英語全くできない人がやるべき勉強法と5つのステップ

ここでは英語が全くできない人がやるべき5つのステップについて、具体的に解説していきます!

英語全くできない人がやるべき勉強法1:自分の得意分野を英語で勉強する
少しだけ学校で英語を勉強した時のことを思い出してみてください。何のために勉強しているのかよくわからず、どこか違う世界のことを学んでいるような感覚になったことってありませんか?
僕の場合、すごく遠い世界のことを勉強している感覚が強かったので、全く興味が湧かなかったんですよね。だから、モチベーションも上がらず、勉強が続かなかった。

でも自分の好きなことであればストレスなく勉強できるんですよね。
例えば、僕の場合、ビジネスや経済学のことはすごく好きでSNSでこれ関連の記事が流れてくるとついつい見てしまいます(書店に行ってもそっち系の本ばかりに目がいきます…)。
同様に、興味関心のあることを「英語で」勉強すると、好きなことなのでストレスに感じづらくなります。なので、勉強を勉強だと思わなくなる。
英語の勉強を始める前に、まずは自分がどんなことに興味があるのかを今一度確認して見ることを強くオススメします!

英語全くできない人がやるべき勉強法2:英語勉強する目的を決める
「〜英語の勉強で設定すべき3つの目標〜」でも詳しくお話ししていますが、英語力の伸びは目標を設定するのとそうでない場合とでは大きく異なると言われています。
アメリカの整形学者マルツ博士によると
人間の脳には志向性があり、ある明確な目標を設定すると、無意識のうちに目標達成に向かうようになる。
という性質を人間誰しも持っているそうです。
目標等決めず「英語をがむしゃらに勉強していればいつかそのうち伸びる!」と頑張る人は多いのですが、脳の意識が目的に向くかどうかで学習の成果は大きく変わってくるので、勉強し始める前に、必ず目標設定するようにしてください!

英語全くできない人がやるべき勉強法3:できるだけ短期間で基礎を固める
そして英語が全くできない人に多いのは、基礎が圧倒的に欠落していること。
どんなに長い英文でも単語によって構成され、英文法というルールに基づいて並んでいます。この2つが欠落すると「英語」として成立しなくなってしまいます。
例えば、以下の日本語を見てください。
「昨日がですくれたりんご友達これ」
全て日本語ですが、文法がめちゃめちゃなので日本語として成立していませんよね。単語・文法の基礎が欠落すると、「英語」ではなくなってしまうのです。

オススメなのは、中学レベルの基礎を短期間で固めてしまうこと。
「時間をかけてゆっくり」というやり方もありますが、僕の経験上、時間がかかればかかるほど挫折しやすいように思います。基礎はすごく大切ですがかなり地味なのでそこに時間を多くかけてしまうと英語の楽しみや面白さを実感できなくなってしまいます。
できる限り短期間で基礎を固め、英語を「楽しんで」勉強できる環境を作りましょう!

単語と文法を合わせて勉強する方法に関しては下の記事にまとめてあるから、ぜひ参考にしてみてね!
英語全くできない人がやるべき勉強法4:自分の口癖を英語に変換する
言語習得において「日本語で話せないことは、英語でも話せない」と言われていますが、裏を返せば、日本語で話せることは、英語でも説明できる、ということでもあります。
自分の好きなことは日本語でもドンドン話せるように、英語でも説明できる可能性がすごく高いし、実際の場面でも同じトピックで話すことが多いのです。

僕はカフェやコーヒーがすごく好きで日本人の友達と一旦話し始めると止まらないのですが、オーストラリア(特にメルボルン)はコーヒーがすごく美味しいので、オージーの友達ともカフェの話はすごく盛り上がります。
日本語での自分の口癖や話すトピックは留学先でも多いに使う可能性が高いので、予め英語変換して準備しておくとサッと言葉にできるのですごく便利です!
英語全くできない人がやるべき勉強法5:英語を実際に使う練習をメインに
そして最も大切なのは、「英語を使う」こと。英語は触れる頻度と使う回数なので、英語を話せるようになるためには圧倒的に使う必要があります。
英語のアウトプット学習としてすごくオススメなのは、シャドーイング法。
英語音声の通りに発声し、話者の英語をひたすら真似する学習法。
シャドーイングを行うと以下7つの学習効果があります。
- リスニング力が圧倒的に伸びる
- スピーキング力が飛躍する
- リーディングスピードが飛躍する
- 発音が綺麗になり英語が伝わるようになる
- 英語の自然なリズムが身に着く
- 使える英単語や表現の幅が広がる
- ライティング力が爆発的に伸びる
シャドーイングを行うと英語の4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)全てを伸ばすことができると同時に、発音や英語のリズム等も同時に身に付けることができるので、英語が苦手な人が「徹底的に」シャドーイングを行うと英語が得意になります。

シャドーイングの具体的なやり方と注意点に関しては下の記事に詳しくまとめてあるから、合わせて参考にしてみてね!
英語が全くできない人にオススメの参考書

ここでは僕が実際に使っていた英語が苦手な人にオススメの参考書を分野別にご紹介します!

英語が全くできない人にオススメの参考書【単語編】:「中学英単語をひとつひとつわかりやすく」
中学校レベルの単語がイラスト付きで超丁寧に深掘りされた本です。すんごい基礎単語なので基本的にはサクサク進めることができますが、たまに「こんな使い方あったんだ」とか「あかん、完全に忘れてた…」となることも多々合って、僕にとっては勉強のモチベを上げるきっかけになりました。
「とりあえず英語話せるようになりたい!」という人にオススメの参考書です!

英語が全くできない人にオススメの参考書【文法編】:「99パターンでわかる中学英語文型の総整理」
中学校で習う英文法を一気にサクッと復習できる参考書です。パターン別にトピックが分けられて例文が整理されているので、英語の勉強をゼロからやり直したい人にはすごくオススメの本。
1つのトピックで使われている例文が4-5文なので、瞬間英作文をする時にも超便利な1冊です!

英語が全くできない人にオススメの参考書【発音編】:「英語の発音が正しくなる本」
発音は口の形や舌を置く場所、そして口の中の空気量が大きく影響していますが、そういった発音のコツがまとめられているのがこの参考書です。

また、僕が発音を独学で矯正した方法については下の記事にまとめてあるから合わせて参考にしてみてね!
英語が全くできない人にオススメの参考書【勉強法編】:脳科学的に正しい英語学習法
脳科学の観点から効率的に英語を学ぶ方法が余すところなく書いてある本です。自分の興味関心、または「好き」に沿って勉強した方が良い理由もかなり噛み砕いて解説してあるので、「なぜ」の部分がわかるようになります。

英語ができない人も好きになる!
僕は元々英語が得意な方ではなかったしどちらかと言うと苦手で、当初は英語が全くできなくて本当に悩みましたが、動画をご覧頂ければわかる通り、上記5つのステップを通して過ごしずつワカル・話せる英語が増えていきました。
英語は積み重ねなので「ある日突然伸びる」みたいなことは起きませんが、積み重ねは必ずどこかで結果として現れるんじゃないかな、と思います。
諦めることなく、ぜひ頑張ってくださいね!
