡眠中に最大25%速く記憶固定されるそうです。つまり、朝の勉強は“今夜の睡眠中”の勉強になるわけです。

深夜の詰め込みで挫折する際は、学習時間を朝に切り替えるようにします。目覚まし代わりになり、気分を高め、学習内容もしっかり頭に残ります。